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アメリカでの社歴数がなぜ転職回数とカウントされるのか?
アメリカ出身US Citizenです。日本では「日本人の配偶者ビザ」で滞在しています。労働できます。 最近の金融危機のあおりを受けて、日本駐在中に会社都合で解雇されました。早速、外資系の紹介会社3社に登録して東京にある3社紹介されましたが「転職回数が多い」として書類選考で落とされました。 以下は略歴ですが、なぜ「転職」と数えてネガティブな対応を日本人はするのか、理解できません。どなたか解説お願いします。 あと、どう対応したらいいかも教えてください。 (例:差別行為として雇用均等委員会にクレームを出す など) 日本人配偶者が日本で大学教授になったため、米国への帰国が不可能です。米国の定義では私の「転職回数」は2回(IT系と為替ディーラー、IT系に戻る)です。会社歴は関係ないです。しかしながら日本では4回5社(関連会社内出向も1回と数えるそうです。)のようです。 22歳:理工大卒 カナダ国境に近い州のAローカル銀行にネットワークエンジニアとして入社。 1998年24歳:MBA入学 2000年26歳:MBA卒業。Wall StreetにあるB銀行に入社。外為ディーラー。2001年:911同時多発テロで入居していたWorld Trade Center Building South Wing崩落で失職。 2002年:28歳:別のC銀行に入社。為替ディーラー。 2005年:31歳:体調を壊して同じC銀行のシステム開発関連会社へ転籍。 2008年:34歳:親会社の東京支店にIT部次長として赴任。10月解雇。
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問題は2点ですね。 (1)転職回数のカウントルール (2)転職回数に関しての評価 (1)についてはルールとしか言いようがありません。質問者様ご自身でも書かれていますが米国の定義と日本の定義の違いです。 (2)については評価基準の違いです。それこそMBAを評価する企業があったとして「何でMBAばかり優遇するんだ。差別だ。」というのと同じです。 日本では雇用は流出した分をどんどん補うという考え方ではなく、なるべく長く勤めてくれる人を確保したいというのが主流です。それにより長く経験を積む人が多いことで、社内での知識の継承がされますし、作業についても熟練します。このような長期雇用で社内で成長させていくのが日本のやり方です。 このような人材を求める時に、転職回数・転職歴というのは学歴フィルタなどと同様に一つの基準としては有効ですから、そういう基準を使うことは合理性があります。考え方の差です。 ただ、転職回数が多ければ絶対転職は不可能ということはありません。あくまで一つの基準に過ぎず、他が優れていればちゃんと採用されます。 為替ディーラーということですが、山崎元さんはご存知でしょうか?彼は12回も転職しています。(三菱商事→野村投信→住友生命→住友信託→シュローダー投信→バーラ→メリルリンチ証券→パリバ証券→山一證券→第一勧業アセットマネジメント→明治安田生命→UFJ総研→楽天証券経済研究所) 彼の転職歴には、日本資本の企業もアメリカ系も欧州系もありますが、転職できています。転職回数だけでアウトということはありません。
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- sunsowl
- ベストアンサー率22% (1025/4491)
どういった職種をご希望かにもよりますが、 ここ最近の不況のために、単に転職のハードルが上がっていると 解釈されたほうがいいのではないかと思います。 私は日本の企業・外資系企業ともに社員採用に関わった経験がありますが、 転職回数が多いというのは、国内企業・外資系企業ともに、 実際にはそれほどマイナス要因とは見なされません。 ただ、質問者さまの「会社都合で解雇」「体調を崩したため配置換え」 といった履歴は、採用側としてはかなり不安になりますね。 特に「解雇」というのは、能力的な問題が理由ではない旨をきちんと説明しないかぎり、 最大のマイナス要因となってしまいます。 正直にはっきりと申告することは別に構わないのですが、 レジュメ上では、マイナスの事実を上手にフォローすることも必要です。
