>日本では寡占が進んでいるのですか??知りませんでした
スーパー等に出かけて.自分のほしいもの.たとえば.ビールとかエンピツとかの商品群を一つ決めてください。
スーパーの中を探して.10社から20社以上ある場合には.資本主義社会であり.多くの会社の競争が行われていることがわかります。
逆に.1社しかない場合には.独占が成立していることになります。
この間の状態が「寡占」です。
資本主義社会の理念.つまり.生産者の競争によって価格が決定されるという市場原理が機能するには.競争状態でなければなりません。
しかし.企業数が少ない場合は.寡占であり.どこか1社(プライスリーター)が決定した価格に.右にならえという調子で価格が決定されるために.競争原理が機能しません。
つまり.誰か特定の人々が価格を決定する社会主義経済と同じ事(独占資本主義経済)になります。社会主義経済との違いは.価格を決定するのが行政か企業かの違いだけです。
独占資本主義経済では.富が特定の資産家に集中してしまうという.富の集中が発生します。その結果.大多数の人々の生活が圧迫されてしまいます。
お礼
なるほど・・・。確かにガソリンを入りに行くときいつも「どこのスタンドも同じ値段だなあ」と思ってました。つまりガソリンも寡占状態と言えるのですね。ありがとうございました。とても分かりやすかったです!!!