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被告人の手を縛っている縛り方は?
裁判とか司法と言うカテゴリーが欲しいところです。 刑事裁判で刑務官に連れてこられる被告人の手が後ろ手にしばられていますが、あの縛り方はなんていうのでしょうか? 決してあっちの趣味からではありませんので・・・ また地方と都市部では件数に差がある為か都市部のほうが見た目簡易的な縛り方をしているような気がします。 単に刑務官によって違うだけのことなのでしょうか。
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寡聞にして日本の司法機関が容疑者あるいは被告人に対して、縛るという行為でその体の自由を奪っている場面を見たことがありません。 通常日本の司法機関では、手錠とその手錠に付けられた腰紐あるいは捕縄と呼ばれる紐(というより細いロープですが)を使って、容疑者や被告人を前手で拘束しています。これは手錠を掛けるだけではある程度自由に両手を動かせるため、不測の事態が起こることを防ぐためロープを使って、手錠が掛けられた両手を腰に固定するためです。ただその捕縛法の名称ですが、名称はもちろん、名称があるのかどうかも浅学にして分かりません。 しかし日本の警察はなぜか犯罪を犯した人間を後ろ手にして逮捕、連行することを嫌っているようで、あの長崎での市長選候補者を射殺した容疑者や、まだ記憶に新しい秋葉原無差別事件の容疑者などもご親切に前手に手錠をかけられて連行されていました。 普通に考えれば、ちょっとした犯罪くらいならまだしも、凶悪な殺人事件を起こした容疑者を現行犯逮捕したのなら、後ろ手に手錠を掛けてさえいればそのまま道路に転がしておいてもなんの手間も掛からないのにです。その理由は定かではないのですが、容疑者を後ろ手に手錠を掛けると、犯罪者の人権擁護に血道を上げる心優しい市民運動家や、人権弁護士と呼ばれる方々がうるさいからという話も漏れ聞きます。 とはいえ実際には後ろ手に手錠をかけることもあるらしいのですが、日本の司法機関ではそのような映像を撮られることは非常に嫌っている現実があります。そのような意味から言えば、現行犯はともかく公判に出廷する刑事事件被告人が後ろ手に拘束されているというのは画期的でさえあるといえます。本来ならそれでもいいのかもしれませんが、たぶんあなたが観た(たぶんテレビでしょうが)場面が本当なら、その刑務官は後でかなり上層部から絞られているかもしれませんね。 またその捕縛のやり方ですが、後ろ手はよく分かりませんが、前手での拘束の方法に地方と都会での差異があるとは思えません。これらの犯罪者への拘束法はまず全国同一が基本ですから、もしそのような事実があるとすれば、個々の刑務官の職務怠慢と言ってもよいのではないでしょうか。ただ私も容疑者や被告人が、腰紐を省略された手錠のみの姿で連行されているシーンは何度か見たことがあります。これらは刑事事件以外の犯罪を犯した者や、微罪犯のような者達に対して行われているようですが、その辺のやり方はある程度自由裁量が認められているのかもしれません。
補足
ご回答ありがとうございます。 すみません、わたしの説明がたらなかったようです。 わたしが見たのは傍聴席においてです。 間近に見たので間違いはないとおもいますが(なんか裁判のようですね)・・・。詳しく説明しますと、手錠を後ろ手にかけられてその手錠の後ろ側というか手のひらから指にかけての部分ですが、そのあたりに縄をなうような感じ(長さにして15センチ以上くらいには見えました)で腰紐を回されたのをまとめてあるといった感じです。 腰紐の前部はよくわかりませんが、地方支部での縛りはこのような状態でした。入廷するときも退廷するときもかなり時間をかけて解いたりしばったりしていましたがかなり手際がよく(あたりまえか)興味を引きました。 名古屋地裁での裁判では前向きに手錠のみをかけられた被告人、腰紐を回してもよくやるチョウチョ結びに似た(実際は違うと思いますが)簡素なものも見ました。 裁判員制度も近付き、最近になって刑事事件を傍聴していて気になったのです。 縛り方の呼び名を知りたいと思うのは興味本位ですが、差異があることがきになったものですから。