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音楽(演奏)と視覚について

こんにちは。 よろしくお願いします。 音楽は耳で聴くもの。…なんて事は当たり前なんですが コンサートや映像で観る場合『視覚的』な要素も加わりますよね。 日本人は比較的『汗水たらしエキサイティングな演奏を賛美し共感する傾向にある』と ある書籍で読みました。 若い頃 私もコンサートでとてもエキサイティングで それこそ汗水たらして指揮者さんが頑張って?いる演奏に対して 思わず演奏内容云々ではなく その迫力に感動した覚えがあります。 最近ほんの少しだけ?年齢を重ねた事もあり 視覚からの影響を受けにくくなったとは思いますが どうしても未だに拒否反応を起こすのが ピアニストの表情過多?動作の奇妙さ?です。 カエルを踏み潰したような?顔の歪め方、顔を上下左右に振ったりするのを見ると どうしてもゾッとしてしまいます。そんな事に気を取られる私がまだまだ未熟なんだとは思いますが。 最近 日本人の若い男性ピアニストを聴いた(観た)時も ピアノに覆い被さり(腰が90度になるほど?)表情もカエル踏み潰し(笑)。 それを見なければ とても良い演奏なんですけどね。 人それぞれ演奏スタイルがあって そうしないと音楽に没頭できないのかもしれませんが… 前置きが長くなりましたが 皆さまは 音楽を聴いていて視覚に左右(良くも悪くも)される事があるのでしょうか?それとも全く気にせずに音楽に集中できるのでしょうか? またご自分で演奏される方は ご自分の演奏スタイルにこだわりをお持ちなのかもお聞かせ頂けると嬉しいです。 愚問の上に 長文失礼しました。

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noname#192232
noname#192232
回答No.1

私も大きなアクションは気になって聴く集中力が欠けてしまいます。 >汗水たらしエキサイティングな演奏 を好む人もいると思いますが,私は気が散ります。 演奏会では顔の表情までは細かく見えませんが, テレビの場合なら顔の表情で気が散ることがあります。 特に,(顔の歪め方)がすごい人。 指揮者では, やたらと動き回る人… 見ていて落ち着かなくて,奏者の立場から言うと指揮も見辛いです。 汗が顔からボタボタ落ちているのを見ると,気の毒で「拭くチャンスが早くこないかな」 「ハンカチ持ってるかな」「この後すぐに服をクリーニングに出さなければ…」とか, 余計なことを考えてしまいます。 アクションが大きい人… そのアウフタクトから,どんな大きい音が出るのかと思えば, アクションの大きさほどではなくて肩透かし…ということもあります。 アクションは大きくないけれど指揮者であと気になるのは,後姿のスマートさです。 股を大きく開いて立つ人,しかも,その立ち方で膝を曲げて上下に動く人。 体型のことではなく,立ち方(後姿)にスマートさは視覚効果として重要かな…と思います。 ピアノは他の楽器に比べて動き易いと思いますが, 陶酔しているように上半身をうねるように動かす人もいますね。 力を抜く全身の動きだと思いますが,あまり動きが大きいと曲想に合わないときもあります。 気持ちの入れ方が「ちょっと,大げさでは…?」と思ってしまいます。 それと,一種の職業病のようなものなのか,猫背タイプの人も多いと思います。 また,アクションはどちらかと言えば「静」で,また,顔を歪めることもなく紳士的なのですが, ずっと遠くを見ているような視線で,どこを見ているのか視線が気になる人もいます。 http://www.youtube.com/watch?v=LfjD-DQ5REk&feature=related この人の癖(集中するときのスタイル)かと思いますが。

