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トヨタ・日産・ホンダの復活する日
アメリカ発の不況が日本主要企業に直撃しています。 日本のリード役たる主要自動車企業等はいつ頃復活するのでしょう。
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米国でのディーラーの在庫調整が終われば、新たな生産体制に取り組めます。 狭い日本と違い、国土が広く自動車が生活必需品のアメリカでは、車の需要そのものはなくなりません。 今まで日本の自動車メーカーは、エコで市場を引っ張ってきましたが、しばらくの間は安い車の需要が高まりそうです。 トヨタもホンダも、低価格路線の新車を発表しているため、これらの車が、アメリカ市場の次の主役となりそうです。 参考: IZAブログ『実業の世界』 -ようやく方向が見えてきた http://yuyuu.iza.ne.jp/blog/entry/905961/ -米国自動車市場のメーカー別シェア http://yuyuu.iza.ne.jp/blog/entry/902990/
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- tarojordan
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まずどの程度の復活かとうところでしょうね。 2007年~08年頃の生産台数(輸出)になることはもうないと思います。 2001年のエンロン破綻、02年ワールドコム、08年リーマンとルールなき資本主義の破綻と、車(日本車)が売れ続け現在に至ったことは同じような仕組みによって成り立っています。 2007年の夏、円安がピークアウトしてから車の輸出台数は落ち込んでいます。これは円高の影響が大きいですが、日本における損失だけではないということです。 同じ商品(車)があったとしたら、仮に1ドル100円とします、円安になることによりアメリカよりも日本は不当に高い支払いをさせられていることになります。 ドル高により輸入品が安くなる理屈です。これが日本車が売れる第一のマジックです。これのタネ明かしは日本政府がドルを買え支えていたということです。 第二のマジックはアメリカの住宅バブル。ご存知のようにサブプライム・ローン問題です。日本人も経験しました。一億総中流化です。 アメリカでは金融工学を駆使して1000万円で手に入れた(もちろん全額ローン)住宅を担保に住宅・土地価格が上昇(バブル)し金利が下がった為に1500万円のローンに借り換えられる?という不思議なこと(金融工学と言うマジック)が流行始めました。 月々の返済額は同じで500万円の現金が手に入るわけです。 これで車を買っちゃえー!ということで、どんどん車が売れたわけです。 実際は車もローンの担保とされているわけですから、これらが破綻したことによって家も車も無くすという凄まじいことが起こったわけです。 これがサブプライム・ローン問題の真相です。 決してサブプライム(信用度の低い所得層)へ向けたローンが破綻したのではなく、ただ住宅バブルが破綻したというだけのことです。 もともと労働者階級の所得など景気が良くなろうと何倍にもなるわけありませんから、金融工学で不思議な住宅ローンの借り換えをすれば新車が手に入るとなれば誰だって手を出します。 話はこれから先がアメリカそのものです。そしてバブルがはじけ、支払いが滞りはじめた債務者にどのような仕打ちがまっているとおもいますか?債権者から依頼され保安官がライフル片手に家からの退去、もしくは車の没収に来るんです。 日本なら家、車をなくそうがネットカフェがありますが、アメリカの現状はどうなんでしょう・・・ 日本では「失われた10年」などといわれますが、公定金利を下げたアメリカも復興するのにそのくらいはかかるでしょう。 だいぶ本題から外れましたが、輸出立国である日本は他国の消費に少なからず影響を受けているというのが今回のことでわかったとおもいます。 去年の10月ころまでは、「アメリカは大変なことになっているが、日本は大丈夫だ」なんていうのんきな経済学者がたくさんいましたね。 日本のこれからは重厚長大の第二次産業は衰退していくでしょう。 製造業で生き残れるのは最先端の技術を駆使した一部の企業だけでしょう。ホンダやトヨタや日産にそれだけの気概と技術力があるかどうかです。技術力とは創造力です。背景に文化(戦後から捨て去ってきた文化を再構築していかないと)がないといつまでたっても今のままでしょうね。
お礼
有り難う御座います。 文化構造と第二次産業・特に日本の車メーカーの文化創造に寄せる期待は大きいと思います。 ハイブリッド車輌技術・水素車輌技術等々既に次世代車輌の開発は可也進んでいるとも聞きます。 最大の課題はアメリカメーカーの経営危機と同社の(小型車・省エネ技術等)開発の立ち遅れかもしれません。
- ryuken_dec
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今までのようには復活しないと思います。 一般庶民が必要とする機能はすでに現時点の技術力でほとんど達成されているわけで、車はコモディティとなっています。 今までのように機能アップ⇒売上という図式がなりたちません。今回の不況が無くても遅かれ早かれ車産業は限界を迎えていたでしょう。
- edoduki
- ベストアンサー率15% (68/445)
トヨタ・日産・ホンダは、今後はここ10年日本の家電企業が歩んだような道を進む事になる可能性があります。 仮にオバマ民主党が4年以内に景気を良い方向に導けたとしても、ここ数年続いたようなバブル経済にはなりえません。車もある程度売れるようになったとしても、恐らく低価格路線の競争激化になって行くと思います。そうなっていったときに中国やインドが存在感をより増す事になるでしょう。あるいは米国ビック3を実質的に助ける事になるのは中国やインドへの生産移転などかもしれません。また米国では中古市場の拡大とも競争になるでしょう。 トヨタ・日産・ホンダなどの今後は 新興国で売れる車 を造れるかがポイントになってくるのではと思います。
お礼
有り難う御座います。 人間社会と車の相関性が復活の原点かと思います。 低価格路線とコンパクト&省エネ化等がメーカー各社の動向と聞きます。一番の問題は購買力かもしれません。
- akik
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米国経済が復活するのを待つか、欧米以外の経済が復活する かにかかっている。 欧米経済は思っている以上に回復に時間がかかる。今回の 米国の経済刺激策が法制化されたが、極めて中途半端な 政策となっている。欧州のバブル経済の崩壊も米国同様に 想像以上に深刻化している。ひょっとすると、ユーロの崩壊に もつながりかねない状況と認識しています。 だから、楽観的な(希望観測的な)予測をしないほうが安全 であると、認識している。 東アジアの経済圏が復活しやすい環境にある。 人工的に作った経済圏(ユーロ、米国)と、東アジアの自然 発生的に生まれた国家群の差異は大きいです。前者は 建国というのが人工的な意思で生まれたが、東アジアは 異なる。極論すれば、国家は自然発生的に生まれた。 欧米は経済問題が発展して、戦争に至った歴史の繰り返しが あります。バブル経済の崩壊、その後の金融恐慌は国々の 相互を信用不安に陥れる。だから、その内に協調路線が とれなくなる。排他的ナショナリズムが生まれる可能性が あります。 日本の主要自動車産業は東アジアの経済が復活する まで待つ必要がある。 長くなりました。
お礼
有り難う御座います。 経済危機は先進諸国全金融期間に及んでいると聞きます。 無論先進国による金融技術重視の虚構の繁栄は見直す時と思います。 悲観論か楽観論か読み難い環境ですね。 繁栄とか車社会の復活は、意外と「心の豊かさ」等が切り口になるのではと推理しています。
- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
オバマ大統領の手腕次第だと思います。 アメリカの雇用が回復し、消費が活発化しない限り 日本の自動車メーカーの回復は考えられません。 アメリカが回復すれば欧州、中国、インド、ブラジル、日本は 必ず成長できます。 これはパナソニック、ソニーについても言える事で、 1年は最低かかります。
お礼
有り難う御座います。 国産メーカーは国際市場でドイツ車と比較される場合が多いのですが 経営面と技術面での比較は如何でしょう?