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なぜ数学は抽象的表現なのでしょうか?
なんで数学書は抽象的な表現で書かれているのでしょうか? 高校数学は好きだったのに大学数学はわからないです。 物理もそうですよね。難しい数式使ってますよね? 僕はいかに簡単な数式でみんなに物理を理解してもらうことに尽力したいです。教えてください。
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物理をきちんと勉強すると、当初難しい数式と思ったものが、実は簡潔に現象を表しているものであることが見えてきます。 高校までの数学と大学までの数学は大きく違います。高校までの数学は19世紀までの数学です。ところが、数学は19世紀末から大変貌をとげました。大学で扱う数学はその変貌した後の数学です。 それを踏まえ、大学での数学の学び方に関する本は何冊も出版されていますから、図書館で探されてはいかがでしょう。 本格的な数学の学び方に関する本であれば、 数学セミナー編集部 (編集)数学ガイダンスhyper http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535784272/ ブックガイド <数学>を読む 岩波科学ライブラリー 113 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000074539/ などは薄いし、大学図書館にも入っているでしょうし、一読する価値はあると思います。 また、日本評論社の『数学セミナー』、現代数学社の『理系への数学』、サイエンス社の『数理科学』、といった理系の大学生向けの数学雑誌が大学図書館に入っていないわけはないと思いますし、毎年春には勉強の仕方を扱った記事も載っていると思いますから、少し時間を作って、バックナンバー含め眺められてはいかがでしょうか。
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#2さんの仰る通りだと思います。19世紀までの数学は、現在と比べればですが、どちらかと言うと、実務を意識した応用数学の雰囲気が強かった気がします。 でも数学は、いつも純化衝動を持っていたと思います(抽象化,一般化)。それも重要な数学の任務なので・・・。20世紀の初頭に(第1次世界大戦後に)、純化衝動に焦点を当てた数学者集団(有名な?ブルバキ)がフランスで活動し、その影響が70年後の大学初年級の教育現場に敷かれた、という印象を自分は持っています。 純化衝動に焦点を当てた数学が一時大流行したので、その後は数学のための数学研究という傾向は確かに増えたと思います。数学のための数学研究も決して無視できない重要さを持つと思いますが、やっぱり初めて抽象数学を見たときは、訳わかりませんでした。 定義の理解に3,4日かかった、なんて事もありました。でも定義を理解すると、基本定理は定義通りのルーティンワークだったりします。結局いまの基礎数学は、定量理論よりも定性理論の傾向が強いので、戸惑われているのだと感じました。
- ORUKA1951
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そのほうが簡単で応用が利くからとしか答えられない。 数式で考えられるから分かりやすい。 みかんとバナナとりんごが、それぞれ4,5,6個あるとき、これを三人で平等に沸けるとき・・なんて問題を、(1/3)X + (1/3)Y + (1/3) Zとすれば、X,Y,Zがなんであれ、また、(1/n)X + (1/n)Y + (1/n) Zとすれば、人数が何であれ、ひとつの式で扱える。 これほど簡単なことはない。 でも、私も苦手だった。それで化学へ