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1ポットに1粒ずつ蒔くのは問題がある?
- 西瓜などをポットに蒔く際、説明では4粒蒔いて発芽させ、間引いて1本立ちさせるようになってますが、1ポットに1粒ずつ蒔くのは、問題があるのですか?
- 種を購入し、それが数粒しか無いような野菜の場合、なるべくたくさん発芽させたいと思う訳です。勿論複数発芽した際に、丁寧に掘り起こして別のポットに分けてもよいのかなと思うのですが、ダメージを考えると1ポットに1粒が良いのではないかと思う訳です。
- 質問者は、西瓜などの野菜の種を1ポットに1粒ずつ蒔くのが良いかどうか疑問に思っています。説明では4粒蒔いて発芽させ、間引いて1本立ちさせるとされていますが、それとは異なる方法で育てたいと考えています。また、種を購入する場合、数粒しかない場合にはなるべくたくさん発芽させたいとも述べています。しかし、複数発芽した場合には、丁寧に取り扱って別のポットに分けることも考えています。ダメージを考えると、1ポットに1粒ずつ蒔くのが最適なのではないかとも考えています。
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- bannzaiusagi
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蒔く時に3~4粒づつ蒔くのは、発芽しない種子があったり奇形の双葉が生えてきたり(育てても正常に育たない)育ちの遅い物や弱い芽が生えて来ることがある為。改良された植物だと時折遺伝子に傷が付いて発芽出来ないものや正常に育たない物、病害虫に対し免疫の弱い芽も生えて来てしまうので、保険として1ポットに複数蒔いておき不都合な物や余分を間引きます。各株の育ちを競わせての目的も一応含まれますが、本来は「生命力が強い良い株を得て丈夫に育てる」為の選抜方法です。 ほうれん草の仲間などの種子の様に一粒から複数の芽が出てくるものなら奇形の芽や弱い芽を除去する必要はあまり無く(ビートの芽間引きの経験がありますが奇形のは種子ごとなのでそれは廃棄、間引くのは育ちが遅い物だけ)競争させて一番良く育った芽だけを残せば良いのですが、一粒から一つの芽しか生えてこない植物の種子の場合の育苗時期は効率が悪くなりがちで、一つのポットに一粒だけ蒔いた場合、沢山のポットやたくさんの土を用意して蒔いたのに、芽の出ないポットや双葉が奇形の芽が出たポットはもう必要なくなってしまい酷いと育苗期間中全体の3割くらいの無駄が出ます。せっかく種子蒔き前にお金と手間をかけたのに必要が無くなるポットが数多く出てしまいもったいない思いをするよりも、定植予定数+予備分用意したポット全てで元気な苗が育つ方が種子の購入費は除いた、費用と手間が無駄にならず効率よく良い苗を確実に得られるわけです。 野菜によって種子の粒数が少ないのは、大抵は大型に育つ野菜に多いです。それは元々「家庭菜園向け」として少量で売られているから。 西瓜やカボチャの様な蔓が何メートルも伸びて育つ(育てなければならない)野菜の場合、一般的な家庭菜園での広さでは沢山種子を蒔いて育てても全ては植えられません。昔は農家向きのたくさん入った種子袋のしか売られていなかったので買っても詰められている種子数が多すぎ沢山余ってしまうので、家庭菜園をする人の種子購入が伸びませんでした。少ない数で栽培したい人は苗を買う事も多いですし。でも最近栽培する品種に拘る人も多く出てきて(苗だと品種が選べない事も多い)それで種苗会社の方でも少量しか欲しくない人向けに詰める数の少ない種子袋を売り始めたわけです。ホームセンターで売っている外国の珍しい品種の種子で数粒(しかも高価)と言うのも理由は一緒で、日本向けに袋に詰められ輸出されたか日本で少数に詰め直された「家庭菜園で少しの株数だけ育ててみたい人向け」の商品。沢山育ててみたい人が買うには元々向いていない商品なので、そういう人は農家向けの商品の袋を購入すると良いです。ご地元のホームセンターや花屋さんに置かれているのは大体が一般向けの方で、農家向けの種子を扱っているお店で買っています。もしお近くに農資材屋さんや昔ながらの種子屋さんがあれば、そちらの方でプロユースの種子袋の商品を買った方が種子の数が多く、ホームセンターで同じ量を買うよりもお安く購入できます。