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副助詞と副詞の違い
副助詞と副詞の違いがよくわかりません。教えて下さい。
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見当違いの回答になるかも知れませんが…… 副助詞 は 助詞 の 1種です。 助詞は、格助詞・接続助詞・副助詞・係助詞・終助詞・間投助詞 のように分類されます。 助詞と副詞は、ともに単語レベルの分類で 品詞 の 1種です。 品詞は、名詞・(代名詞)・動詞・形容詞・(形容動詞)・副詞・(数詞)・連体詞・感動詞・助動詞・助詞 のように分類されます 単語は、自立語 と 付属語 に別れます。 ┌自立語──副詞 └付属語──助詞──副助詞 という対比なので、「副助詞と副詞の違い」は単語レベルでの同じ対比ではありません。恐らく単語レベルと文節レベルと、両方から考えて行く必要のあるテーマだと思います。 ただ一つ頼みがある。 一つだけ頼みがある。 同じ内容なのに「ただ」は副詞、「だけ」は副助詞とされるのは、なぜ? そういうご質問でしょうか。 単語(品詞)にわけると ただ(副詞)/一つ/頼み/が/ある 一つ/だけ(副助詞)/頼み/が/ある となります。 文節にわけると ただ∥一つ∥頼み/が∥ある 一つ/だけ∥頼み/が∥ある となります。 副助詞は単独では副詞としての働きはできず、他の自立語の下について文節を構成することによって、始めて副詞と同じように働けます。 今、私の書いている回答文に出る「副詞」は、 ともに 恐らく ただ そう 一つ 始めて 今 決して と、少なくありませんが、「副助詞」は だけ だけです。 副助詞は決して多くはありません。文法書で全部覚えてください。「ほど」「くらい」と同じ語形の「程」「位」は名詞ですので、すぐ識別できると思います。「副助詞」と「副詞」が同じ語形ということはありません。
お礼
ご回答有り難うございました。 こちらの質問の意図を的確に捉えられております。 副助詞は全て暗記します。