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外国人差別と日本社会への貢献
- 日本人が外国人を差別し追い出そうとする理由や優先順位について疑問を持っています。
- 質問者は、日本で暴力団員や犯罪者、大麻中毒者が住む資格を与えられる一方で、まじめに働き納税していた外国人が追放されることに疑問を感じています。
- また、日本人が人種差別をする理由や中国人のチベット弾圧を非難する資格についても疑問を投げかけています。
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「不法滞在は違法だから追放以外ない。それが法治国家」という間違った考えの人が大多数だからですね。 国外退去処分を受けた人でも、それに異議を唱え滞在許可を申請することができると法律に書いてあるのですが、滞在許可を申請することまで犯罪であるかのように批判する人が多い。 不法滞在者に国が在留許可を出すことも法律にのっとった行為で、実際、国は毎年不法滞在の人に在留許可を出していますし、過去に不法入国をして不法滞在を30年もしている人に在留許可を出しています。 また、「最高裁で犯罪だという判決が出たのだから追い出せ」という間違った認識をして批判する人も多いですね。 最高裁は「国外退去という行政処分は違法ではない」と言っているだけで、在留許可を出すのが違法と言っていないのです。 つまり、法律では不法滞在者を国外退去にしてもいいし、在留許可を出してもよい。その判断は国にまかせるということになっているのです。 なお、イギリスでは不法入国の不法滞在者でも14年住んでいれば永住権を与えていますね。
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- to9311mu
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国家は基本的にその国の国民のために存在しています。日本も同様。日本という国は日本人のために存在しています。(貴方の質問文は日本人ということが前提?だと思いますが)たとえ暴力団員や凶悪犯罪者、ニートだとしても日本人は日本人。どこに追放するというのですか?彼らが日本人である以上、彼らを守る義務は日本政府にあります。 >不法入国というのは暴力団や大麻中毒者の罪と比べて重い罪ですか? >彼ら一家が日本に永住して具体的に誰かが困ることってありますか? >誰も困らないでしょう。 不法入国も重罪です。こういった感情論で議論すべきではありません。こういうことを特例で認めてしまえば、不法入国者・不法滞在者が増加します。彼らが成功を夢見て日本に来たとしても、社会はそう甘くはありません。犯罪に走る外国人も増える可能性もあります。そして一番被害を被るのは日本人なのです。日本は前例を重視する性質があります。一度このような事例を作ってしまえば、不法に入国したとしても、結婚して子供を産めば合法的に日本で生活することが可能になってしまいます(朝鮮系の団体が、こうなるように実際に仕向けています)。これは正規ルートで日本に来た外国人に対する差別でもあるのです。 >日本人に中国人のチベット弾圧を非難する資格はありますか? 不法滞在とチベットの問題は全く関係ないです。どういう関係があるのか示していただけませんか?日本は法治国家です。カルデロン一家を追い出すのは法に基づいた行為ですし、国際的にもごくごく一般的なことです。追い出されるのがむしろ「普通」です。
日本は外国に比べて、外国人の受け入れに対して非常に消極的なのは、そうだと思いますよ。 日本に期待と思う人にとっては、日本が外国人の受け入れに対して消極的なのは非常に嫌な想いがするでしょう。 また、かつて日本の移民を受け入れた国からすれば、日本の外国人受け入れの態度は、不公平だと思うかもしれません。 日本には日本の言い分があるのでしょうし、その言い分は尊重されるべきだが、外国人受け入れの姿勢について疑問を呈するのは決しておかしいことではないと思います。 しかし、チベット弾圧を含む人種差別とはまた別物であるように思います。 また、人権弾圧であったとしても、ある国では人権弾圧が行われているから、別の国の人権弾圧については何も言うべきではない、というのは間違いではないでしょうか。 たとえば、アメリカでは捕虜虐待などの人権弾圧が行われてきました。ダカラといって、アメリカがチベット弾圧についてなんら意見を述べれない、というのは違うような気がします。 捕虜虐待は捕虜虐待で、チベット弾圧はチベット弾圧で、それぞれ別の事件ですから、それぞれ別の場で、一つ一つ解決していけばよいと思います。
