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シャーシの数って少ないんですか
1自動車企業が持っているシャーシの数は少ないと友達に聞きました。トヨタでも5つくらいのシャーシしか持ってないんじゃないかと言っていました。シャーシの開発にはお金がかかるみたいなのでという話みたいです。そんなに少ないものなのでしょうか?
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私は某自動車メーカーでサスペンション及び車体骨格関係開発実験を担当しています。 まず、プラットフォームの種類に関してはお察しの通り少ない(?)です。なぜ(?)かと言いますと、『これで十分お客様のニーズに合った車』を作れるからです。それに、部品共用や開発期間短縮によりコスト削減効果が大きく、車両価格を抑えられます。 しかし、よく「同一プラットフォームの車はボディー外観が違うだけ」という勘違いをされる方がいらっしゃいますが、実際は同一プラットフォームでもかなりの違いがあります。あくまでも「基本構造」なので、車両重量や乗車定員数によって「補強」をしていたり、サスペンションリンク類の板厚を上げたりしています。 つまり、昔は『姉妹車』という車がたくさんありましたが、こういった車とは少し違う感じです。言うなれば同一プラットフォーム車は『従兄弟車』ですね。 長々とご説明申し上げましたが、少しでもお役に立つ情報であれば幸いです。
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- papepo_08
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wikipediaに載っていたりするので、参考にしてみてはいかがでしょうか。 例)wikipedia「トヨタ・カローラルミオン」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%82%AA%E3%83%B3 共通のプラットホームを採用する車種の項目。 隠れている時は右の[表示]をクリック。
シャーシと言うより、プラットフォームと言うことでしょう。 モノコックボディの床に当たる部分です。 最低限度の強度を保ちながら、出来るだけ薄い鉄板で作るという技術が必要になりますので、開発にはお金が掛かります。 以前の様に、今より厚い鉄板で作るのなら簡単なのですが、薄くする事で製造コストが下げられ(鉄の使用量が減らせる)、軽くなる事で燃費が良くなるので、それだけ開発が難しくなってます。 ですので、沢山の種類を作るにはそれだけコストが掛かりますので、車のサイズなどで共用して使われています。 共用といっても、まるっきり同じではなく、多少延ばしたり縮めたりと言う事もしています。