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マクベス
シェークスピアのマクベスについて質問があります。 マクベスと似たような話の有名な小説、もしくは歴史的出来事をさがしているのですが、知っている方はいらっしゃいませんか? 王を殺し、自分が王になる話です。最後は家臣によってマクベスは殺されましたが、探しているものは別に最後に殺されなくても、末永く良い王になってもいいです。(必ずしも相手が王でなくてもいいです) 私が知りたいのは、自分の欲のために王などを殺し、その地位に就いた人間がその後どのようになるのかということです。 わかりずらい文ですみませんが、よろしくお願いします。
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「王殺し」のテーマですね。 神話学や文化人類学・民俗学などで取り上げられるテーマ(フレーザーの『金枝篇』が有名)。 神話でなくても、日本の戦国の世には、王(領主)を殺して自分が権力を握った人はいましたよねぇ。中国にも数多くありそうです。 シェークスピアの「ハムレット」でも王が殺されてます(幽霊の姿でハムレットの前に表れる場面がありますね)。あれは「欲」といえるかも。 ギリシャ古典の「オイディプス王」は余りにも有名ですが、これは「欲」とはいえるかどうか・・・ 中国の西太后なんかはどうでしょう? 実質的な権力を握ったひとだから、「王」といえなくもない。「欲」というのかどうか、ちょっと疑問もありますけど、史実としてその後の彼女が分る例ですね。 聖徳太子も一種の「王」とみなせば、これも殺された(直接には自害したわけだが)といえるかもしれない。安徳天皇も殺された(具体的には入水だけれども)。殺した側(源氏)は権力の中枢に。 仲哀天皇の突然の死は、妻の神功皇后とその愛人による殺害ではないかと見る人もいたりする。 幕末の孝明天皇の死に疑問のあることはご存知かもしれません。毒殺説がある。その地位を継いだのが明治天皇。これは加害者側が邪魔な人物を排除した、と見ることができるので、「欲」という表現では当てはまらないかな。
お礼
有益な情報どうもありがとうございます。大変役に立ちました。