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日本語の動詞要素が後ろに来る理由

なぜ日本語は動詞要素(助動詞など)が文末にくるのでしょう。 どなたかご存じの方、回答よろしくお願いします。

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noname#79662
noname#79662
回答No.5

>なぜ日本語は動詞要素(助動詞など)が文末にくるのでしょう。 No.4さんのおっしゃるように、本当のところはわかりません。 ただ、日本語と英語の語順の違いは、助詞があるかないかということに、密接に関係していると思います。 I drank tea. (1)主語 (2)動詞 (3)目的語 私はお茶を飲んだ。 (1)主語となる名詞+助詞「は」 (2)目的語となる名詞+助詞「を」 (3)動詞 日本語は名詞に「を」を付けて目的語を表しています(名詞に「は」をつけて主語を表しています)。 ですから、単語が並ぶ順番が狂っても、意味は何とかわかります。 「お茶を私は飲んだ。」 「私は飲んだお茶を。」 意味は何とか通じているでしょう。 一方、英語には助詞がないので、単語が並ぶ順番で主語、動詞、目的語がわかるようになっています。順番が狂えば、わけが判らなくなったり、文意が違ったりしてきます。 大雑把には、以上のようなことが言えると思います。 言語一般 言語の構造一般 http://www.nihongokyoshi.co.jp/manbou_data/a5510043.html

kqchj597
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 例文つきでとてもわかりやすかったです。 普段何気なく使う助詞ですが、このような役割があったのですね。 とても参考になります。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.4

世界の言語の約45%がSOV型と言われます。なぜ日本語がSOV型かという問いの答えは、他のSOV言語の場合と同じく簡単には出ないでしょう。 語順は大昔から今日まで一定であるとは限らず、途中で変わってしまうこともあります。ヨーロッパの言語で見ても、古典ラテン語はSOVが主流だったのにその末裔の現代語はSVO型です。ハンガリー語もSOVからSVOに変化しました(これには文強勢の問題もあり簡単にいかないこともあります。意味的に弱い単語の位置が厳格に決まっているものもありSVOが崩れることがあります)。 SOVとSVOの特長と欠点を挙げることはできますがそれは答えにはなりません。また安易に民族性と結びつけるのも問題です。 日本語だって記録にないほど過去に語順が変わったのかもしれないし、変わるチャンスがあったかもしれない、また遠い将来変わることがないとは言えません。しかし確認できる限りにおいてはSOV以外の語順をよしとするような動きがなかったのでしょう。語順には比較的自由がありSVOにしても、動詞がなくても充分意味は伝わります。しかし会話や文芸以外では用言が文末にないと落ち着きが悪いと感じられます。だから今でも基本的な語順はSOVとされるのです。

kqchj597
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに、なぜ日本語がSOV型かという問いは簡単にでるものではないですね。 貴重な知識、ありがとうございました。参考にさせていただきます。

  • booter
  • ベストアンサー率34% (269/769)
回答No.3

よく言われるのは下記の論です。 http://www.hokuriku-u.ac.jp/library/pdf/kiyo27/gai6.pdf > 英語は主要部が前に来るのに対し、日本語では全部後ろである。 > すなわち最後まで聞かないとその句の中心の意味が分からないのである。 > 話し手は、最後まで、自分の立場を曖昧にしておいて、相手の反応によって、肯定である自分の立場を話の途中で、否定に変える事もできるのである。

kqchj597
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 日本人の国民性によるのですね。そういわれると、自分も相手の反応をみて話の筋を変えてしまったりします。(笑) 参考になりました。ありがとうございます。

  • Kooltan
  • ベストアンサー率35% (71/198)
回答No.2

文法だから・・・・ なぜ英語は~~~~と同じですね まぁ最初に文法だから、と言っておいてなんですが、 日本語は英語と違って文法がきっちり決まっていないんです。 もちろん、ちゃんとした文法はありますが、使われていません。 「眠い」 って言っただけで 私は眠いってわかりますよね? 主語どころか動詞すらありません、形容詞のみです。 憶測ですが 日本文では動詞は一番重要ではない物ではないでしょうか? いえ、重要なのは理解している上での推測です。 動詞だけで成り立つ文と言うのは条件が限られすぎます 例えば、どうするの?と聞かれて 寝る、帰る、泊まるなど、動詞だけで返答可能ですが この「どうするの」には、 「どうするの?寝るの?帰るの?」の部分が省略されているから、答えが動詞だけでも可能なわけです。 英語で言うwhat系の疑問文からでは動詞だけの文はあまりありません。 何が好き?>>仕事=名詞 何がしたい?>>食べたい=食べる事(名詞) 何する?>>勉強する=勉強(名詞)+する(動詞活用)この場合名詞の「勉強」だけでも意味が通じる 先ほどの「眠い」も含めて考え、名詞だけ又は形容詞だけの返答が非常に多いです、日本語の場合 よって頻繁に使われる名詞、形容詞が先にきているのではないでしょうか?

kqchj597
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに自分も会話をするとき、動詞って少ないなと思いました。 とても参考になります。ありがとうございました。

  • gadovoa
  • ベストアンサー率28% (835/2909)
回答No.1

(1)推論ですが日本語は主語に限らず他の成分もしばしば省略されるからだと思います。つまり場面によって動詞だけで成り立つ。(2)また格助詞があるからだと思います。例えばI love youですがloveの後にyouを持ってくることで目的格(~を)表しますが日本語ではどの部分に持ってきても「あなたを」という意味で成り立ちます。直接の回答にはなりませんが「水谷修 場面と話し方」を読めば(1)の解答の参考になると思います。解答になってなくて申し訳ありません。

kqchj597
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 早く回答がきて、とてもうれしいです。 格助詞のおかげで日本語はSOV型にもOSV型にもなるのですね。 とても参考になりました。ありがとうございました。