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床材に無垢(桧)を使用した場合のリスクについて
床材に無垢の桧を使用したいと考えております。 床鳴りについて調べておりますと無垢材を使用した場合、通常の既製品よりも床鳴り(実鳴り)が多いとお聞きしております。 そこで3点ご相談とご質問をさせて頂きます。 1)床材に無垢の桧を使用した場合、床鳴り(実鳴り)はそれなりの覚悟が必要でしょうか。また冬季から春季の低湿度時期、床鳴りはかなり気になるでしょうか。 2)床鳴りのしない無垢材はあるのでしょうか。 3)施工レベルで床鳴り(実鳴り)は回避できるのでしょうか。 以上、宜しくお願い申し上げます。
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- lovesaeka
- ベストアンサー率57% (8/14)
建材メーカーのものです。 当社では桧の無垢材は扱っていませんので確信は持てませんが、あくまで床に関する私の認識をご参考までに述べさせていただきます。 まずどうして床鳴りはするのでしょうか? 色々な要因がありますが、 1.雄実と雌実の間に隙間がある実形状の場合、上からの荷重によって床材がたわみ、実同士が擦れて床鳴りがする。 2.フロアのジョイント部分がきつすぎて、実の所を踏んだ際にフロア同士が擦れて床鳴りがする。 3.床用の釘を使わず、ピンタッカーなどを使用した際や、釘の打ち方が不十分であった場合に、フロアがたわむと釘のところで擦れて床鳴りがする。(施工の際に床材の下にゴミなどが挟まっていたりして隙間が出来ていると特になりやすくなると思います) 4.接着剤の選択が間違っている。(木工用白ボンドを使用するなど) そのため、床材が接着されずに固まってしまい、それを上から踏むと接着剤が割れる音がする。 などなど。 これらを解決するためには、 1の場合は床材の構造に問題あり。論外です。(めったにありませんが) 2の場合は、隙間を空けて施工をする。(数ミリの隙間を空ける) 3の場合は、フロアネイルなど床用の釘を使用する。 4の場合は、床用の1液性ウレタン系接着剤を使用する。 です。 根本的に、無垢材は大概の樹種では湿気を含むと伸びますし、乾燥させると縮みますし、たわみが発生します。(樹種によっては水に強いものもありますが。(例)アイアンウッドなど) そのため、 a.なるべくたわまないように、フロア下に捨て張り合板(出来る限り厚い方がよい)を敷くか、根太のピッチを狭くする。出来れば捨て張り合板を貼るときはビス止めでされたほうが良いです。 b.捨て張り合板の下に防湿紙などを敷いて、防湿をする。また使用するときに出来る限り水をこぼさない。 c.ウレタン系接着剤と床用釘を併用し、出来る限り無垢材の動き(伸縮)を止める などを考えられるとよいかと思います。 なお無垢材自体の表面の仕上げはお好きなものを選択されるのは良いですが、裏面に塗装をしてあるものを選択されると良いです。(防湿効果が少しは期待できます) また、施工前に出来る限り梱包からばらして環境になじませておくことは大事です。但しこの場合は、必ず寝かせておいてください。立てかけると反ります。また日に当てないようにすることも大切です。また出来れば乾燥時期に施工をしたほうが良いと思います。 と言うことを施工者と相談されると良いと思います。 床鳴りは大半が施工起因です。無垢の扱いをよくご存知な施工者を選択されるとそれほど神経質にならずにすむかと思います。 拙い文章で申し訳ございません。
- kuku82
- ベストアンサー率25% (367/1464)
はじめまして 床なりですが、施工技術の問題と思います。 その業者さんで築3年以上の実際に住んでおられるお家を紹介してもらうのが良いかと思います。 拙宅は、1階はアッシュ、2階にヒノキ(節あり)を張っています。 床よりも柱とかの割れる音のほうが激しいですw 無垢を張るというのは、それ以外の楽しみもありますから 天秤にかけられるといいかと思います。 他に注意するなら、すいて溝にゴミがたまるとか、変色とかもありますし、 何よりメンテナンスでしょうか。
