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高校生物<反射>について
高校生物の反射のことで質問です。 「強い光を目に受けると、瞳孔が縮小する」現象についてです。この現象が起きる経路ですが、次の二つで悩んでいます。 (1)受容器→感覚神経→中脳→脊髄→運動神経→効果器 (2)受容器→感覚神経→中脳→副交感神経→効果器 一般的な反射弓(しつがいけん反射など)は「受容器→感覚神経→脊髄→運動神経→効果器」だと思うのですが、瞳孔の縮小は、自律神経が関わっていると思うので迷ってしまっています。どなたか解説をお願いいたします。
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反射弓は一般的に下記のようなものですが、反射の種類により(1)~(5)がそれぞれ異なります。 (1)受容器→(2)求心性神経→(3)反射中枢→(4)遠心性神経→(5)効果器 瞳孔の縮瞳の反射弓は (1)眼の網膜 (2)求心性神経は視神経という感覚神経 (3)中脳 (4)遠心性神経は動眼神経という副交感神経 (5)瞳孔括約筋 膝蓋腱反射は伸筋反射ですがその反射弓は (1)大腿四頭筋の筋紡錘 (2)感覚神経 (3)脊髄 (4)運動神経 (5)大腿四頭筋 反射中枢が瞳孔反射のように中脳にあるものを中脳反射、膝蓋腱反射のような脊髓に反射中枢があるものを脊髄反射といいます。
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- d_d-
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おもしろい問題ですね。 筋肉(ただし骨格筋ではない)を動かすのだから運動神経かもと思えてくる,興奮したときにひとみが広がり(交感神経)・安静時にはひとみが縮小する(副交感神経)ので,(2)が有力なのだけれど,はたして光を受けたときの反応も自律神経を通じて起こるものなのか(高校生物の教科書では触れない)? (2)で大丈夫です。
お礼
解説ありがとうございました! やはり今回問題になっていることと、脊髄は別個にして考えなくてはいけませんね。
- ruehas
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こんにちは。 「対光反射」ですよね。 >(2)受容器→感覚神経→中脳→副交感神経→効果器 こちらで正解です。 以下の経路で起こります。 「網膜-視蓋前域核-動眼神経副核-動眼神経-網様体神経節-瞳孔括約筋」 「動眼神経副核」は中脳組織、反射を伝えているのは動眼神経の「副交感性線維」の方です。因みに「脊髄反射」の場合はまず中脳は通らないと思います。
お礼
高校生物では出てこないようなワードがずらりと並んでいて、大変勉強になりました。 脊髄反射をきちんとわかっていれば解ける問題のようでしたね。解説ありがとうございました^^
お礼
脊髄反射とそうでないものをごっちゃにして考えてしまっていたようです。 詳しい解説ありがとうございました^^