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コロイダルシリカについて
教えて下さい。 化学的な知識はほとんど無いんですが、コロイダルシリカの水溶液を取り扱った容器(sus304)の洗浄で困ってます。 ゲル状もしくは結晶化してしまい、水洗いでは話になりません。 なにか溶解出来る様な品物、または洗浄方法は無いでしょうか?
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私のハンドルネームで判ると思いますが、ゾルーゲル法の研究してます。 完全なシリカになると固結して解けにくいけど、私が使うガラス器具は、すべてこの処方のベースバスに漬け込みます。 Si-Hの結合が残っていれば、急激に泡が出ます。 KOH:水:IPA 1:1:9で作ってみてください。 ガラスも溶けるけど、中の樹脂分も1晩で溶けます。 目はゴーグル 手袋は厚いゴム手袋+薄いビニル手袋で完全武装。 SUSは溶けないので、お試しください。 私は苛性ソーダより、仮性カリ使用を薦めます。 原料は何を使ってますか? 化学の知識無いのに コロイダルシリカは 何で使うのでしょう? 使い捨て容器使うのも手ですけど? 私は、コロイダルシリカは、本職じゃないから取り扱わないけど? もっと危険なシランは使います。
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- ichiro-hot
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● 忠告のために!! お恥ずかしい話ですが、フッ化水素酸で『化学やけど』をしたことが有ります。 フッ化水素酸は確かに有効かもしれませんが、皮膚に触れると皮膚が穏やかに壊死していきます。 毛細血管も神経も壊死してしまうため出欠も痛みも有りませんが、そのフッ化水素酸の浸潤した部分の皮膚を剥離しないと、内部へ永遠に浸潤して皮膚を壊死させていき、壊死の進行は骨に達するまで止まらないとのことです。自分でそのことに気づき、救急車で病院に行き、皮膚をメスで剥離してようやく壊死が止まったというお粗末でした。十分な準備や設備の無いところでは安易に使用してはならない薬品だと思います。 ● シロキサンゾルの白濁状態であればpH12ぐらいで溶けた記憶が有ります。(ゲル化してしまった場合は体験が有りません。) #2さんの提案している水酸化ナトリウムの濃厚溶液(できれば温水溶液)で試してみる価値は有るかもしれません。しかし、これも、うかつに使うと2週間ぐらいして、垢が出る感じで皮膚が1枚程度はがれてしまうと思ったほうが良いかもしれません。(不思議とその後皮膚が強くなるのですが。)苛性ソーダといわれたりするくらいですから・・・手をぬらさない工夫を十分にして、素手での取り扱いとかは絶対やめるべきです。 (コロイダルシリカではほかに塗料と同じような成分が加えてあることが有るようです。その場合には意外と『塗料の剥離剤』も可能性が有るかもしれませんがどうなのでしょう。)
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。 苛性ソーダは扱った事がありますので一度そちらで検討してみます。 大変参考になりました。
- c80s3xxx
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水酸化ナトリウムの濃厚溶液ではどうですかね. しかし,正解はコロイダルシリカのメーカーに聞くことではないでしょうかね.
お礼
ありがとうございます。 水酸化ナトリウム、及びメーカー確認両面で検討してみます。
フッ化水素酸で落ちますが、容器も溶けます。 フッ化水素酸は非常に「毒性」が高いので「最高度」の「除害装置」が付いたドラフト以外では扱えません。 多分フッ化物塩で代わりに使えるものが売られているはずですが、それもあまり「安全」とは言い難いと思います。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございます。
お礼
大変参考になりました。 実は地盤改良剤の輸送に関わっておりまして、その製品にシリカが使われております。 容器を他でも使用しないといけないもんで困っております。 いろいろ良いご意見を頂いたのでとりあえずこちらで出来るレベルの 事から試してみます。 ありがとうございました。