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うつ病経験者でも臨床心理士の適性はあるのでしょうか?
うつ病経験者の25歳女性です。 最近臨床心理士の資格を取るため、大学院にいこうか考えています。 19歳の時に、人を信じられなくなり、また結核にもなり(これはもう完治しました)、集団でいることが苦手になりました。母親からも色々言われ、うつ病になりました。 何度か病院に行き、薬をもらい、実家も離れひとり暮らしをして、ここ1年位は安定しているので、病院にも行っていません。 しかし、うつ病経験者は何度かまた発病するということを聞いたことがあります。 最近気分が落ち込むことがあるのですが、けど、これは以前までではないので大丈夫だと思っています。 うつ病経験者でも臨床心理士の適性はあるのでしょうか? 私は、自分の時間をもてることや、一人になれる空間があること、長期間集団に属さなければ、発病しないと思うのですが。 私は人の気持ちや考えていることに敏感に気づきやすいそうです。 自分がうつ病を経験して、臨床心理士の方とお話をして、安心して涙が止まらなかったことがあり、しかし、自分に適性があるのかどうか分かりません。 うつ病経験者でも臨床心理士としてやっていくことができるのでしょうか?
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- kigurumi
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私も二度目です。 前から、<人はIQだけじゃだめで、人はEQの方が大事> とか、<KYは駄目> とか言われていますが、日進月歩で、大事なものは時代とともに移り変わる。 感情知能ってものも提唱されだした。 <自己認識が優れた人であり、抑うつ、不安、怒りなどの強い感情に押し流されることなく、自分の感情を調整することができる。 高い共感能によって、他者の感情を読み取ることができ、悲しみに沈む人にどんな言葉をかければいいか、落ち込んでいる人になんと言って慰めればよいか、争いをする人たちをどうやって静めたらよいかが分かる人。 そのような人は、学業成績だけ優れている人より、職業でも結婚でも子育てでも成功している>とサロヴェイは言っている。 ただし、感情知能が高くても、人間ですから精神的ショックは受けるはずです。 >私は人の気持ちや考えていることに敏感に気づきやすいそうです。 共感能力が高いわけですよね。 共感能力が高い人が、感情知能を高めるにはどうすればいいか。 あなたの考えたとおり、知識を身に着けることが知能を高める手段だと思います。 医学生の中には、講義を聴くたびに、その講義の病気と同じ症状になってしまう人もいるそうです。 共感能力が高いため、それが仇になり身体まで変化させてしまうので、講義を受けた病気と同じ症状になってしまう。 人の不幸話を聞いていて、寝込んでしまう人いますよね。 共感能力がとてもすぐれているため、相手に起こったことを、まるで自分の身に起こったかのように、相手と自分を同一化してしまうから。 ですが医学生は、数年たつと知識が増えるので、症状を起こさなくなるそうです。 知識が増えたために同一化が起こらなくなると思えます。 ということで、心理学の知識を身につけることで、人の気持ちがわかっても、大きなダメージを受けなくなる可能性がある。 再発の防止につながる。 人は誰しも、人生に一度は必ずうつ病になるそうです。 鬱は人間の正常な反応。 ショックなことがあっても、心痛を感じないほうが病気。 当たり前の生理的反応なので、異常じゃない。 神戸大震災で、二人の主婦が、両方とも家を失い、家族は入院という体験をしたため寝込んだ。 片方はそのまま寝込み続け、もう片方は3日後には布団から出て炊き出し部隊に参加した。 この違いは気質だと言われています。 震災がうつ病の原因ではなく、あくまで誘因。 もともとうつ病になりやすい体質を持っており、きっかけがあれば、起爆する可能性があり、たまたま震災により起爆した。 その前に何か別な不幸なことが起こっていたら、それで起爆していたかもしれない。 もう片方の数日後炊き出し部隊に参加した人。 人間の正常の反応で、震災とう不幸で鬱状態になったわけですが、自分もそうだがもっと悲惨な思いをしている人もいるとテレビを見ながら気付いたのではないかと。 共感能力が高いだけではなく、感情知能も高かったのではないかと。 この違いにより、同じ体験をした人のその後も違ってくる。 心理学って面白いです。 例えば、「あの人は陰険だ」と思っていたとする。 ところが、心理学を学ぶと、人間の行動心理とか、いろいろ学ぶうち、「あんなこと私に言った人は、こういう心理からか。」と理解できる。 知る前には「嫌いな人」だったのですが、知識によりなぜそういう態度を取るのかわかってくるので、「無邪気なかわいい人」と印象が変わるわけです。 