- tyr134
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>暴力団員や何年も刑務所の犯罪者や大麻中毒者やニーとは日本に住む資格を与えられるのに、 >どうしてまじめに働き納税していた、日本社会に貢献していた彼らが追放されなければならないのですか? それは、前者は「国民」であり、海外からやってきた外国人は所詮「異邦人(夷狄)」だからです。 人間は自分の属する集団に対しては忠誠を誓い従属し融和的になりますが、別の集団に対しては排他的・攻撃的な態度に出ます。 そして、この「自分の属する集団」の最大化・抽象化されたモノが「国家」となります。 もちろん、「コスモポリタン(地球人類)」というさらに大きな枠組みはありますが、この「コスモポリタン」は未だ「夷狄(宇宙人?)」という部外者を持っていませんから、あって無きがごときもので有名無実化してしまっています。 まぁ、つまるところ「外国人」というのは「夷狄」であるところがミソなのです。 さらに、「不法入国者」は正当な手続き(=ココに住んでも良いよという我々の許し)を経ていない「侵入者」なワケです。 誤解を恐れず換言すれば、暴力団員や日本人犯罪者は「人間」ですが、外国人は「人間未満」なワケです。 そんな「人間未満」な奴らが、「不法侵入」してくるわけですから、排他性・攻撃性が最大化されるワケです。 しかし、外国人を「人間未満」と見なすことや「それ」を理由に排斥することは、現代人が持つ「理性」や「合理的理由」に合わずどうも居心地が悪くなります。 そこで、「経済的理由」なんかを持ち出し、感情に合うように合理化するわけです。 これは、なにも日本人に固有のモノではなくて、世界各地で見られる現象です。 移民大国の米国ですら、そうした排他性・攻撃性を持っています。 >彼ら一家が日本に永住して具体的に誰かが困ることってありますか? 基本的には、誰も困りません。 むしろ、彼らを「奴隷的(低賃金)」で働かせることで、社会にとって有益ですらあります。 「きつく、汚く、危険(3K)」な労働を、安い賃金で肩代わりしてもらって、自分たちは好きな仕事をそれなりの賃金で出来るようになりますから。 しかし、それはあくまでも彼らが「隷属的」である限りにおいてです。 もし、彼らが「隷属的」状態から抜けだそうとして、「人権」という魔法の言葉を持ち出し蜂起すれば、たちまち「我々」と衝突することになるでしょう。 数が増えれば、この危険性はさらに増大します。 この「危険性」を減少させる方法は、今のところ一つだけです。 それは「法令遵守」と「平等に執行する」という「冷徹」な態度です。 「法の下の平等」は時に「個人の利益」と衝突するため、個別的なケースで見れば、「不当に扱われている」ように見えることもあります。 しかし、この「法令遵守」と「平等な執行」は、外国人労働者を「隷属的状態」から救済する方法でもあるわけです。 お互いが尊重し合い、寛容の精神でもって受け入れ、時には妥協し合うことで、衝突する危険性を避ける。 それこそが、「共存・共栄」の道でもあるわけです。
- lilact
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参考までに、不法入国者や不法滞在者で在留許可を受けた人の事例が分かるサイトを参考URLに記載します。入国管理局のサイトです。 在留許可を受けた人は平成15年以降104の事例があります。それ以前の分は掲載されてないです。 なお、カルデロン一家は外国人登録をし住民税や所得税も払っており、行政サービスも受けていました。どのような行政サービスがあるかが分かるURLを次に記載しておきます。市町村によっても違うようですが。 http://www.repacp.org/aacp/QA-09.html#graph6
- wiz0621
- ベストアンサー率42% (182/430)
