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生涯学習に携わる方がたへ

生涯学習で、学習プログラムを立案するにあたり、特に注意している点は何ですか?また、大人と子供を教える時の相違点と共通点は何ですか? また、これらのことが詳しく知ることができるところがあれば、教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

青少年のプログラム企画・運営に携わってきました。 ご存知かもしれませんが、 プログラム立案で一番重要なのは、「目的」です。 ただこなすだけでは、そのプログラムは失敗です。 「仲間作り」が目的なのか、「○○を発見する喜びを知る」ことが目的なのかはっきりさせることが非常に大切。 目的がはっきりしたら、その目的をいかに果たすことができるかという「手段」を考えてプログラミングしてきます。 実際のプログラムで、重要な部分の一つに、「導入」がありますが、 私は、よく「アイスブレーク」をとりいれていました。 アイスブレーキングは、簡単なゲームなどを行って、 緊張をといていくもので、 自己紹介も兼ねて行ってしまうと効率的です。 アイスブレークを取り入れるかどうかで、 それ以降の参加者の表情が違ってきます。 私はアイスブレークが成功したら、そのプログラムの8割 は、成功といえるのではないか、と思います。 アイスブレークは、小学生はもちろん、 20代の若者から、40代の、お年寄りまで有効でしたよ。 参加者同士が触れ合うレクのが良いでしょうね。 また、参加者を小さなグループに分けるのも効果的です。 大人と子供という点からいくと、 小学生は、遊びを取り入れていくといいのと、 あとは、注意事項をしっかり聞かせること。 安全管理が非常に大切です。 青年の場合は、プログラム自体は活発なものを。 ただ、お互い打ち解けあうのが苦手なので、 参加者同士のコミュニケーションを図ることも 加味したプログラムが必要です。 大人になると、そういうコミュニケーションは、 各自がとれますので、そう必要はないです。 ただ、プログラム自体は、余裕のもったゆったりしたもの にする必要があります。 色々研究して、楽しいプログラムを作ってくださいね。 日レクから、アイスブレークの本が出てるようなので、 載せときます。

参考URL:
http://www.recreation.or.jp/goods/03/04/index.html
makkomakko
質問者

お礼

お答え頂きありがとうございました。 実際に現場にいらっしゃた方からのアドバイスということで、大変勉強になりました。 特にアイスブレークがいかに効果的かを知ることができました。紹介して頂いた本も是非読んでみたいと思います。

その他の回答 (1)

  • momijinn
  • ベストアンサー率33% (37/112)
回答No.1

昔、生涯学習をしている施設の窓口として勤めたことがあるものです。 立案などしたことはありませんが、人気のある講座についての特徴を述べてみます。 生涯学習は一般的に「一生の趣味」的なものを指すことが多いですが、そこでは「職業訓練」的なものに人気がありました。 ご時世なんでしょうね、「資格取得」「パソコン技能」等はいつも満員でした。 「一生の趣味」は水泳・陶芸・料理・園芸など自宅では設備がなくてできないこと、もしくは自宅でフィードバックしてやりやすいものも人気でした。 そして大切なのは「仲間」ができやすいような環境にしてあげることでしょうか。 生涯学習はただ技能や知恵を学ぶだけでなく、人と人との繋がりをより広くし、人生を豊かにすることが目標の1つでもあるからです。 子供と大人の差は、子供は失敗を恐れずに、とにかく「やる」ということができる。大人は失敗を恐れて、理屈がわからないと前に進めない、ということがあげられます。 特にパソコンについては顕著で、子供なら使っていくうちに「このボタンをクリックするとこうなる」とか「ドラッグすればいいんだ」ということを体で覚えていきます。 しかし大人は逆で「どうしたらこうなるんだろう」とか「マニュアルのどこに書いてありますか?」など「とにかくさわって」覚えることが苦手のようです。 また長期の休みがある場合、子供は前に習った内容をすぐに思い出しますが、 大人は思い出すまでに時間がかかるので、復習の時間を増やすなど工夫が必要なようです。 あとは、普通の学校なら生徒は教師より年下ですが、生涯学習の場合は教師より生徒のほうが年上ということもざらです。その点では教えるのに(プライドを傷つけないよう)気を使うようです。

makkomakko
質問者

お礼

お答え頂きありがとうございました。 大人は子供と違い、経験がある分、自尊心や誇りが高く、そのプライドを傷つけない配慮が必要だと感じました。また、生涯学習では、知恵や技術を身につけるだけではなく、仲間づくりの場でもあるということから、プログラムを作る上で、それぞれの年齢にとって一番適した方法をとって、仲間作りの場を提供したり支援していかなければならいと感じました。 貴重なご意見に感謝しています。

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