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ワンハンドルについて
JR東日本の新型車両では、左手ワンハンドルが採用されています。 その、ワンハンドルで主幹制御機(マスコン)についているねずみ色?鉛色?の押しボタンみたいなのはなんですか。説明がへたくそで申し訳ございません。この説明で分かった方ご回答お願いします。
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この写真(231系運転台)に写っている銀色のボタンですよね? http://www.geocities.jp/d_sstk/train/Un/231_Ccenter.JPG JR東日本の左手操作ワンハンドルマスコンは、直立状態が中立位置で、そこから手前に引くと加速し、中立より前に倒し込むとブレーキがかかります。 加速する際には、ハンドルに付いているボタンを押してからマスコンレバーを手前に引いて加速段にノッチを進めます。 つまり、No.1さんが書かれているように、ボタンを押さないと加速側にマスコンを引けない構造になっているのです。 これは、不用意に加速側に入らないようにするのと、運転士が体の異常を起こしてマスコンにもたれかかった時に、中立から加速側に入らないようにするためです。 ちなみに、ブレーキ側に倒す時はボタンを押す必要はありません。 これは、以下のような観点からボタン操作不要になっているのです。 1.運転士が体の異常を起こしてマスコンにもたれかかった時に、ブレーキ側に容易に入るフェイルセーフ機能を持たせるため。 2.緊急時に、即座にブレーキをかけられるようにする(100km/hでは0.5秒間でも約14mも列車が進むほどなので一刻も早い操作が求められるが、ボタンを押してからブレーキという順序だと操作が遅れる)。 3.衝突等の際に運転士がパニックになり、ボタンを押す操作が抜け落ちてマスコンをブレーキにひたすら押すだけという一種の思考停止状態に陥った場合、(ボタン操作があるがゆえに)ブレーキが全くかけられなくなる可能性がある。 4.駅に停車する時など、ブレーキを一旦解除して中立にした後に再度ブレーキを使用する場合、再びボタンを押さなければならないために操作が煩雑になる(煩雑な操作性は停止操作の邪魔になるのと、うっかり中立まで戻した場合に、ボタンを押してから再度ブレーキという段取りになるので、オーバーランの原因にもなる)。
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- ALF7001
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中立位置から加速位置にハンドルを操作するときに押すボタンです。 ファン向けのイベントでJR東日本の訓練センターにある運転士の訓練用シミュレーター(209系相当)をやったことがあるので、間違いありません。
- shiketa102
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マスコンハンドルの脇に付いているボタンは、恐らくブレーキを非常に入れる際のボタンかと思います。 先日、大宮の鉄道博物館にある209系のシュミレーターをやりました。その時、非常ブレーキを作動させた際にそのボタンを押した記憶があります。 その道の人間ではないので、正確な答えは分かりませんが、鉄道博物館のシュミレーターは本物と同等の運転台なので、恐らく正しいかと思います。
- artofauror
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自動車のチェンジレバーの解除ボタンみたいなやつですよね? 確か、ブレーキの位置からアクセルの位置にするときに、真ん中のニュートラルの辺りでストッパーが掛かっているので、それを解除するためにそのボタンを押します。これで、アクセルの位置にハンドルを動かせるようになると言った構造だったと思います。