詳しく説明されてる方がいらっしゃるので補足と思って下さい。
食品の持つカロリーは通常、蛋白質、脂質、炭水化物(糖質、食物繊維)の三大栄養素から成り立ちます。
それぞれ1gあたりで蛋白質と炭水化物が4Kcal,脂質が9Kcalの熱量を持っています。
例外はアルコールそのものが持つカロリーで、これらはエンプティーカロリー(空のカロリー)と呼ばれ、ホントなのかなとも思うのですが熱として放出され体には全く蓄積しないそうです。
日本酒、ビール、ワインなどのアルコール類のカロリーは原料の持つカロリー(糖質と微量の蛋白質)とアルコールの持つエンプティーカロリーの二本柱から構成されます。
ちなみに生ビール大ジョッキ(633ml)の持つカロリーは原料分のカロリー89kcal+アルコールのカロリー157kcalの計246kcalですが、体に蓄積されるのは原料分の89kcalだけということになります。
同様に日本酒1合(180ml)は42+156の198kcalで蓄積するのは42kcal。白ワイングラス一杯(100ml)は11+64の75kcalで蓄積するのはわずか11kcalです。
蒸留酒(ウィスキー等)はなんと100%アルコールのカロリーなので体には一切蓄積しません。つまみを食べなければ水を飲んでるのと同じで全く太らない計算になります。
それと当然の事ながら日本酒、ワイン、ビールは銘柄により若干、原料分のカロリーは違ってきますので上の数値はあくまで参考ですよ。