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メガバンクの倒産が中小企業に与える影響について
- メガバンクの倒産が中小企業に与える影響とは?取引銀行の変更による回避方法を考える
- メガバンクの倒産で自社が影響を受ける中小企業は、取引銀行を変更することで回避できる可能性がある
- 経済に詳しい方に質問です。メガバンクの倒産による中小企業への影響と、取引銀行の変更について教えてください
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質問者が選んだベストアンサー
私も、金融機関・大会社等の社会的影響が大きい法人でも、公的資金投入は必要ない・自社で再建できない法人は潰すべき、と思っています。 しかし現実問題としては難しいでしょうね。 取引銀行の変更は、無借金の状態であればそんなに難しくありませんが、借金があれば困難です。 他銀行が簡単に借り換えに応じてくれませんね。 銀行がどんなに危ない状態になっても信じて取引するしかないです。 もしメイン銀行が倒産となれば、銀行の破産整理→借金の一括返済→借り換え出来ない→資金ショート→体力のない会社も倒産、となります。 メガバンクともなれば、これが日本中でおきます。 その結果、一般人が金融機関に対して不安を感じ、預金を解約しまくる取りつけ騒ぎも起こるでしょう。 特定の銀行だけでなく、全然心配のなかった金融機関でも、取りつけ騒ぎが起これば倒産します。 そうして、金融機関が連鎖倒産→取りつけ騒ぎも増大→ほとんどの金融機関が倒産→預金もなくなるためほとんどの会社も倒産→失業率の大幅増加→失業手当の支給大幅増大+税収の大幅減少→日本の財政が危機的状況になる、といったことが起こる可能性があります。 そこまで覚悟してメガバンクを潰す、なんてことはどんな政治家も出来ないでしょうね。 現実的には、取りつけ騒ぎが起きた段階で、国が預金を保証して混乱の収拾を計るでしょう。つまり公的資金の投入で、結果は一緒ですね。 預金の保証額(公的資金)>倒産前の金融機関等への公的資金投入額、の可能性が高いと思え、より支出を抑えるため、及び社会不安を抑えるため、メガバンクは潰せないことになります。 まあ潰せないにしても、公的資金を投入した法人については、歴代役員の個人財産没収+行員の給与大幅削減、を政府命令ですべきだと思います。
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近所の商家が集団して廃業しました。 原因は.信用組合の合併です。 今まで500まんまで貸してくれたのが.300満にへり.大口の取引ができなくなりました(通常3ヶ月手刀ので.3ヶ月間金が入らないので.銀行から金が入る)。 また.近所の都市銀行系窓口に出かけた場合.けんもほろろに追い出されました。その結果.銀行決済窓口がない.という現状になりました。 だから.集団して廃業したのです。
お礼
回答ありがとうございます。 上記のようなケース、恥ずかしながら初めて知りました。そのようなこともあるのですね。ぼんやりと質問に対する答えのうちの一つがつかめたように思います。
- jojojo33558
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中小企業について 取引というのは、一長一短ではいきません。ましてや銀行取引というものは長年の積み重ねで続いているもので、信用そのものです。はっきり行って、新しく銀行と付き合うのは至難の業です。確かに銀行の敷居は高いですが、銀行が悪いとは思いません(自分のところは付き合いがありませんが、他の貸し金業者は最悪とのことです)。 ご質問されている方は会社員の方なのか学生の方なのか分かりませんが、マスコミの言うことを信用しすぎではないですか。銀行だけ見てもしかたないです。銀行だけが悪いはずがないと思われませんか。返せない会社が悪いはずだし(こういった感覚こそが、本当は経済の常識のはずなのです)、それぞれの会社も返せないほど不況なのです。 メガバンクを潰せば、一部の方々は胸がすっとするのかもしれませんが、銀行取引が重要なわれわれは戦々恐々ですよ。むしろ銀行は資本比率うんぬんなどというアメリカの言いなりは止めて、不良債権は何百年たまってもいいから潰れないことが本当に大事なんですよ。これが中小企業のいつわざらる感想です。怠慢経営などというのは、どの行為をいっているのか分かりませんが、例えば私の会社などに貸すのが悪い、なんていわれたらたまったもんではありません。日本経済は中小企業の集まりなんですよ。多分、日本に限らずどこでもそう。ソニーやトヨタなどという一部の企業の論理だけだと、経済は回りません。 