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文系理系別アンケート‐あなたにとって良い文章とは?
良い文章の定義とは何でしょうか。 それは時と場合によって変わるように思います。 読み手の性格や能力ならびに文系理系の別、 文章の目的やその他の背景により、 同じ文体でも評価はだいぶ異なります。 【質問1】 あなたにとって「読みやすい文章」とは何ですか? 【質問2‐A】 文系の方へお聞きします。 理系の人が書いた文章について、 どのような一般的傾向を感じますか? また、理系の人が書いた文章は、 あなたにとって読みやすいですか? 【質問2‐B】 理系の方へお聞きします。 文系の人が書いた文章について、 どのような一般的傾向を感じますか? また、文系の人が書いた文章は、 あなたにとって読みやすいですか? 【質問3】 「読みやすい文章」の定義は人によって様々であり、 普遍的かつ絶対的な価値基準を導き出すのは困難です。 それゆえ、個人の文体や言葉遣いの特徴は、 時に姑息な“揚げ足取り”(※)の材料とされます。 この種の短絡的な“揚げ足取り”をする人間は、 情報社会の進展とともに増えると思いますか? それとも減ると思いますか? 理由の併記もお願いいたします。 ※論述内容が気に食わないがゆえに、 枝葉末節な言葉尻を引き合いに出して 情緒的に揚げ足を取る行為などが例。
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【1】読みやすい文章とは、 1.適確に選ばれた言葉。 2.文章の構成がきちんと出来ている。 3.結論や作者の言いたい要点に前出の文章全てが繋がっている感じ。 論文、説明文の場合:起承転結がはっきりしていて、切れのいい文章。起承転結の一つ一つが要約しやすく解りやすく、読後に手短に説明しやすい。結論が明確な文章。 文学の場合:色彩感、温度感、時間の感覚、読み手の想像力をかき立てるエピソードが豊かで、的確な表現が使ってあり、読み手がその物語の中に入って行きやすい、感情移入しやすい文章。 【2】に対しては、読みやすいか 読み難いか 私にはどちらとも言えません。理系の方が読みやすい形式もあるし、文系のほうが読みやすい形式もあると思います。私は、まず、どういう目的で書かれた文章か、自分はこの文章から何を得たいか、と考えてから読むので、同じ物を絵で描いて知らせる、文で書いて知らせるような違いを感じます。AとBの特徴を私の狭い考えでしか無いかも知れませんが、書き込ませて下さい。 【2-A】理系の文章 客観的、理論的で、思考、推察、文の構成に、模型化がなされていて簡略化されています。文章を書く目的、言いたい事、補足の部分がはっきり理解できるので、読んでいて結論を理解しやすい。しかし、感覚的な共感を受けにくいですね。一般的な考えとしては納得できるのですが、温度(優しさ)等は少ないと思います。簡潔に目的をはっきりさせる文章が多いです。 帰納的で理解しやすい明快な文章。 数式を目で追って理解する様に、流れに沿って読み続けると最後にパズルが完成するような満足感を与えてくれる。 自分の状態に関係なく、何時読んでも結論は予め与えられている感じ。 一般化しようと思考しながら読む説明の文章。 【2-B】文型の文章 主観的で言葉が厳選され、細かい感情の共有が出来ます。細かい描写が感覚を刺激し、脳内で絵が浮かびやすいですね。細部末端に重要なキーワードがあることが多く、うっかり見逃してしまうと、本題が解らないこともあります。また、一つの言葉から状況や読み手によっての受け取り方が違うので、はたして書き手が意図したことが本当に読み手に伝えられるかどうかには、確信がありません。一方、読者は自由に理解し感情移入しやすいので、悲しくなったり嬉しくなったり感動できるところが多く、疑似体験しやすい。 演繹的で感動しやすい感覚的文章。 絵画を見ている様に、何度見ても(読んでも)新しい発見があり、初めて読んだ時から本筋の全体を把握出来る。回を重ねて読むごとに自分の感覚、感情によって前回とは全く違う視点で読める為、読み手の状況で変化する。 個人の状況で感じながら読む共感の文章。 【3】 ”揚げ足取り”って「言質」の事でしょうか?揚げ足を取る人は増えそうです。しかし、そう言う行為は、正攻法の理論を突き詰めた場合、話題の目的から離れてしまい、問題解決 問題究明には繋がりません。 