すると、今までのように接触があるたび、負の感情が起こりにくくなる。 理解をしたから。 例えばですね。 あの白いものはなんだろう? 怖い・・・とずっと思っていたとします。 「シーツか」と実体がわかれば、白いものが見えても気にならなくなる。 人間ってそんなものです、わかったことで注意対象から外れる。 心理学って人間の心理や行動についての研究なので、おもしろいですよ。 臨床心理士レベルになると、かなり人間の特性の知識持っていると思えるので、たとえ現場で働こうとは思っていなくても、知識を高める目標として、試験を受けるとした方が、途中で挫折しにくくなるかも。 人間って不思議なもので、試験を受けるという目標がある方が、特定の目標が無い人よりレベルが向上するんですね。 他人に援助するためじゃなくても、自分の生き易さのためにも、知識として身に着けたほうがいいかも。 蛇足ですが、最近知ったのですが、保育園で臨床心理士の方が働いているそうです。 保育士の資格も持つ臨床心理士。 対象は幼児? いえ、地域全体の援助の手段の一つとして、保育園で働いている。 予防と発見にも関わっていると思えます。 お母さんたちが子供と遊ぶ臨床心理士の人に、「うちの子どうですか」と話しかけてきたとする。 感情知能が高ければ、「最近うちの子はどうですか」は単に挨拶か、何か困っていることがありそれをどう表していいのかわからないでいるのか と言葉や表情から判断するわけです。 「何か問題が起こりましたか」といきなり聞かずに、子供の園での情報を伝えつつ、顔の表情を観察していく。 子育ては密室で行われますが、おかあさんが一人で踏ん張らせず、地域全体で子育てをやりましょう なってきているんですね。 主なおかあさんを助けるのも援助の一つ。 だから、保育園によっては臨床心理士が参加しているようです。 なにも子育てだけじゃなく、おかあさんは家族との間に問題が起こっているのかもしれない。 お母さんじゃなく、他の家族に問題が起こっているのかもしれない。 なにも市役所が開設する相談窓口じゃないんですね。 大きくなってからじゃ解決は困難ですから、小さいうちに気付き早めに手を対応し、人々がとても困った問題に陥るのを防ぐ。 国の方針もそう。 治療より予防の方が費用が少なくてすむので、予防に力を入れている。 というわけで、後は自分が何が好きかをプラスすれば、おもしろい仕事になるんじゃないかと。 臨床心理士の資格を持っている保母さん、臨床心理士の資格を持っているスポーツトレーナー、臨床心理士の資格を持っている編み物の先生。 素敵! と思います。
2度目です。他人事に思えなくて、また書き込みました。自分も色々あり人間不信ですので、同じだと思います。尾行、盗聴、色々ありすぎて、気が狂いそうでしたが、なんとか、正気は保ってます。ですが、性分なのか、こうして、人を励ますのは好きなのです><できれば、悪い奴に負けないでくれと言う気持ちで励ましてるんだと思います。頑張ってください。気持ちに敏感な人はなれると思います^^感情移入しすぎないように頑張ってください^^
- kigurumi
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二次試験の面接では、少なくはなったようですが、圧迫面接をやる試験管もいるそうです。 故意にプレッシャーをかけて、適正を測るのだと思います。 現実、あなたのように自信喪失になった人がかりがクライアントではないようです。 クライアントの中には、相手を試すという行為をする人もいるでしょう。 追い込んでくる。 「30分いくらで金とってるんだろう。黙っていても金を取るんだろ。あんた 何もしないで金もらった方が楽だろ。じゃあ 黙ってな」と言う人もいるでしょう。 中には「私を好きなら、一緒に死んで」と迫ってくるクライアントもいるでしょう。 中には作り話をして、カウンセラーに嘘話を信じ込ませ、「本当に辛かったですね」と思わせ、「なんとかして助けてやりたい」と心を操り、カウンセラーは自分が助けてやると使命感を燃え上がらせるが、一進一退で、どうやっても、その人の状態が変化せず、自分の頑張りが足らないからだと自信喪失をし、鬱になり燃え尽きてしまう人もいるでしょう。 アメリカでは、精神関係の職業につく人の自殺が一番高いそうです。 客を選択して、好みの客だけ相手にしていればいいでしょうけど、実際問題 いろんな人がやってくるでしょう。 日常生活で困るくらいの精神レベルなので、やってくるわけです。 「高い金払っているのに治してくれなかった」と刃物で迫ってくる人もいるようです。 動じないでいられますか? 雇われた病院側で、医師があなたの適性を判断し、あなたが得意とする症状の人だけ、受け持つように選んでくれればいいんですけどね。 学校側が、「その問題を起こしてる人は、受け持たなくていいです」と言ってくれればいいんですけどね。 