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夏目漱石の著作・ドイツ語版について
夏目漱石についてドイツ語でエッセイを書こうかと思っているのですが、代表作「こころ」と「吾輩は猫である」のドイツ語訳は何になるのでしょうか?特に「こころ」は「Herz」など、直訳させるわけにはいかないだろうと思い、質問します。よろしくお願いします!
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『猫』はOtto Putzという人の訳で‘Ich der Kaster : Roman’というタイトルのようです。 あとこんなのも独語訳されてるみたいです。 Der Tor aus Tokio坊っちゃん Das Graskissen Buch草枕 Traume der zehn Nachten夢十夜 ちなみにkokoroをそのまま使っているのは、 英語訳・ドイツ語訳・スペイン語訳・スウェーデン語訳・ ラトビア語訳・ヘブライ語訳(フィンランド語訳はKokkoro) ご当地の語をタイトルにしているのは、 イタリア語Anima イタリア語Il cuore delle cose フランス語Le Pauvre coeur des hommes アラビア語Qulub al nas muathaba セルビア語Dusa インドネシア語Rahasia hati ルーマニア語Zbuciumul inimii ブルガリア語Sertse ロシア語Serdtse ポーランド語Sedno rzeczy
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- 一円(@ichien2)
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おはようございます。 こういう場合には、大学や各種の研究機関の図書館を結ぶデータ・ベースである、webcatを利用するのが適切でしょう。 http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/equalTop.html 『こころ』を著者名とともに検索すると150件余の結果が出ます。その中から日本語表記で無いものを見て行くと、かなりいろんな国の言葉が出てくるようです。ただしドイツ語版ではこの訳者のもののみです。 http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/DocDetail?txt_docid=NCID%3ABA16152191 実は大方の翻訳でそのまま“kokoro”といった表記になっています。例外的に日本の詩人でフランス文学者でもあった堀口大学が翻訳題として“Le pauvre cœur des hommes”を付けている程度です。 ドイツ語版では題名の解釈をHerzにしているのかGeistにしているのか判りませんが、漱石の“kokoro”と記せば通じるようなので、無理に置き換えることもないかもしれません。 『吾輩は猫である』に関してはご自分でどうぞ。