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社会福祉事業団って
こんんちは。社会福祉事業団にへの福祉職としての就職を考えております。 耳慣れない言葉なのですが、社会福祉事業団とは何なのでしょうか?文字だけ見ると、公的機関にも見えますし、川崎市の場合は 社会福祉法人川崎市社会福祉事業団となっており、民間の機関にもみえますし、一体、社会福祉事業団とはどういうものなのでしょうか? また、実際に働くとしたら待遇、条件などはどういう感じでしょうか?わかるかた教えていただけますと幸いです。
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社会福祉事業団とは、社会福祉法人が慢性的に不足していていた昭和40年代に、その補完的な要素として社会福祉事業団を設立出来るようにしました。 これは公的な資金で民間のいい部分を併せ持つという目的で、 昭和46年に厚生省の社会・家庭局(当時)より各都道府県知事当てに出した「46通知」をもとに、各都道府県より委託される(公設民営)という形で全国的に誕生しました。 「46通知」の中には事業団職員の身分は設置自治体に準じると明記されていて、給与や昇給なども設置自治体と同等となっています。 しかし、水準は設置自治体以下のところが多いそうです。 「46通知」にはいろいろな制約が多く、設置自治体に委託されているゆえに(出資金が自治体100%のため)民間法人のような自由な事業が出来ないこともあります(通常は協議になります) もっとわかり安く書くと、 自治体主体で作った社会福祉法人ということになります。 社会福祉法人は民間の公益法人ですが、 先にも書いたように慢性的な不足(金銭的な問題と設置場所の問題が主と、当時は社会福祉に関心を寄せる人達は少数派だった、自力で施設を立ち上げた人もいましたけど、法人格の取得には設置基準に満たないなどの理由で時間がかかったそうです)で、自治体で箱を作り中身は民間の社会福祉法人に委託したり、自治体から人を出向させたりして作っていました。 それと、昨今の自治体の収入が減っている中、完全に自治体から切り離し、民間へ移行しようとしているところが多いです。 土地建物は自治体の物なので、その管理運営費のみ負担して、後は介護報酬や支援費報酬で賄うように仕向けているところもあるようです。 なので、社会福祉事業団と言っても地域によって障害者施設のみだったり高齢施設と障害者施設の両方を受託していたりさまざまです。 社会福祉法人とあるのは基本的に社会福祉事業法に則って設立されるからです、特養など、社会福祉法人でなければ運営できない施設があります。
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- zorro
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お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。設立された経緯、成り立ちが良くわかりました。