「木を見て森を見ない」と同じ感じがします。そこが質問者様が「短絡的」と感じる所以だと思います。 揚げ足を取る理由 そもそも、言葉の概念、定義、深さは発信者と受諾者に共通認識がないと、意思の疎通、理解は不可能だと思ってます。双方の言葉の前提が違うのですから誤解する機会が増えそうです。 理由1 一般的に、揚げ足を取られた場合、読み手にその言葉を使った意味、目的をきちんと説明して理解してもらえば解決しそうです。 この場合、もっと文章を理解するために深い情報が欲しいのであれば、読み手が書き手に質問すると思います。つまり「書き手と読み手が共通問題をいかにして解決、客観的な双方が納得する結論を出すか」が大切でしょう。 理由2 しかし、極端な例として、書き手に対して読み手が自分の優位性を示したい等の「主観的な別の目的」で揚げ足を取っている可能性もあり、共通の問題に対し解決理解を深める事が読み手の目的ではない事もあります。 この読み手の感情優先の目的が、書き手と読み手が共有する「読んで一緒に思考する目的」の方向性を見失わせているので、共有感覚、共有概念、共感は得られないと思います。 簡潔に言えば、読み手による「揚げ足取り」が、書き手に対する劣等感や社会の中での優位性の誇示等、個人的感情から発した「目的」である場合、元来の「問題の客観的な解決、究明と言う目的」は、読み手とは共有できませんし、結論は出ません。 情報社会の進展の弊害(ネットによるもの) 上記の事から、ネット、携帯によるメールの通信は、情報量が少なく読み手に十分な理解を得てもらう事が難しいでしょう。感覚的文章、理論的文章には、言葉の情報が的確で適量なほどいいと思います。 一番いいのは、会って直接話す事です。目、耳、ニュアンスなどの情報量が多い。次が、電話ですね。携帯のメールだと字数を少なくしようとしますし。 安直に考えると、恋人に「好きだよ」という場合、会って笑顔で嬉しそうな声で「好きだよ」と言うのと、携帯で「好きだよ(ハートマーク付き)」では、受け手の嬉しさの量は違うと思います。携帯メールの「好きだよ」は記憶に残る情報量や思い出が少ないので、言う側の気持ちが、受け手の心に沁み込みにくいと思います。受け手はメールより、直接会って言ってもらう方が、愛されている実感が強いと思います。(私の場合だけかな?) メールで直接会話と同じ情報量を渡す場合は、厳選された言葉、ポイントを突く文章をかなりの上手に書かなくては伝わらないと思います。 私は、事務的な用件は携帯で済ませても良いと思いますが(Yes, Noで答えればいい事)、感情、説明、感覚、思想を伝えるのに、字数を短くしたい携帯のメールは、よほど文章が上手くないと不便だと思っています。私は不精なので面倒くさいし、変に受け取られたら怖いです。 質問者様の疑問は、メールによる文章の情報量の少なさや言葉の不適合から発生する事に思えるのです。 これらが、考え付く理由です。 上手く、文章が書けなくてごめんなさい。長くて解りづらいダラダラ文をお読み下さって、ありがとう御座いました。文章が上手い人なら、短く的確に書けるのでしょうが・・・。 私は自分の伝えたい事がどこまで伝えられているか自信が無いです。(言葉のニュアンスに疎いです。相手の欲しい言葉を的確に与えられない。) また、理論立てた文章を書くと抜け落ちている箇所が多そうで、自信が無いです。(例を引くことが多いのは、文章のツボを一度に押さえられないからです。) 自分は理文とも、出来が悪いので理系か文系か解らないです。 御精読、有り難う御座いました。
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こんにちは。 【質問1】 ひとつのセンテンスが短くて、言葉が難しくなくて、 わかり易い文章。 【質問2‐A】 理論の流れが整然としているけれど、長文が多い。 専門用語や外来語などを使いすぎる傾向があるような気がする。 改行が少なくて、文字が詰まった感じがする。 【質問2‐B】 文章の中に、リズムがあるように思う。 感情や私的傾向が、文の根底に流れている気がする。 結論や事実よりも、枝葉やプロセスを大切にしているような 気がする。 【質問3】 あまり変わらないような気がします。 しかし、情報の量や伝達の時間差の減少(タイムリーさ)によって 色々な立場の人の文章を、大量に閲覧することが出来るので これまで通常の会話などで、揚げ足取りを出来なかった人でも 文字で書き込む等により、攻撃できる場所が増えたと思います。 どんな道具でも環境でも、それらを利用する人しだいだろうけれど いい環境になったからといって、いい人が増えるとは限らないので 悪いところはより顕著に、いいところもそれと同じくらいは 起こりうると、感じています。
