こんにちは。
アバウトでも宜しいということですので、予めご容赦下さい。
「直径12ミリ」といいますと、それほど刺激的ではないですね。
我々の「痛覚」といいますのは、「組織障害に至る刺激」を受容する感覚器官です。火傷や針で刺した場合は実際に組織障害が発生していますので、これは圧力とは関係なく確実に痛みとして連絡されます。ですが、痛覚といいますのは動物が危険を回避するための「予防機構」でありますから、「障害発生に至る刺激」に対しても「警報」が発せられなければなりません。
実験をしてみました。
まず、足の裏の痛覚といいますのは、「歩く、立つ」といった動作の安全を保障していなければならない、というのがこの実験の仮説です。
突起物を床において踏んでみます。両足で立っているときはそれほど痛くはありませんが、片足に体重を掛けますとかなり痛いです。従いまして、圧力30kgでしたらまあまあ耐えられますが、全体重60kgを片足に掛けますと間違いなく痛覚が発生します。
実際に怪我をしてしまったならば、それは身体のどの部分であっても対処すべき明らかな組織障害です。では、「警告機構」としましては、果たして足の裏の痛覚といいますのは、我々が支える体重に対してそれなりのバイアスが設定されているのではないかと思います、というのが実験の検証結果です。相当いい加減で済みません。
更に余計な話ですが、因みにここで個人差といいますのは体重差ではありません、え?
「足の裏のツボ・健康踏み板(中国製)」というのがありますが、これは内臓に障害のあるひとはかなり痛いのです。実際、私は酒・タバコの不健康生活ですので、あれは痛くて耐えられません。我々のご先祖様は靴も履かずに原野を駆け回っていました。半径6ミリで悲鳴を挙げるようでしたら、我々現代人はその根本的な健康を見直す必要があるのではないでしょうか……、なんてネ。
お礼
普通に読んでいてロマンあふれる面白い内容でした. ぼくも酒,煙草でダメな生活しています.気をつけないといけませんね. ありがとうございました.