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超回復理論はデタラメか?
筋力トレーニングで 筋肉は、通常時では受けない強い負荷を受けると、筋肉を形成する筋線維の一部が損傷し疲労状態となり、一旦筋力が低下する。その後およそ36~72時間で元の水準まで回復したのち、再び同様の負荷を与えられた際に備え、元の水準を超えて筋線維を成長させようとする性質を持つ。この現象を超回復という。 およそ過負荷から48時間~96時間が超回復期間とされ、この間は過負荷を受ける前よりも筋量または筋力が向上している。その後何もしないと再び元の水準に戻ってしまうが、超回復期間中に再び筋肉へ過負荷をかけてやることを繰り返すと、徐々に筋量・筋力をアップし続けていくことが出来る。 このようにネット上で超回復理論が説明されていますが、 一方では超回復理論自体がデタラメで海外には超回復という概念が一切存在せず、一部の情報が誤解されて日本に伝わりメディアを介して広がり、日本だけで信じられてきた情報だということもいわれています。 実際のところ、超回復理論というのは嘘なんでしょうか??
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現在ちとある理由で回答モチベーションが低下しているのですが これに関しては責任上もう少し補足します。 超回復理論を裏付けるには ・1週間の間に筋力上昇と筋線維の肥大と低下が起こることを証明する 必要があるのですが 専門家筋では ・筋力低下は休息後2週間(大脳生理、線維動員数の低下、インパルス低下 など) ・筋線維(typeIIb)の萎縮は1ヶ月 がだいたいの意見であり、論文としては ・筋線維の肥大はトレーニング後、数週間~3ヶ月においても 筋線維の肥大が見られる といったものもいくつかあります。 また、おかしなところは筋線維肥大は筋線維損傷によるものと定義付け られておりますが、これは昨今の加圧理論などを否定するようなものです。 下記は血管閉塞でのレジスタンストレーニング: 人間の筋肉の代謝的適応 の論文ですが72時間後のグリコーゲン回復なども述べられております http://www.acsm-msse.org/pt/re/msse/abstract.00005768-200307000-00020.htm;jsessionid=JFqfGTg2b61d8v1xm1sxphZv86hHjQJKL3LWQh14HX5vrRTNXwYC!944248918!181195629!8091!-1 文中のtakaradaは宝田雄大先生、shinoharaは篠原稔先生 勘違いのもととなったのは グリコーゲン機能的超回復のモデル と 24時間ごとの連日のトレーニングが大脳運動性インパルスの発射頻度を 上昇させ、筋線維動員数の神経的底上げ の理論じゃないかと思いますが 両方がミックスされている気がします
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- oneH
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SA1172さんはウエイトトレーニングを経験されている方でしょうか? ごくごく自然で真っ当な疑問だと思います。 私は「超回復」という言葉には何とも言えない違和感を覚えます。 「超回復」の説明って筋肉の成長というものを根本的に勘違いしているような気がします。私はこの言葉は嫌いです。
お礼
回答ありがとうございます! どこのページを見ても 超回復 超回復。 超回復で検索すれば山ほどでてきますよね。 間違った情報が当たり前のように信じられてるんだなぁ、と思いました^^; これは正されるべきだと思います^^
- shiriustar
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超回復理論は理論的には間違ってはないと思います。 筋トレを行う事で筋肉にダメージが加わり筋肉が最も弱い状態になります、この状態で更にトレーニングを続けると筋肉は逆に細く弱くなってきます。 休息する事で筋肉は徐々に回復し、筋トレを行う前の筋力レベルに戻り、更に時間が経過すると筋力は筋力トレーニング前より上回ります。 「トレーニング後48時間から72時間が必要」と言われてますが、回復必要時間に関してはトレーニングする部位や筋力トレーニングの強度、体調などによっても、それを捉えるには客観的な見方と主観的な見方の両方が必要になってくると思います。
お礼
回答ありがとうございました! >更にトレーニングを続けると筋肉は逆に細く弱くなってきます。 これだと矛盾がおきてしまいませんか? 個体差があるので一概に48時間から72時間とは言えませんよね^^
- Anaerobic
- ベストアンサー率43% (107/246)
うそです
お礼
回答ありがとうございました! わかりやすい回答ありがとうございます(笑)
- mimikuro
- ベストアンサー率35% (21/59)