noname#80178
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 いつもhikipapa様の見識広く思慮深いご意見 参考にさせて頂いております。 hikipapa様でも気が散るのですから 私が集中できないのは当たり前!と安心致しました(^^; 私は指揮者音痴ですので(汗) 指揮者の力量というのは良くわからないのですが やたらと動き回る人…落ち着かないし奏者の立場から指揮も見辛い…というのはわかります。 汗が顔からポタポタ落ちているのを見ると気の毒… 本当にそうですね(笑)でも服のクリーニングまでは気が付きませんでした(笑) アクションの大きさほどの迫力ある音ではなく 肩透かし…コケちゃいますよね。こういうギャップはやはり視覚からくるものだと思います。アクションはどうでも欲しい音が出てくれたら良いのですけど。 指揮者の後ろ姿、立ち姿。いわゆるがに股的な立ち方で その上膝を曲げられたら視覚的には醜いですよね。ピアニストの猫背もご指摘の通り多い気がします。 深い音楽性があり、欲しい音が出て 演奏として素晴らしければ 『よし』とするべきなのでしょうけど、できれば視覚的な美しさというのも兼ね備えてもらえれば…というのは欲張りな考えでしょうかね(笑) もしも。作曲家本人(例えばベートーヴェンとか)が指揮者だったら・・・ピアニストとして演奏したら あれほど動き回り汗だくになり 顔を歪めて演奏するのかなぁ…なんて思ってしまいます。 hikipapa様のおっしゃる通り 気持ちの入れ方が『ちょっと大げさかな』というのは私もよく感じます。 音楽に没頭しているというよりは『演技』に見えてしまうのは 私がひねくれ者だからでしょうね(笑) ご回答ありがとうございました。

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  • gldfish
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回答No.3

自分は、左右されません。(・・・と思うのですが。) アクティブで感情的な動き(パフォーマンス的?)をする演奏者を賞賛するという嗜好も特に無いですね。それで本当に演奏が素晴らしければ「あれだけ激しく動くだけの事はある」と感心するでしょうが、そうでもなければ「あれだけの動くエネルギーを、少しはいい演奏に回せばいいのに」って思ってしまうだけでしょうね。 みんな定番の同じ格好をした演奏者が座って(あるいは突っ立って)ただ黙々と演奏するだけの絵に、そんなに駄目だとかOKだとかいう程の意味があるとは思えませんね。自分自身、アマチュア楽団をやっていたからというのもあるのかもしれませんが・・。(ちなみに自分も、自分自身の演奏への視覚的こだわりは特に無いですね。演奏する事で本当に精一杯でしたので・・。) 勿論、演奏会は視覚でも楽しむものですから、「どんな風に演奏してるのかな~」なんて興味深く見てはいますが。やはり本領は「音」であって、視覚で評価が左右するなんて事はないですね。舞踊や演劇(クラシックならバレエや歌劇等)とは着目点がやはり違うかなと思います。

noname#80178
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 回答者さまはアマチュア楽団にいらしてたんですか?(と いきなり質問とは全然関係ない話題ですみません^^;) 色々な回答でご活躍なのは存じ上げていますが 楽器を演奏するのは初耳なので(見落としていたらすみません)何の楽器を演奏されるのか興味津々です。 アクティブで感情的な演奏で素晴らしければ『あれだけ激しい動きをするだけの事はある』。そうでもなければ『あれだけの動くエネルギーを少しはいい演奏に回せばいいのに』・・・演奏スタイルがどうであれ内容が重要って事ですね。 ご自身の演奏への視覚的なこだわりを持たない…全く同感です。 こだわり(というか 変な自意識)を持った時点で音楽的でなくなる気がしますね。こだわりを持たない事がこだわり(変な表現ですが)なんしゃないかと常々感じています。 本領は『音』。この一言で回答者さまの音楽に対する姿勢がうかがえます。私の悪い癖なんですが こういうお話しをして頂くと『この方はどんな演奏をされるのかな~』と興味を持ってしまいます 実際に聴くのは無理なんですけどね。残念…。 私も回答者さまを見習って 視覚に左右されないように頑張って修行します。 ご回答ありがとうございました。