お礼
有り難うございます。 歪みと安定性の比較であれば、私は安定性が適しているようです。 無垢材を使用するには施工技術で左右する事がわかりました。集成材を使用して施工技術の優れた大工さんに依頼するのが最も歪みの少ない住宅ができるようですね。
- vivi1947
- ベストアンサー率31% (142/451)
一昨年の秋にセカンドハウスであった12畳のリビングの床を15mmの檜の無垢材で張り替えました。 以前は絨毯張りであったところですが、絨毯、合板、根太をすべてはがし、一部大引も交換し、新しい根太を一尺ピッチでひき、床用の断熱材をはめ込み、本ザネ加工の構造用合板を張り、無垢の本ザネ加工の檜材を素人仕事で張り替えました。 私も当初は床鳴りを心配したのですが、根太ボンドを使用したためか、3シーズン目に入りますが、今のところどこからも床鳴りは発生していません。 檜の無垢材を張った時は、本ザネの凸部分に40mm程度の床張り用の釘とビスを併用しました。 根太および構造用合板の止めは、釘は使わず全て木工ビスを使用しました。 床鳴りはありませんが、薪ストーブを使用しているためか、施工時と比べると、叩き込んでぴったり張った床板の隙間は出てきて、埃などがたまりやすくはなっています。 無垢板は素足で歩いてもとても気持ちが良いと感じています。 また、檜の無垢材は節があるものを選択したのですが、とても美しく仕上がっています。 参考になりましたでしょうか
お礼
有り難うございます。 参考になりました。 やはり施工レベルが大きく作用するようですね。ご自身で施工できるのはうらやましいです。きっと満足できるレベルで仕上がっているのですね。
- nonbay39
- ベストアンサー率20% (759/3623)
1.2.3.ともども鳴るときは鳴るでしょう。 それよりもにおいは大丈夫でしょうか。ヒノキのにおいが嫌いな人もいますけど。
お礼
現在住んでおります家は総桧建築なのでヒノキのにおいは全く問題ありません。 無垢材は反り易いため、神経質になる場合は歪みの少ない集成材がベストのようですね。
- musekininn
- ベストアンサー率46% (143/306)
こんにちは。 <床材に無垢(桧)を使用した場合のリスクについて> (1)必ずではありませんが、その様なリスクはあります。 <冬季から春季の低湿度時期、床鳴りはかなり気になるでしょうか> まず、「無垢(桧)材」(縁甲板でしょうか?)を施工する時期を「施主」と「施工者」が知っている、という前提がこの(質問の)場合ないために出てくる疑問です。 檜の縁甲板は施工できる時期がほぼ決まっていて、2月に施工します。1ヶ月あれば床の施工作業は終わると思います。2月に施工するためには、予め1月の頃から梱包を解いて家の中に立てかけておきます。 この時期以外に施工した場合、御質問者さんのご心配の様な事が発生する場合があります。 この時期を外して施工した場合「踏み鳴り」が出なくとも、板と板が(必ず)隙ます。 (2)上記どおり、施工の時期と施工者の技術レベルに拠って左右されるので、同じ物を使っても、御宅に拠って違いが出てきます。 (3)上記(1)、(2)の通りです(施工者にかなりの技術レベルを要求します)。 縁甲板の場合、捨て張りは基本的に行いません。一箇所(根太)につき、フロアー釘は2本留めます。その様な前提で、下記のURLを参照してください。 http://okwave.jp/qa4593815.html http://okwave.jp/qa4614958.html(接着剤の有無) http://okwave.jp/qa4600249.html http://okwave.jp/qa4664757.html 分からない部分があればご質問下さい。 ご検討を祈ります。
お礼
有り難うございます。 施工技術で左右されることが分かりました。 既製品が無難ですね。
お礼
分かりやすく丁寧なご回答有り難うございます。 参考にさせて頂きます。