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C4成分の組成
炭化水素の熱分解と固体酸触媒(ゼオライト?)での接触分解において、 C4成分の組成は大幅に異なるというのですが その現象と組成が異なる原因を教えて下さい。
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C4成分に関する部分が抜けていました。 追加説明をしたいので#1の5行目の後ろにくっつけて読んで下さい(^^; 「これ(エチレン生成の例)と同じ理由(接触分解は枝分かれが生じやすいこと)により、 接触分解生成物の方が熱分解生成物よりも『枝分かれが多いC4成分』の 割合が大きいと言えるのではないかと思います。」
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- unyo12
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回答No.1
組成が異なる原因は一言で言うと「熱分解はラジカルが反応していく機構、 接触分解はカルボカチオンが反応していく機構であること」です。 どちらもβ切断が起こりますが、1級カルボカチオンが生成した場合すぐに 2,3級カルボカチオンへと異性化してしまうため、接触分解ではエチレンが ほとんど生成しないそうです。 「有機工業化学」系統の参考書をご覧になってください。