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欧文の縦組みは上から?下から?(主に書籍の背帯などにおいて)
( 前提 ) ここで言う「欧文」は、主に書き文字で使用する際の 「和文」に対しての外国語全般とさせて下さい。 【 質問 】 主に書籍の背帯などにおいて、タイトル名や著者名を記す場合、 欧文の縦書きでは上と下のどちらから書き出すのが正しいのでしょうか。 あるいは決まりはないのでしょうか。 ( 補足 ) 例えばドイツは下からで、英語圏では上からといった具合に、 国によって異なると私は認識しているのですが、 もしそうだった場合、国別のルールをご存知の方がいらっしゃいましたら、 お教えて頂ければ幸いです。(主要な国で構いません) ( 備考 ) 今回出た答えは、タイトルの通り書籍の背帯に反映したいと考えておりますが、 販売圏が主に国内なので、最終的にはルールよりも可読性等を重視しようとも思っています。 ただ、知識として理解していてやるのとそうでないのでは違うことだと思うので、 皆様のお力をお借りしたいと思った次第です。 よろしくお願いいたします。
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studio_mさん 質問を読ませて頂き、気になって自分が持っている洋書(主にドイツ語と英語)を調べてみました。ドイツ語の本は殆どが”下”からタイトルが書かれておりました。しかし、レクラム文庫を含む何冊かは、”上”からですした。日本で出版されたドイツ語の参考書は半々ぐらいのようです。(タイトルがドイツ語表記の参考書が結構数ありますね。)英語は”上”からですね。 レクラム文庫はドイツ語の出版物では例外でしょうか? 面白いことを教えて頂きました。
- anapaultole
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studio_m さん はじめまして 既に、ご存知のように、フランスでは タイトルなどは下から上へと印刷です なぜかって??? お手許にフランス語の本を、表紙を上に 文机に置き、ページを捲り紐解くき進め 最後のページを閉じて上げて、背表紙が 今度は、上になったその時に、背の本の タイトルを印字の向きを良くご覧下さい 背に、下から上へと印刷されているため そのタイトルを自然判読できるはずです タイトルを最初に読み、再びそれを反芻 これが正に読了と心得ております。。。
- ChM
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「物書き」のひとりです。仕事の必要から外国書を多数所持しています。ご質問の件は、私自身も以前から関心を抱いていました。蔵書だけからの結論ですが アメリカ 上から ヨーロッパ 下から です。ただし、ご回答「No.1」でも示されているように、イギリス(ヨーロッパ)にも上からのものがあります。これは、アメリカとイギリスでは、両国で同一の本が出版されている(一方に本社があって、別の一方に支社があるなど)ことも起因しているようです。 ロシアは(私の蔵書では)すべて下からです。 直接関連するのかどうか知りませんが、例えば、2008年1月11日を、アメリカでは「1/11/2008」(1.11.2008.などを含む)の順番で書くのが一般的ですが、イギリスを含むヨーロッパの多くの国では「11/1/2008」と表します。ですから人名辞典などで「5/2/1950」生まれとあると、これが5月2日なのか、2月5日なのか迷うこともあります。 「1/11/2008」方式が上から、「11/1/2008」方式が下からと当てはめると、おおむね一致します。 ちなみに、ハンガリーでは「2008/1/11」で日本と同じ順序です。蔵書は2冊ですが、同国発行の本はいずれも下から、になっています。 余談ですが、郵便消印など、(ハンガリーはもちろんですが)数年前からカナダやポーランドでも「2008/1/11」を採用しています。ポーランドの本は下から、です。カナダで出版の本は所持していません。
私の蔵書を見る限り傾向はあっても絶対的な基準(習慣)はなさそうです。 傾向として アメリカ 上から下へ(A) スペイン 下から上へ(B) イタリア B 英国 A *ただしどちらも横幅のある辞典、事典、全集などは横書きになる。 *傾向は言語に関係なく発行国の傾向が現れる。 その他の国 アルゼンチン B コスタリカ A&B ブラジル B 日本(欧文) A&B 中国(欧文) A ハンガリー B フィンランド A