何が日本の怠慢か、という議論も大事だとは思いますが、今、本当に何をわれわれがすべきか。本当に悪いのは銀行か。単に悪者作りだけに邁進せず、もっと進むべき道を見つけたいと思いますが、いかがでしょうか。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 >取引というのは、一長一短ではいきません。 なるほど、銀行と企業の取引には信用という問題が大きく関わってくるんですね。確かにこれは大きな問題ですね。 >マスコミの言うことを信用しすぎではないですか。 ハハハ。確かにそんなところがあるかもしれません。報道によってそれを聞く側が大きく扇動されるケースが、政界やスキャンダル等でその例を感じており ます。これらより、教えて頂いたように偏った報道に終始してしまう場合をふまえて聞かなければなりませんね。(たとえば同じ政治家の犯罪でも、マスコミに取り上げられる、取り上げられないの2種類があるのは、裏に金と権力のパワーゲームが展開されているように感じる私です) 上から3番目の項に関してはちょっと私の認識は違います。何年たっても潰れないことが大事だという見方は確かに理解できます。しかし対極的に、借金まみれになってそれでいいのか、といった危惧も感じます。 規模の大小はあれ、一般の企業も銀行も企業、な訳ですよね。企業運営とは時代を見据えた舵取りをするべきでそれを見誤った、あるいはシステマティックなところを利用して私腹を肥やしている幹部の連中って、大きな責任があると思うんです。時代の流れによって淘汰されてゆくような職種、その代わりに出てくる新しい職種などはあると思いますが、それ以外って、過去の企業の理念や経営努力、方針によって現在があると思うのです。事業を行うのに株式等によって「大きな仕事をするために大きな借金をする」ことも理解できますが、金融機関から金を借りて仕事をするって、ある意味ばくちみたいなものでないのかな?なんて思ったりします。 これは私の周りの企業に例を見ているからかのしれませんが。(無借金経営のところは苦しいながらもしっかりしている、自転車操業のところは青息吐息、など) 4番目について。おっしゃるとおりですね。目先の云々だけでことを判断するのではなく、大きな流れ、あるいは長期的なものの見方をしなくてはなりませんね。ただ今回の質問の意図は「魔女狩り」をしようとしたものではありませんのでおことわりしておきます。 なんか全体を通して、お礼と言うより質問や意見になっている部分もあり、申し訳ありません。これらについてまた何かあれば教えていただければ幸いです。 最後に私は学生ではありません。が、学生のようなものです(・・・?)
- ururai
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メガバンクが倒産すると、信用不安が増大し、金融危機になります。貸し渋り、貸しはがしどころではなくなります。したがって、取引先のバンクが倒産したからといって、簡単に次のバンクが見つかるとは限りません。経済全体が危機的な状況になり、体力のない企業から順に倒産していきます。
お礼
回答ありがとうございます。 教えて頂いた順番に考えてゆくと理解しやすいです。(経済に疎いもので・・・)なんか、せちがらい世の中(時代)だなあ、と考えてしまいました。
お礼
回答ありがとうございます。 >まあ潰せないにしても、公的資金を投入した法人については、歴代役員の >個人財産没収+行員の給与大幅削減、を政府命令ですべきだと思います。 私もこの意見に全く同感です。銀行といえども会社じゃないですか?だから経営上、道義上、またはその他を含めた経営責任を明確にし、国有化、倒産などの整理をされるべきだと考えています。 ただやはり銀行という業務が、一般的な他の産業(一次~三次産業)とは異なる特殊性や存在があるたに、普通の企業の整理みたいに簡単にゆかず、短絡的に結びつけて考えることができないのでしょうね。 それだけ社会に対する影響が大きいことをよく認し、襟を正して頂きたいと思います。 (同じことを政界にも言えるかも:笑) しかし既得権益を得たような立場の方って往生際が悪いですよね。 他に銀行だけが悪い訳じゃないといった意見も聞いたりしていますが、こういった考えは責任の折半(責任転嫁) みたいな考えであって、回収できないところに融資したことによる責任があり、やっぱり銀行は10割悪いと 私は思います。また貸しはがしを受けるような大中小企業は、返せなくなったことを想定したケースの資金繰りをするべきで そこはそこでまた責任があるはずです。 基本的に自己責任ってことでしょうかね。 sauzerさんの回答が自分と同意見だとか気に入らないとかでポイントを決めた訳ではありません。 質問に対する非常に的を得つつ具体的な表現の回答を頂けてうれしいです。感謝します。