私には日本に住む外国籍の友人がいます。もちろん彼らはまじめに働いています。 一方で今回のカルデロン容疑者と大きく違うのは外国人登録というものを 行っているのです。その証拠として登録証(カード)を常に携帯しています。 この登録は定期的に更新をしなければいけませんが、日本の為に働いてくれている 彼らであっても、日本に住む以上、日本の法律に従うのは当然であると その義務をきちんと果たしています。 私も海外へ行く時はきちんと在留許可や招待状を得てから行動しています。 短期滞在でもその手続きは煩雑で、国によってはかなりの時間的な拘束を 受けてしまいます。 法律を守る。これは社会の一員として当然果たすべき マナーではないでしょうか。特に相手の家、相手の国にお邪魔するので あれば、まず相手の立場を尊重することは当然ですよね。 一方で、カルデロン容疑者はこの義務を果たしていません。 彼らは本来果たすべき義務から逃れ、不当に他国へ在留していた犯罪者です。 彼らは我々の法律を土足で踏みにじっているのです。 これは私の友人達(法律を守る外国人)が大変な労力を使って、 日本の法律を守るための手続きを行っているのをあざ笑う行為です。 法律を守る私の友人達を差別し、貶める行為です。 そしてこれらの大前提として、密入国を認めることは 実は日本人全体が困ることになるのです。 不法入国がいけない理由。これは出入国管理及び難民認定法の第5条に その理念が書いてあります。(参考URLを参照してください) 入国を断るその理由は合わせて14個。すべてもっともな理由です。 中には、あなた自身の生命に関わり、重大な不利益となる可能性も記されていますので 国際化を迎えるにあたって、一度は目を通された方が良いかと思います。
- ryuken_dec
- ベストアンサー率27% (853/3139)
罪の重さの問題ではありません。国家と国民の考え方の問題です。 また、犯罪者を裁けるのも自国民だからこそという考え方もあります。自国民で無いとすると、日本国憲法の対象外になりますので日本の法で裁けなくなります。 少し前に日本で事件を起こしてブラジルに逃げたブラジル人を裁けないと言う問題がありました。この場合、国家間で協定を結んでいれば、その国の国民を引き渡してもらうことなどは可能になりますが、無国籍の民となってしまうと裁けなくなるかもしれません。「日本国民でなく、権利は与えずに刑罰だけ適用するとは何たることだ」と言われそうです。 日本人もイギリスで犯罪を犯せば国外退去で、日本に戻されますよ。
- devochkata
- ベストアンサー率0% (0/4)
そういう一方的な話ではないと思いますが。 http://www.mayomo.com/35270-japanese-culture-tours-for-foreign-tourists
- NIWAKA_0
- ベストアンサー率28% (508/1790)
>追い出すにしても優先順位がおかしくないですか? このテの話題で、AとBを比べてAの方が悪いからAを先になんとかしろ(≒Bはほっとけ)みたいなレトリックをよく見かけますが、全くナンセンスな話です。 「人殺しを捕まえるまでは泥棒は放っておけ」と言ってるのと同じで、まったくバカバカしい。
- tooma37
- ベストアンサー率25% (96/374)
善良=無害ではありません。外国人の単純労働者は一般に低賃金での労働を甘受しますから経営者としては彼らを雇う大きなインセンティブを持つことになります(違法ですけど)。彼らが雇用されると当然割りを食うのは日本人の単純労働者です。十年も働けば本国では一資産になるであろう額を稼げる外国人と、死ぬまで物価高で年金制度の不安なこの国に住む日本人とでは条件がフェアではありません。結論を言うと一家が永住して困る人はいます。 >どうして日本人は人種差別するのですか 質問者様はご自身がフィリピンに密入国してそれを摘発され強制送還されそうになったら“私は善良な人間だ、これは人種差別だ!!”と仰るのでしょうか。残念ながらそれは余り一般的な見識ではありませんし、周囲の理解は得られないと思います。
- aburakuni
- ベストアンサー率30% (470/1562)
国家というものは他者を排除する事を一つの目的とした利益集団です。 属している者に権利を認め、それゆえ非所属者に対して不利益を与え、所属意識と忠誠心を育みます。 また所属者は当然自分の権利として、集団外の者との競争上の「差別」を求め、相手が利益を追求する上で同じ土俵に上がる事を拒否します。 個々の争いが嵩じて他集団全体との戦争になれば、他者の命を奪う事さえ是としますし、先方の主張と自分側の主張の是非を省みる事もなく、一方的に他者を完全否定します。 近代になって基本人権等の制約は認めるようになりましたが、国家の本質からは、「どうして」と言う疑問はそもそも成立しません。 勿論善意をもってそれを変えようという努力は行なわれていますが、そういった本質に対してどの様な変更が妥当かと言うのは、個人の感性になってしまうので簡単には行きません。