quadsaurusさんの回答と同じ意見です。 >体操選手のように毎日筋肉を酷使する人たちは一般人よりも筋量が少なくないと >理論との間に矛盾が起こります。 >「筋肉が回復したらトレーニングする」という原則を初心者にわかりやすく説明する >モデルですかね。 トレーニングは「運動→休み→運動・・・」と繰り返していきますが、超回復の 理論だけではそのうち筋肉の成長が鈍ってきてしまいます。 そのことから、質問のような事がささやかれていることになっていると考えられます。 >超回復理論自体がデタラメで海外には超回復という概念が一切存在せず、 >一部の情報が誤解されて日本に伝わりメディアを介して広がり、 >日本だけで信じられてきた情報だということもいわれています ---------------------------------------------------------- 【追加】こちらは経験上の話ですが参考にしてください。 私のトレーニングでは、初心者の頃はこれが「超回復」というんだと 思ってトレーニングに励みましたが3ヶ月もトレーニングを行うと「超回復理論」だけでは効果が得にくくなり、「サイズの法則」「ピラミッド法(逆も含む)」「マルチパウンド」「ネガティブ法」・・・などを投入してキントレを行っています。 記録をしっかりとりトレーニングを実施していると、一般的な法則を否定するような結果が出ることが在ります。(記録評価は種目単位で最大斤量を求めてグラフ化する) 私の場合(トレ暦8年)、「事前疲労法」が自分のトレーニング日誌では否定されています。 このように、ある程度トレーニングを積んだ人が、いろいろな法則を導入してトレーニングを実施していると、質問のように「超回復」が法則より効果の出た理論により否定される可能性も在りそうな気がします。 しかし、超回復理論を無視したトレーニングを行うと「オーバーロード」に陥り記録が下がる傾向を示します。 よって、超回復理論は事実と考えています。 ※なお添付のデータの流用は禁止です。
お礼
回答ありがとうございました! とても参考になる意見ありがとうございます。 画像も参考になりました! 左のグラフは記録ですかね。 超回復理論では筋肉の修復が行われる前に筋肉を使ってしまうと。筋肉が破壊され、筋肉量が下降することになってます。実際筋肉自体がそんなに簡単に破壊されないのでそれ自体が間違ってると思うのですが。。。 記録=筋肉量ではないので、実際筋肉量が増えたのかどうかはこのグラフからは見て取れませんが、筋トレをしたら休め、ということですね^^ 参考にさせていただきます。
超回復理論は日本だけでしか言われていないそうです。まあ、原則としては同じ部位は回復するまで休めるという点では、全くの間違いとはいえないでしょうけどね。根底となる理屈を気にしなければいいと思いますよ。要は、扱える重量が上がっていけばいいのですから。
お礼
回答ありがとうございました! ですよね(笑) 要は超回復理論はあってるところと間違っているところがあると。 そういうことですか。
- quadsaurus
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でたらめとは言わないまでも、筋肉の成長の単純化された概念でしょうね。 超回復理論をそのまま適用すると、体操選手のように毎日筋肉を酷使する人たちは一般人よりも筋量が少なくないと理論との間に矛盾が起こります。 「筋肉が回復したらトレーニングする」という原則を初心者にわかりやすく説明するモデルですかね。
お礼
回答ありがとうございました! 筋肉を使ったら回復するまでまつ ということをわかりやすく説明したモデル! なるほど、わかりやすい意見ありがとうございます!
- hugtornado
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デタラメかどうかはわかりませんが、 概念(考え方)の一種ですね。 米国にはそういう概念は無いといわれています。 トレーニング後に筋・肝グリコーゲンが渇水した状態で、 大量のグリコーゲンを補充すると、通常貯蔵量を若干上回る グリコーゲンが貯蔵できるという「グリコーゲン超回復」 が誤って伝わったとも言われています。 各部位1日/週のトレーニングでも栄養状態が良かったら 十分、筋肉は発達しますし、 トレーニングのやり方によっては10日以上たっても 筋力レベルが前回時まで回復しないときもあります。 私は48時間後にとかいうのは信じていません。 実際、週一とかのほうが調子が良いので、、。
お礼
回答ありがとうございました! グリコーゲン超回復が誤って伝わったんですね。 なるほど、最終的には自分の体のコンディションということですね。
お礼
回答ありがとうございます! モチベーション低下してるって、大丈夫ですか??anaerobicさん。 やはりグリコーゲン超回復が誤解されたんですね。 今まで知らなかった情報も知ることができました。 >また、おかしなところは筋線維肥大は筋線維損傷によるものと定義付け >られておりますが、これは昨今の加圧理論などを否定するようなものです。 ですよね^^; なぜこんなデタラメがもう当たり前のように定着しているのかがおかしくて仕方ありません。 とても 参考になりました。 ありがとうございました!