#1,#4です。
#4の発言は失言でした。申し訳ありません。
>「なんでアクリルの上に立てばピリッとこないのですか?」
絶縁している先には電気が流れ込まないから、ではないですよね?
人体にも多少とも流れ込んでは来ますよね?わかりません。
「絶縁している先には電気が流れ込まないから」
に疑問を持てるというのは正しいです。
普通は知ったかぶりにこれで説明した気になっている場合がほとんどです。
しかし子供はこれでは説明されたと思わないでしょう。
「人体にも多少とも流れ込んでは来ますよね?」
そのとおりです。 完全に絶縁されていても静電容量がある以上,触ればある程度の電流が流れ込んできます。
ただその量がものすごく少なくて感じないというところがポイントです。
ピリッと感じる=体にある程度の電流が流れる
この電流の程度を決めているのが,
電源側では電圧と電源の性質(どのくらい電流を流せるか)
人体側では,アースに対しての抵抗と自身のアースに対する静電容量になります。
電源的にはバンデは電圧は十分高く,電流が小さい電源なのですが,
接地された状態の人体で触れば人体の抵抗では目いっぱい電流がながれてしまい,ピリッというレベルでないことになります。
絶縁された台にのることで,抵抗値があがり,流れこむ電流は今度は
人体とアースの間の静電容量を充電します。
つまり,触った人体には電流は流れ込み,その人の体が数万ボルトになりますが,電流値としては少ないのでピリッとも感じなくなります。
電線の小鳥が感電しないのと同じ原理ですね。
でもその人は体が数万ボルトになっていますから,外からその人に触れば
今度は二人の体に電流がながれて二人とも衝撃を受けるということになります。
また人を何人もで手をつなぎ抵抗を上げることで,ピリッというレベルまで電流を下げることができるかもしれません・・これは危険ですが。
バンデの実験の本質的な部分は箔検電器の実験で十分わかると
思うのですが,
やはり火花という電気が見える形での実験ができるというところが
子供たちにとっては衝撃的かつ理解を助けることになると思いますので,がんばってください。
なお
「科学する心」
とは,
物事を見たときにそれをただ見るのではなくて,
なにが起こっているのか良く観察し,
理想化,単純化を行い,その根底にある原理を考える
という姿勢ではないかと思います。
全然別の話になりますが、その「科学する心」とは何ですか?定義は?
無知で申し訳ありません。
お礼
こちらも、申し訳ありませんでした。 大変分かりやすい説明ありがとうございます。 理解でき、納得できました。自分の物にできるように頑張りたいです。