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居士号(こじごう)は誰が与えるべきもの?
居士号(こじごう)は誰が与える権利があるのですか?利休は正親町天皇が与えたそうです。仏教のタイトルだから大僧正が与えるべきものではないのですか?
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居士とは「家に居する士」のことで、知識・実践において僧侶に準ずる、或いは匹敵する程の力量を持っている人に対して与える物で、与えるだけなら宗派によって多少違うかもしれませんが、ちゃんとした寺の住職クラスなら可能だと思います。 現代でも戒名として居士号は、お寺さんから普通に貰う事が出来ます。 (江戸時代以降は死後に戒名を貰う事が一般的になりますが、当時は生前に貰うのが一般的) 利休の場合も、禁中茶会にただの町人では参加できない為に正親町天皇が、諸説有りますが大林宗套、古渓宗陳などに指示して与えた物です。 (いずれも大徳寺[臨済宗大徳寺派大本山]の住持[住職]となった名僧です。) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E4%BC%91