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鉄筋コンクリート造について(RC造)
鉄筋コンクリート造でなぜ鉄筋とコンクリートを一緒に使うか教えてください。 鉄筋の比重は2.1×10^5、コンクリートの比重は2.1×10^4と鉄筋のほうが大きい。 ヒントは、コンクリートがアルカリ性、鉄筋がさびるということなんですが・・・。
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基本的には、コンクリートは引張力に弱く、それを鉄筋で補うということで 鉄筋コンクリートは使用されています。 コンクリートだけですと、圧縮力にはとても強いのですが、 引張力には大変弱いのです。 鉄筋は引張力に対して強いので、この二つを合わせ、引張力・圧縮力どちらにも 強い構造体とすることができます。 しかも、コンクリートと鉄の熱膨張係数はほぼ同じで、温度変化による変形量が ほぼ同じなので、一体的に挙動すると考えられます。 その他、cinさんの書いておられる通り、コンクリートはアルカリ性で 鉄筋をサビから守る性質もあります。 しかし、RC造を使用する上でこの性質は付随的なものだと思うのですが。
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- norioP
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回答No.2
大気中のCO2とH2が原因で鉄は酸性環境にあって さびるのですから, 「アルカリ性のコンクリートが鉄を中和する作用をもつ」 らしいです. (最近の滋賀県の有名な小学校解体問題も これが話題になってました) 比重はわかりません. 「鉄とコンクリートの熱膨張率が近い値をとる」 というのも重要らしいです. 「正の直応力は鉄で,負の直応力はコンクリートで分担する」 というのはまぁ有名な話ですね. 鉄とコンクリートの組合せはエジソンが思いついた という噂もきいたことがあります.(ガセ?)
お礼
ここでまとめて御礼をします。 とても助かりました。これでばっちり理解できました。 ありがとうございました。