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拡散反射光の角度依存性について

物質に光を当てると拡散反射光が出ますが、その時に言われる物質によって角度依存性が違うと言う方がいるのですが、拡散反射光の角度依存性とは、どんな事なのでしょか?詳しくお教えいただけないでしょうか?

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noname#11476
noname#11476
回答No.1

完全拡散面と呼ばれる理想的な面を考えます。 すると、この面で拡散反射する光は面に垂直な方向に進む成分が最大となり、斜め方向では段々弱くなります。 これは入射光の角度にも依存しません。 現実の物質ではなかなかそうはなりません。 入射光の入射角と同一の反射角方向の光(これを正反射といいます)が強くなる傾向があります。 またその程度は物質によってかなり異なります。特に表面の性状に影響されます。 物質自身の光に対する吸収/反射特性も関係します。 中には代わった拡散反射特性になることもありえます。 上記では特に波長依存性は意識しませんでしたが、実際には波長によってもその反射特性は変化します。 極端な話特定の波長の吸収が強い物質だと、その波長だけ拡散反射そのものが極端に弱くなることもあります。 ご質問から汲み取れる話としては、このような話になりますが、これでよろしいでしょうか。

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