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種からツワブキ(石蕗/つわぶき)を育てたことのある方お教えください。
12月初旬頃、知人よりツワブキの綿毛の種をいただき、 最適な種まき時期もよく分からないままポット蒔きしてみました。 種20粒ほど蒔き、3週ほど経ちましたが未だ発芽の気配もありません。 割と日が入る玄関内で管理(当方九州です)、覆土も2~3mmほどです。 素人質問で恐縮ですm(_ _)m 経験者の方、種からの育て方のアドバイスや経験談をお聞かせください。 よろしくお願いいたします。
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こんばんは。 ツワブキの栽培ですが、特に難しい点はありません。もともと海岸線の瓦礫地の日なたに野生で生育するものですから、水はけが良い土に植え、日光によく当てればよく育ちます。用土は一般の山野草の土でかまいません。強いて言えば鹿沼土3:赤玉土1、又は日向土3:赤玉土1で問題ありません。 質問のツワブキの種ですが、現在12月末に播種してもにわかに発芽しません。桜の花が咲く頃に発芽しますのでお楽しみに。 ツワブキも含め、野生の植物は「ある程度寒さに当らねば発芽しない」ものが多いので良く注意して下さい。 通常の植木鉢に上記の用土で小粒の物を入れ、風に飛ばされない程度(綿毛が隠れる程度)の厚さの土をかぶせます。 発芽まで水を切らさないよう、用土が乾かないように水遣りし、屋外の日当たり、軒下等で寒さにあてて管理します。 九州ではあまり無いとは思いますが、発芽までは用土が凍結してもかまいません。 但し、発芽直後の芽は霜に弱いので、遅霜が当らないように管理してください。 開花までは順調に行って2~3年程度かかります。日光によく当て、ある程度大きくなったら地植えしたほうが良く育ちます。肥料はマグアンプ中粒を一株辺り3~5g程度、年1回、春~初夏与えれば十分です。 また、入手したツワブキがもし斑入り(ふいり:葉に黄色や薄緑の模様がある)品種だった場合、肥料が多いと斑が冴えなくなるので、肥料を3g程度まで落としてみると良いでしょう。 参考になれば幸いです。
お礼
ご回答下さり、ありがとうございました。 アドバイス通り、早速ポットを軒下に出しました♪ >ツワブキも含め、野生の植物は「ある程度寒さに当らねば発芽しない」ものが多いので良く注意して下さい。 なるほど、発芽温度に近いよう暖かい室内で可愛がるのではなく、本来の自然環境に近い状態でないと発芽の準備が整わないものもあるのですね。 人が思う「やさしさ」は、野草にとっては「ありがた迷惑」な事があるのですね(笑 …山野草を育てる奥深さが少し分かったような気がします。 九州でも盆地ですので遅霜もあります。 その時期は注意し、おっしゃる通りに可愛がり過ぎず(笑)気長に育ててみたいと思います。 沢山の分かりやすいご助言、本当にありがとうございました♪