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富士ハウスは
富士ハウスは、どうして民事再生や会社更生でなく破産になってしまったのですか? 前者のほうが、影響が少なかった気がするのに… 一般消費者が何千人も痛手を受けるこういう事例でも、破産の選択肢が選べるなんて…
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- yoshi_7878
- ベストアンサー率37% (3/8)
元銀行員で税理士です。 基本的に会社が立ちいかなくなると破産するのが原則です。 (最近は民事再生が多くなりましたが。。) しかし、それでは経営資源を無駄にすることになるので、 裁判所が間に入って再建のための調整をしましょう、と いうのが民事再生や会社更生です。 ただ、民事再生や会社更生は、再建の見込みがなければいけ ません。 再建の見込みさえあれば、法的整理ではなくて私的整理で済 ませることも可能です。 富士ハウスさんの場合は、破産しか選択肢がなかったという ことです。。
瑕疵保証が義務となりましたが、完成保証はなってないので普及率が低いことは否めません。業者の登録費用も完成保証の方が高いようでどうも普及を抑えられているような感があります。 何しろ最近は、「お客様は神様でしょ」「あなたはプロでしょこっちは素人なんだから悪くない」という顧客層が増えたように責任はお金を払うことですべて果たしていると勘違いしている世の中になってきました。工事請負契約の双方に責任が有るとは思います。工事だけでなく環境、経済についてもオバマさんの言うように「責任」という言葉を世界の人すべてに投げかける必要がありますね。 でも今の経済状況で破産しかできない「無責任」とユーザー完成保証登録という保証を確保しなかったという「判断のミスまたは認知度が低かった」のでは、どう考えても「無責任」の社会的責任の方が格段に大きいと思いますよ。前の会社じゃ私の退職後ですが(民事再生)こんなご迷惑をかけているとはきいてないですし、そういえば私の買ったマンションを建てた建築業者も倒産しましたが会社更生法で耐えしのびユーザーに迷惑をできるだけかけない社会的責任を最後まで続けてくれたものです。それから考えれば40年近く会社やってて相当のコネクションもあるはずなのに社会的抹殺を受けたのですから程度が悪い経営だったというのが本当ではないかと思います。
- q-_-pv-o00
- ベストアンサー率38% (57/150)
逆です。 民事再生や会社更生を選べなかった。とういうのが事実です。 水増し売上げ等の不適切な会計処理を行っていたため 金融機関からの支援が受けられなかったということです。 つまり、あくまで会計的な見地から「会社法人」としての 社会的信頼性無しと判断されてしまったのです。
- 2009ken
- ベストアンサー率21% (769/3580)
でも、第三者の保証をたててる方も多いでしょう。確かに、投げ出す経営者もなってませんが、今のご時世、リスクヘッジをしなかったユーザーも、手落ちがあったと言わざるを得ません。
昔民事再生法の申請をしたHMにいました。 倒産1年前のリストラで退職していましたが。 今回の情報と私の経験を重ねてみると非常に経営者の怠慢を感じます。 噂で出てくるのは本社の豪華さだとか。親族の役員入りなど自分かわいさの経営の感があります。 私のいたHMは銀行から役員に入ってもらい経営指揮、リストラ、資産の売却と信頼を損ねないように目立たないように数年間の内にかなり厳しいリストラを行いました。しかし、資産は分譲用宅地を除いては駅近の資産価値の高いところばかりでしたのできちんと処分できたというのも大きく会社の急激な衰退を防いだと思います。 さらに会社は社員の行先を検討し、いくつもの銀行に頭を下げてきたのです。でも、メインバンクの銀行再編を控えた週末にとうとう銀行に見放されて民事再生法に入ったのです。 もちろん、会社の新体制が整わず、旧体制がよくなかったことも分かっていますし、明らかに売れないような土地の購入など不動産関係で銀行にうまくやられたともいうような失敗が積み重なり債務が超過していったのですが、資産とネームバリューで数年もったというのが正直な感想です。会社もよく社員お客様のことを配慮してくれたもんだとリストラされた時は悔しかったですが、今になって少し有り難さを感じます。 しかし、今回の○士ハウスは、まだまだ全国区のメーカーとまではいかず、銀行もさらっと交わしてしまったような感じですね。海外資材の円高影響、急激な不況も経営を建てなおす余裕をなくしていたのでしょう。でも、粉飾も激しく銀行の信用を失墜したことは否めません。もちろんメインバンクの大きさにもよるものもあるでしょうが、気ままな経営態度を「見限られた」という感があります。経営者ももう嫌だったんでしょうね。うそで塗り固めた経営からゼロになりたかったのかも知れません。勝手な気もしますが。誰も協力してくれ無いと会社も再生はできませんからね。再生の見通しが立たないから破産なのでしょう。 支払遅延は2度目はもう信用を失いますのでたち直れないことを指していますので、昨年それが起きていたということで秒読みであったとも言えますね。でも、下請け業者は遅延から数か月で倒産というのはバブル崩壊時もあったけど、元請けがこの短さは驚きです。100年に一度の状況なのでしょうか。 関係者の方が早く解決して前向きになれるよう祈りたいと思います。 上記は全くの私見です。顧客を抱えて責任ある住宅メーカーとしてはあり得ない「破産」。いくつか耳にした情報から勝手に判断した意見です。 ちなみに関係3社合わせて6252人の債権者がいるとの発表です。 住宅建築中は2100棟ともいわれ一般ユーザーも家族含めて心苦しい状態だと思います。
- 2009ken
- ベストアンサー率21% (769/3580)
事業継続の気力がないからでしょう。 まあ、何千人は大げさでしょうが。
補足
おおげさじゃなさそうです、 着工済み未完成800戸、契約後未着工1300戸だそうです。一家族4人としたら?