アメリカ南部は一種北海道に似ています。人々は大らかで気さくで飾らず、"southern hospitality"(南部の歓待)という言葉があるように誰でも歓迎します。
しかし、アメリカ南部一帯はアメリカの中でも最も旧弊な土地で、男尊女卑・人種偏見が根強く残っています。人種偏見とは云っても、それは黒人相手のことであって(それも表面的には解消されています)、日本人はメキシコや中南米、他のアジア諸国の人々よりはずっと好意的に迎えられます。特に、以前日本に駐留したことのある元軍人たちは、日本語もいくつか知っていたりしてフレンドリーです。ただ、アメリカ人にとっては中国人、韓国人、ヴィエトナム人などは見分けがつきませんから、いいタイミングで「日本から来た」と知らせるのが賢明です。
質問者の「アメリカ人の彼女」が日本の風習について家族に話してあれば、あちらはハグしようとしないかも知れません。いずれにしても、相手の出方を待ち、それに合わせればいいのです。
>ハグならハグの仕方をお願いします。
そんなことは「彼女」に聞いて、実際にやってみればいいではないですか。そんなことも聞けない女性のところへ行くわけですか?
>1父2母3祖父4祖母
ここまでは最初は"Yes, sir."、"Yes, ma'am."で通す方が相手に喜ばれます(前述のように旧弊な土地なので)。しかし、向こうから間もなく「"Sir"は要らない」と云ってくるでしょう(前述のように気さくで飾らない土地なので)。
>5彼女の男友達6彼女の女友達
ここからは"Hi!"だけで充分です。向こうが"Nice to meet you."と云ったら"Nice to meet you, too."と"too"を忘れずに。向こうが手を出せば握手ですが、握手などしない連中もいます。それは偏見ではなく、あまり儀礼に拘る土地でないだけなので気にする必要はありません。
>7いきつけのカフェのオーナーマスター
こんな人のことまで考えてるんですか!呆れますね。これは向こうの態度次第です。にこにこしていれば充分だと思いますが。
南部の田舎の人の言葉は聴き取れないことが多いものです。特に、短期滞在では無理でしょう。解った振りをするのは得策とは云えません。解らない時は「意味が解らない」とハッキリ云い、「彼女」に「通訳」を頼むべきでしょう。ただ、ずっと沈黙していて、あまりにも言語のバリヤーが多いと思われるのもナンなので、御自分が何か話せること(歴史、文化、伝統、習慣、食べ物などの相違や類似などについて)があれば、自分から話題を提供するといいと思います。
南部はハンティングが盛んです。特に冬はそのシーズンです。射たせては貰えないまでも(射たせてくれるかも知れませんが)猟に連れて行って貰うといいかも知れません。「彼女」の「父」と「祖父」から気に入られることは間違いありません:-)。
お礼
カフェのマスターはついでの蛇足です(笑)。 日本なら会釈ですが、どうするのか全くわからないものでして・・・ 彼女は英語しかできないもので、彼女に対して通訳が欲しいのが 現状です(笑)そういう状態で行くわけです(笑) だから第一印象でなんじゃこりゃと思われたくないのです。 向こうはみんな僕がさぞペラペラだと思ってる南部人です。 どう思われるでしょうかね? 娘はこんな英語がわからないやつと結婚する気なのか!? って(笑) ハンティングですか、いいですねえ、父・祖父に話してみます。散弾銃の免許以前もってたもんですから・・・ たいへんありがとうございました。