いずれにせよ、就職難だそうなので、病院や学校で雇われるというのは難しいでしょうけど、産業カウンセラーとしてなら、病的なまでに精神が落ちている人は職場で働いていないでしょうから、そっち方面で職を探した方がいいかもしれない。 前、ドラマで精神科医が人格障害の人の対応に当たる番組がありました。 http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/ryouko/index.html 10回に分けて、クライアント側が持つ葛藤が描かれています。 そして、この医師がどうしてそれでも頑張っているのかが描かれています。 <かつての自分を救うため> 当の医師の抱える葛藤は、解決しておらず、クライアントに見抜かれている。 「嘘つき あんた私を助けるといって、本当は自分自分を助けたいからやってるんでしょ!」と。 医師は自分の問題を解決するために、この職業につき、クライアントの諸問題を解決することで、自分が癒されようとしているわけです。 ですが、私はこの医師は実は、過去のことを絶対に手放したくないから、解決したくないから、どんなことがあっても、この仕事を続けていくのではいかと思えました。 仕事と共依存関係にある。 ドラマではありますが、「結局 この医師は手放したくないんだ。認めたく無いんだ。じゃあ 解決しない。でもこの医師自身が解決を望んでなど微塵もないから、それでいいのか」と思いました。 とにかく、プレッシャーの強い職業ですから、かなりの精神力はいると思います。 それに、昼夜関係なく呼び出される可能性もあり、まったりのんびり とはほど遠い仕事だと思います。 5時だから仕事終了と、携帯切ってしまうってのもありでしょうけど。。。。 実際 そうしないと身が持たないんじゃないかと。 一日に4人が限界だそうです。 それほど精神的にくるものがあるようですよ。
- c_crimer
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利点と欠点があると思います。 利点は、共感出来る事。 同じ病気でしか分からない、気づきにくい事はあるとは思います。 私もうつ病ですし、同じ病気の人と話すと、やはり安心することもあります。 欠点は、共感してしまい、あなたの病気が再発する事。 とくに、あなたがうつ病になると言うことは、考え方や脳の構造が、鬱状態になりやすいと言うことでしょう。 カウンセラーの職業病はうつ病と聞いたことがあるので、やはりミイラ取りがミイラになる可能性はあると思います。 また、共感しすぎるというのも、治療の妨げになる可能性もあります。 カウンセラーは、同情や共感するのではなく、相手の病気を理解し、その人の自立を促す仕事だと思います。 まぁ、薬を渡すだけの人もいますが。^^; 私の個人的な感じでは、気持ちの切り替えが早い人が、一番の適正があると思いますよ。 一日中、クライアントの事を考えていたら、あなたがまいってしまいますからねー。 その辺を訓練すると、あなたの夢も楽になるかもしません。 私としては、諸刃の剣で、利点もあるけど、リスクも覚悟しないとなれないと思います。 まぁ、昔心理学を勉強し、現在うつ病の素人ですので、アドバイス程度に。^^;
お礼
お返事ありがとうございます。 心の切り替えが早くないので。 少し考えます。
自分は身内にうつ病の人が居たので、自分もひとの気持ちや考えには敏感な方だと思っています。で、思うのですが、適正を言うなら、そういう人の気持ちに敏感な人は、向いてると自分は考えます。ただ、一点、臨床心理士になられた時に、数多くの人の悩みを抱え込むことになります。そこで、その重みに耐えられなくなり、再び鬱にならないかだけが心配ですね。深く関り過ぎると心への負担が大きくなるので、それらを、解消する方法を考えておく必要がありますね。それと、身近にあなたと同じような心優しい人が入ればいいですね^^癒してくれる存在、または理解者が入れば、やっていけるのではないでしょうか?
お礼
私はあまり人を信じることができないので、難しいですね。 お返事ありがとうございます。
- sironokabe
- ベストアンサー率67% (19/28)
臨床心理士の中にも、元クライアントであった方はたくさんいます。 うつ病であった、というだけで即臨床心理士の適性なしとはみなされません。 どういった現場で働くかによりますが、その中でうつ病の方と出会うこともあるでしょう。 個人開業でなければ、集団の中で働くことになります。 そういった中でも、やっていこうと思えるのであれば、問題はないと思います。 あとは、質問者様次第となります。 現段階で、不可能だということはないので、目指すことは良いことだと思います。
お礼
お返事ありがとうございます。 私自身が人に振り回されるのがよくないらしいので、少し考えます。 ありがとうございました。
お礼
お返事ありがとうございます。