私には兄がいます。
生まれたときから常に兄がいたため、自分の思い通りになることはまずなく、いやな思いとか我慢をして育ちました。
経験的に「こういうことをされると、人はいやな気持ちになる」ということを小さいうちから「頭で」ではなく「からだで」覚えてきた気がします。
これを元に考えると、多少は、いやな経験をしていることで他人には優しくできる、ということで、「気配り」は「経験」の割合が非常に高いと思います。「反面教師」などという言葉もありますね。
小さいときから、しかられることもなく何でも自分の思い通りにわがままし放題に育った人は「気配り」できる可能性は低いと思います。
但し、これは長男・長女・一人っ子は気配りができない、と言っているわけではありません。本人の自覚で気配りができる人もたくさんいます。
「視野が広い」「新発想」「想像力」は
「遺伝」というよりは、もって生まれた個性、
「経験」によって積み重ねたものを「地頭」で膨らませたもの、
とでも言ったらよいでしょうか。
言い換えれば、「知識」をどうやって「知恵」にかえていくか、ということですよね。
親などがあまりにも偏った考えを小さい頃から押しつけると、本来伸びるはずだったものが伸びなくなってしまう、という弊害があると思いますので、育った環境も非常に重要でしょう。
お礼
どう行動するか、また、体験するか、でも、ありますね。