noname#81314
noname#81314
回答No.2

<ピアノ以外の演奏はそんなに映像で見ないのでピアノ限定です> 私の場合は、多少は左右されていると思います。ただし、昔ほどではなくなりました。昔は結構気になっていましたが、今はラン・ランや内田光子の演奏なんかでも、結構平気で聴け(観られ)ます。二人とも、顔はアレげな感じ(?)ですが、ピアノの音色や演奏そのものは好きだったりしますね。なぜ気にならなくなったか、自分なりに理由を考えてみると、ひとつは慣れてしまったことと、もうひとつは、そういう演奏の場合、意識的に音のみを聴こうとする意識が働いているからだと思います。 そもそも、表情過多でめちゃくちゃうまいピアニストってあんまりいない気がします。内田光子、ラン・ラン、ユンディ・リくらい? 小山美稚恵、上原彩子はそれほどでもないし、カツァリスなんかは「どや? オレの演奏は」的な顔で、表情過多とはちょっと違うタイプですし・・・・・・ 私個人としては、ラン・ラン、内田光子クラスになると、自分が表現したい音楽をきちんと表現できるだけのテクニックを持っているから、別にそれでいいかなと考えています。気になるのは、顔をゆがめたり、顔を上下に振ったりしている割には、演奏内容がさっぱりな人です。そういう人は、「色々表現した気になっているだけ(単なる自己陶酔)」なんじゃないかなという感じがします(そんな偉そうなこと言えるほど、お前は上手いのかという批判は甘んじて受けます)。 ちなみに、私は顔を歪めたりして弾いたりはしません。頭の中で自分が表現したい音楽を鳴らしていても、それが顔に現れることはないですし、そもそも、技術的に弾くだけで精いっぱいっていう場合も多いですから。それに自分が顔を歪めて弾いている姿を想像すると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや、もう、かなり気持ち悪いですね、これは\(^o^)/  体重をかけたりするときに、体が少し前後に振れたりすることはありますが、必要以上に動かして弾いたりもしません。 余談ですが、私が以前習っていた先生は、顔を必要以上に歪めて弾くことに否定的な人でした。彼女いわく「弾くことに一生懸命になって、自分の出している音に注意が向かなくなるから」だそうです。

noname#80178
質問者

お礼

はじめまして。といっても回答でご一緒させて頂いていますよね。『凄くできる方だな~』と、回答を尊敬の眼差しで見させて頂いています。ラン.ラン 内田光子さんの『アレげ』な顔(爆)は容認できますよね。確かに(笑)私も『音』から入ったピアニストなら 視覚的にキツくても全然OKなんですけどね。喉で歌ってニワトリみたいな顔して弾くブレンデルとか。(ごめんなさい!) 最近暇になって?チマチマ録画したものを観る機会が増え 初めてお目にかかるピアニストに(若手がほとんどですけど)いきなりアレげな顔されたり(まだ度合いによっては我慢できる場合も…)質問にも書きましたが 鍵盤にチューしたいのかい?っていうほど奇妙な姿勢で弾かれたりすると まだ修行が足りなくて音だけに集中できないです(汗) 私も自分の舞台のビデオ見ると ほぼ無表情で多少体が動く程度。私の友人たちも無表情(というと語弊がありますが 変に表情を変えない)で 姿勢も猫背でもなくきれいな姿勢だし。私を除けば(笑)みんな音楽的で素晴らしい演奏するのに… なんでピアニストってアレげな顔や 猫背や体くねくねが多いのか不思議。 きっとピアニスト独特の技なのかもしれませんね。 回答者さまの先生がおっしゃる通り 表情を歪めたり 必要以上の動きをすると 自分の音が聴けないですよね。でもよく見掛けるのが腕を必要以上に回したりする弾き方。私の先生も否定的ですね。余計な動作は。逆にテクニックに悪影響だと思うんですけど それは私が凡人だからですね(笑)私もカツァリスのように『どや?私の演奏は』みたいな顔してみたいですね(笑) ご丁寧な(というより楽しいかな?)ご回答 ありがとうございました。

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