お礼
こんばんは。ご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。 他の回答者さんへのお礼と重なりますが、 やはり文系と理系の学問では 研究対象や考察方法も違うため、 適した文章構成方法が違うのかもしれませんね。 また、これとは少々別の視点になりますが、 文系的思考型の人と理系的思考型の人を比べると、 (→実際の専門分野ではなく思考の特徴を指す) それぞれの物事の捉え方の違いにより、 読みやすいと感じる文章形態が異なるようにも思えます。 p.s. ネット上で揚げ足取りをする人間は、 内容が感情的に気に食わないという理由で 嫌がらせを行っていると思われます。 投稿内容について論理的に攻撃する力がないために、 枝葉末節なことを引き合いに出して 情緒的な揚げ足取りをするのでしょうね。 しかし、そういう人間に論理的に反論すればするだけ、 バカにされ面白がられるだけでしょうね…。 彼女らはそもそも論理や人間性を蔑視し、 人間的に優れた人を尊敬するふりをしながら、 内心で見下しているようなので…余談でした。w
文系出身です。 1.短い文章、句読点、段落がはっきりしている。長文でも文章に勢いがあれば、読みやすいと感じます。(リズム?かな?) 2.A 読みにくいことが多いですね。 文章に強弱がついてないというか、全部読まないと理解できない書き方をする人がいます。(全員という訳では、ありません。) 3.揚げ足取りをする人間は、増えますね。でも、それを利用するのも文章力というか、スキルじゃないか、と考えます。 理由 文章の読解力がなければ、目立つ言葉に飛びつきます。良く、ネット上で、釣りが問題になりますが、釣られる=揚げ足をとりたがる。と考えています。 実は、少し前までは、電話のような同時通話から、メールのような、交替型通話になって、言葉の乱反射は減ると考えていましたが、文章として、目の前に、その材料が消えずに残っている為、却って増えているかな?と、最近になって考えを変えた次第です。 質問の意図に沿った回答になっていますでしょうか?私の読解力も大したことがないもので。
お礼
ご回答ありがとうございました。大変参考になりました。 やはり文系と理系の学問では 研究対象や考察方法も違うため、 適した文章構成方法が違うのかもしれませんね。 また、これとは少々別の視点になりますが、 文系的思考型の人と理系的思考型の人を比べると、 (→実際の専門分野ではなく思考の特徴を指す) それぞれの物事の捉え方の違いにより、 読みやすいと感じる文章形態が異なるようにも思えます。 p.s. まぁ…揚げ足取りをする人間は、 内容で反論する力がないために、 枝葉末節なことを引き合いに出して 情緒的な揚げ足取りをするのでしょうね。 しかし、そういう人間に論理的に反論すればするだけ、 バカにされ面白がられるだけでしょうね…。 彼女らはそもそも論理や人間性を蔑視し、 人間的に優れた人を尊敬するふりをしながら、 内心で見下しているようなので…余談でした。w
お礼
ご回答ありがとうございました。大変参考になりました。 やはり文系と理系の学問では 研究対象や考察方法も違うため、 適した文章構成方法が違うのかもしれませんね。 また、これとは少々別の視点になりますが、 文系的思考型の人と理系的思考型の人を比べると、 (→実際の専門分野ではなく思考の特徴を指す) それぞれの物事の捉え方の違いにより、 読みやすいと感じる文章形態が異なるようにも思えます。 回答者さんの回答を読んで、さらに確信しました。 p.s. ネット上で揚げ足取りをする人間は、 内容が感情的に気に食わないという理由で 嫌がらせを行っていると思われます。 投稿内容について論理的に攻撃する力がないために、 枝葉末節なことを引き合いに出して 情緒的な揚げ足取りをするのでしょうね。 しかし、そういう人間に論理的に反論すればするだけ、 バカにされ面白がられるだけでしょうね…。 彼女らはそもそも論理や人間性を蔑視し、 人間的に優れた人を尊敬するふりをしながら、 内心で見下しているようなので…余談でした。w