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シンビジュームの根腐れについて

はじめまして。 シンビジュームについて質問させてください。 洋ランはまるで知識がなく、放置しっぱなしの状態でした。 今春植え替えを行ったところ、根腐れを起こしており ダメになった根を落とすと、1~2cmしか残らなくなってしまいました。 洋ラン用の土に植えなおしてみたものの、軽石の上に乗せただけ という感じです。 気休めにメネデールを撒いてみましたが、どうにか救済できないかと思って 質問させていただきました。 カリを多めに与えるとか、発根剤を塗ってみるとかした方が良いでしょうか? アドバイスありましたらよろしくお願いします。

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noname#115647
noname#115647
回答No.1

そういう場合は、軽石に植え込むよりも湿った水ゴケで根をくるんで、素焼き鉢あたりに植え込んだ方が良いでしょう。(鉢底石は不要。底付近は少しばかり空洞状にする。) 水ゴケは使う前に水に浸しておき、十分水を含ませ、軽く絞ってから使います。 十分に根をくるみ、鉢に設置し、更に湿った水ゴケを追加しつつ、指や割り箸などで軽く突つきながら、少し固めになるようにして植えつけます。(要は水ゴケを詰め込む。) 今はあまり水を吸えない状態ですから、日光に当てるのは避けて少し明るめの日陰で管理しましょう。(屋外です。) 水遣りは普通にやってかまわないです。今頃でしたら毎日、初夏から秋の彼岸までは朝夕2回です。また葉の表裏、鉢周辺にも水をかけて潤いと空中湿度を高め、また夜温を下げます。(液肥が葉にかかってもかまいません。) 鉢内の通気性が保たれていれば、シンビジュームは水を遣り過ぎても根腐れすることはありません。根腐れは本来、根の呼吸障害(酸素不足)に基づくものです。シンビジュームは元々は水の好きな植物です。 水ゴケはカラカラに乾くと水をはじく性質があります。そういう場合は水を張ったバケツなどに、5分~10分ぐらい鉢ごと浸けます。水ゴケが十分湿ったのを確認して引き上げれば良いでしょう。 過湿になり過ぎず、鉢内の通気を良くして、発根及び根の成長を促します。 人為的な処置は控え、しばらくは自然の成り行きにまかせるようにします。メネデールも絶対的な効果のあるものではありません。補助的なものとしてとらえましょう。 肥料もまず3週間ぐらいは控えます。最初に与える肥料は緩効性の肥料(発酵済み油粕主体の玉肥などを推奨。)を1~2個の置き肥か、極薄の液肥(濃縮液肥ならば2000倍希釈。ストレート液肥ならば2倍に希釈。)を週1回与えます。(カリの多い「微粉ハイポネックス」の1000倍希釈の液肥もお勧めです。) 6月、7月は一番成長いちじるしい時期ですから、併用してみましょう。梅雨が明ければ元に戻します。 秋の気配を感じるようになれば、水ゴケが湿った状態で、根の発育を確認してみましょう。 根の本数が増えて、長さが10~15cmぐらいは伸びていれば、本植えできます。シンビジュームの土で正式に植え込みましょう。(元肥としてマグァンプKの大粒を大匙2杯ぐらい用土に混入することをお勧めします。) いずれにせよ、来年の花はあきらめねばなりません。再来年の花(春先~春)に期待しましょう。再来年の春(花後、あるいは花の途中)にまた植え替えてやりましょう。

参考URL:
http://www.hyponex.co.jp/catalog/index.html
neko2ya
質問者

お礼

Hoojanoさま とても詳しく解りやすくお教えいただき、感謝しています。 なるほど、水ゴケを使うのですね。早速購入してきて、植え直そうと思います。既に与えてしまったシンビ用の肥料は取り除き、来月落ち着いた頃置肥しよう思います。 水が好きなシンビなのに、窒息するまで水浸しにしていたとは反省しきりです。 いろんなサイトを訪問して調べましたが、健康な株の管理法は載っているものの、トラブルの対応に関してはあまり情報がなく悩むばかりでした。 大変ためになるお話をありがとうございました。

neko2ya
質問者

補足

6~7年放置してしまい鉢からはみ出る程茂っています。 根が90%ほどなくなり、新芽が見受けられません。 大ピンチな状況だと素人目にも解りますが、幸い葉が青々と瑞々しく 株元はしっかりと締まってバルブもいっぱいあります。 出来るだけの事をして、この株の生命力に期待しようと思います。 ありがとうございました。

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