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SD法、色彩心理評価実験が独学でできるか

卒業論文を書くのにSD法を使って色彩や質感、形などに関しての心理的評価実験をしてみたいと思っています。色彩検定の2.3級程度の知識はあるのですが、独学でSD法をやろうと思っても難しいですか。やはり専門家の方の知識が必要でしょうか。よろしければ自分で勉強できるようなお薦めの本がありましたら教えてください。

みんなの回答

  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.1

質問者さんが大学3年生なら十分可能でしょう。 ですが大学4年のこの時期のこのような質問をなさっているのだとすると, 残念ながら手遅れと言わざるを得ません。 等質な集団のなかでSD法による評定をしてもらいプロファイルを描くという 記述統計的な使い方だけならさほどの知識は必要としません。 しかしながら群間比較やら因子分析やらを用いて本格的な分析を行なおうとするなら それなりの勉強が必要です。 同時に色覚のしくみや表色系など 色彩研究の基礎知識も必要とされるわけですが, こちらのほうはある程度素養がおありのようですね。 SD法は提唱されてからすでに半世紀を経ており, 適用事例ならいくらでも見つかりますが 理論的な文献となると古いものしか見当たりません。 (私が知らないだけかもしれませんが。) 大学図書館などで探してみてください。 ■岩下豊彦 SD法によるイメージの測定/その理解と実施の手引 川島書店 1983年 ■岩下豊彦 オスグッドの意味論とSD法 川島書店 1979年 ■田中靖政 記号行動論/意味の科学 情報科学講座 共立出版 1967年 色彩研究に関する基礎的な事柄については以下の文献が参考になると思います。 ■千々岩英彰 色彩学概説 東京大学出版会 2001年 ■日本色彩学会編 新編色彩科学ハンドブック[第2版] 1998年

ku_ku_chan
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 とても参考になりました。 記述統計的な使い方と本格的な分析の仕方があるとは知りませんでした。 まだ論文を書くまでには時間があるので、参考にあげてくださった本を探して読み、 SD法についてもっと理解をしたいと思いました。 本当にありがとうございました! また分からないことがあったときには教えてください。