農家向けだからどれも大量に詰められているわけでは無く、農家が試しに栽培してみたい時・自家消費用の一度で使い切れる程度の量のも売っています。もしお近くにそういう店が無ければインターネット通販で種子の数を確認して買うと良く、種子だけでは送料がかかってしまいますがついでに同じ店で扱っている農資材なども買うと店によっては〇〇円以上は送料無料と言う所もあります。ネット上にはフランスやイタリアなどの種苗会社の自国農家向け種子を輸入した品揃えが良い店もありますが(一袋に対しての量が日本の製品の何倍もあり(その分一袋の単価が日本の製品よりもお高め)家庭菜園目的で買うには多すぎでしょう。でも野菜によっては日本で売られている同じ品種で粒数が少ない高価な物を必要数欲しくて何袋も買うのよりは、余ってしまっても割安で済む物も多いです。 現在の農家は大量に栽培するので西瓜やカボチャの種子蒔きでも効率や植え付け機械の関係で基本連結ポットでも穴が小さめで土の容量が少なめなプラグトレイ(セルトレイ・セルポットとも呼ばれる)を使い、一穴に一粒づつ蒔いて育苗します。場所をあまりとらず大量に扱え土もポット植えと比べればかなり少なくて済んで苗も適度な密に育つ分育ちも良いからです。これは現在ホームセンターでも探せば大粒種子用にも使えるサイズの物が売られているので(4穴のが5枚一組くらいのものからいろいろあります)使えば手間がかなり違います。プラグトレイくらいの穴の容量なら、もし種子が発芽しなかった穴、奇形の双葉の穴、育ちの悪い物の穴があってもポット植えの時ほどの無駄にはなりません。農家はプラグトレイの中で育苗して接ぎ木苗にはしないのならプラグトレイから直接畑に定植しますが、苗が小さすぎて心配だったり時期的に早いようならセルトレイからポットに植え替えて引き続き育苗しても大丈夫です。市販の苗の生産でも種子蒔き時はプラグトレイに、途中からポットに植え替えて育苗出荷する農家もいますので。 西瓜の栽培はもう何度も行ってますか?西瓜の一株あたりの栽培面積はかなり広く取らないとならないのですが(カボチャやメロンもほぼ同じくらい)どのくらいの広さに何株植えるご予定でしょうか。蔓の節から生えて地中に潜る根からも養分を得る性質ですから家庭菜園でも畑が結構広い所で無いと一株に対しての土の容量が足らず充分な栽培環境が整えられません。もし蔓や実を浮かせて(吊るしたり上に誘導したり)の栽培でもこれは水耕栽培での肥培栽培や土に漉き込む堆肥や与える肥料の調整が通常の栽培法とはまた違ってきます。特に蔓の這う範囲の沢山の土の吸い込む水分の多さが西瓜の瑞々しさを決めるので一株につき必要な広さは確保しておきましょう。 西瓜の家庭菜園で、ご家族に自分で作った物を食べさせたいと自社ビルの屋上に軽い土(屋上緑化専用の土があります)を必要な厚さ広さに敷き詰め毎年栽培しているという人をテレビで見ました。街の真ん中の乾燥する屋上での栽培は水やりがとても大変だそうですが、そのビルにお住いの様なので通う手間も無いし栽培したい株数に対し屋上の使用部分は広さも充分で申し分なく、水をたっぷり含む土の存在や蔓葉が茂るのも緑化となり建物の温度が上がるのをある程度は防げ一石二鳥以上だなと感じました。
種を数粒ずつ蒔くのは、いくつか理由が有ります。 主に、発芽しなかった時の事(ポットが無駄になる)を避ける、発芽した物の中から間引きをして優良株だけを育てる、害虫に幼苗を食べられてしまった時の為...などです。 競争して生育が良くなると言う野菜も有ります。例えば人参。畑に種を直まきします。葉っぱは線香花火の様に細くて繊細。雑草や隣り合った人参に負けじと日光を求めて育ちます。でも間引き頃には、シッカリ君とヒョロリ君に。明らかに株の育ちに違いが出て来ます。 自給自足や販売目的でなく、ご家庭で楽しむ程度で育てるならば、1ポット1タネでも構いません。
- FattyBear
- ベストアンサー率33% (1532/4617)
私もあなたと全く同じ考えです。あなたと同じ内容の重複ですが。 1.なるべくたくさん発芽させたい。 2. 複数播きで発芽した苗の根をほどくときに根を切ってしまう。 野菜などの場合に筋蒔きで競い合って伸び出すという説明をTVで見たことがありますが本当かナ、と思いました。 1ポットに1粒ずつ蒔くのは、問題は無い、と思います。 栽培農家と趣味の栽培方法は同じでなくてもいいと思います。
- okvaio
- ベストアンサー率26% (1979/7610)
問題ないと思いますが・・・