英語で、Pardon とか、Pardon me という言い方がありますが、これと同じ言い方をします。
Pardon! (パルドン)
Pardonnez-moi! (パルドネ・ムワ)
フランス語は、高低アクセントで、普通、最後の音節にアクセントが来ます。
だから、「パルドーン」というように発音します。「パドーン・パグドーン」のような音です。なお、「ドーン」というのは、そんなに延ばすのではありません。ここで、鼻にかかった音になります。日本語の「あっそう」というのは、「あ」にアクセントがあるのではなく、「そう」にアクセントがあります。「あっ→」と低く言い、「そう↑」という風に、終わりを上げます。
それと同じで、「パル→」と低く言い、「ドーン↑」と挙げます。声の量を強めるのではなく、「高く」発音するのです。
「パルドネ・ムワ」は、「ネ」にアクセントがあります。「ム」は子音で、muではなく、mです。「ムワ」は、「mwa」という音です。moi は、「モワ」とよく書かれていますが、実際は「mowa」ではなく、「mwa」です。
「パルドン」は、「失礼」というような感じで、「パルドネ・ムワ」は、「すみません」という感じで、少し丁寧になります。
「パルドネ・ムワ」は、「私を許してください」が文字通りの意味です。「ごめなさい」という意味が入ります(「パルドン」も、「ごめんなさい」です)。