- 締切済み
経済学
需要の価格弾力性と需要曲線を勉強しているんですが、 以下のことが理解できません。どなたか簡単に説明していただければ 幸いです。 (1) 価格をPx、需要量をXとすると需要に価格弾力性は ed= -(dx/dpx) * (Px/x) と表されます。需要曲線の 傾きはdpx/dxなので、需要の価格弾力性edの数式に おけるdx/dpxは需要曲線の傾きの逆数になる。 と記載されているんですが 式と文章の意味が恥ずかしながら全くわかりません。 弾力性の式は(需要量変化率/価格変化率)とは頭に いれてますが・・・ (2) 加えて後述に縦軸価格Px、横軸X の需要曲線に中点での 価格弾力性は1となると書いてあるんですが、全く図の意 味がわかりません?(右下がりの需要曲線を4等分くらい にしてX軸に向かうほど弾力性は0に近づき、Px軸に近づ く程∞と表している図なんですが・・・(うまく書けませ ん・・・)この図表は何を意味しているのか分かりません ので、どなたかご検討のつかれた方いらっしゃいませんで しょうか? 宜しくお願い申し上げます。質問自体が明確でなく申し訳 ございません。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- bigorange9
- ベストアンサー率75% (171/227)
いきなり需要の価格弾力性とか微分とかから丸暗記しようとすると頭が痛くなりますので、簡単に考えてみましょう。 (1)需要の価格弾力性 ・知りたいことは、「ミカンの売値が上がったら主婦はミカンをどれくらい買い控えるだろうか」といったことです。つまりミカン価格が1円上がるとミカンの需要量(購買量)がどれだけ減るか、という果物屋の視点に立つわけです。以下の式を考えます。 ミカンの価格の変化=値上げ後のミカン価格―値上げ前のミカン価格 ミカンの需要の変化=値上げ後のミカンの需要量-値上げ前のミカンの需要量 すると、ミカン1円の値上げに対するミカン需要量の感応度は ミカン需要の変化÷ミカン価格の変化 になりますよね。これにマイナス符号をつけて正の値にしたのが弾力性です。 難しく書けば(ミカン価格=P、ミカン需要量=Xとして) 弾力性=((X1-X0)/X0)/((P1-P0)/P0) =(△X/X)/(△P/P) となります。0:値上げ前、1:値上げ後。これは需要曲線の傾きの逆数です。 (2)中点の需要曲線の傾きが1というのは、価格の変化1単位につき需要の変化も1単位だということです。両軸の原点から45度で引いた直線と需要曲線が直角に交わっているということですね。これより右側だと価格の変化に対して需要の変化が鈍くなり、左側だと価格変化に敏感だということになります。なぜこうなるか直感的に考えると、所得一定の下で値段のとても低いものがさらに値下がりしても反応は鈍くなりますね。反対に値段が非常に高いモノが低いモノと同様の需要量を喚起するには、大きく値下がりしないと釣り合わないということを示しています。
お礼
実生活の感覚で例を挙げていただいてわかりやすかったです!あっそっかそっか!って感じです!ありがとうございました。