補足
ご回答いただきましてありがとうございます。 希望職種はIT系エンジニア職です。金融機関の外為も考慮しています。 実際のResumeでは以下の通りに書き換えています。 「体調を崩したため配置換え」ーーー>配置転換。 「911の失職」--->「One World Trade Center Bldg.崩落による会社消滅」 「会社都合で解雇」--->金融危機を原因とする事業縮小による退社。 但し、直近の解雇がどの程度問題となったかどうかは不明ですが、2001年9月11日の失職(入居していたビルが崩落したため会社が消滅)については、他の方のお答えへのお礼にも記載しましたが、結構ネガティブに取られています。 また、別の紹介会社の方のお話では「日本国民の反米感情が高まってきているため、アメリカ市民の就業のハードルが高い」とのことでした。 なぜ反米感情が高いかはわかりませんが、原因としては「北朝鮮テロ指定解除」とオバマ大統領選出による「日本国民の民主党(保護主義・中国重視)への反感」とも言われました。
- cobe
- ベストアンサー率23% (54/227)
紹介先にもよりますが、同様に金融×ITだとそもそも今は突発的不景気なので、採用のハードルがとてつもなく上がっているという状況は理解していた方がいいです。求人倍率の波は文化の差をも超えると思いますよ。3社くらいだと分母としては足りなさすぎます。 転職回数が多いとりう理由もあまり本気にしない方がいいでしょう。別に理由があって、適当な理由をつけているだけの可能性は高いです。本当の不採用の理由が聞けることの方が少ないでしょう。 略歴を単純に字面だけを追うと、転職(転籍)を前向きにとらえたとしても2005年以降はキャリアアップには見れないというのが、マイナスポイントだと思います。特に最後の短期間での解雇はどこでも厳しいでしょう。 転職回数だけにフォーカスされていますが、そもそも日本の場合は従業員の解雇が難しい(法律・文化の両面で)ので、どういうキャリアであろうと、採用側は慎重に選びます(さらに今は間口が狭い)。この点に関しては皆平等です。
補足
お答えいただきましてありがとうございます。 2005年の件ですが、過労でPneumoniaを起こしてしまいました。 このため、私のボスが配置換えしてくれました。 なお、私の在籍していた会社のアメリカ本社では外為ディーラーは 入社5年を過ぎると他の部門に配置転換されます。(例:M&A, ボンド・トレーダーなど)数年後で戻る人もいます。 私の場合は、学部が理工系Computer Scienceだったので、元々はアプリケーション開発が専門でした。数年先の予定していた配置換えが早まったのです。旧システムからの取り換えなど、500人/月のProject managementもこなしました。 リファレンスは本国の役員から出してもらっていますが、レファレンスチェック前に落とされました。(私のボスも解雇されました。)
- 9werty
- ベストアンサー率32% (83/252)
私は日本人で、転職したことも無いので良く分からないのですが・・・ >>ネガティブな対応 他の人も書かれていますが、文化?の違いを認識してください。 但し、相手にも理解を求めても構わないかと思います。 米国では、資格を取ってその資格を生かした職場に就く、転職も同様ですよね。 しかし、 日本では、ひとつの企業内で適正を判断し、仕事を割り当てます。 大きい企業ですと、全く異なる仕事に従事させられる場合があります。 (色々な仕事を行う事で、視野を広げる為、など理由は様々です) >>どう対応したらいいか 911で職を失うのは不可抗力ですよね? それが転職だからマイナス要因だというのはおかしいと思います 911が原因で職場が無くなり、やむなく転職と書く必要があります。 (書くところが無くても、枠外でも何でも書かなければ分かりません) 書いていてなおかつそういう評価であれば、理屈をつけて雇いたくなかったという事では? 書類選考で落とされたと聞いたのは何処でしょう? 紹介会社でしょうか? それとも紹介された3社からでしょうか? どうしても、その企業に就職したいのであれば、 書類選考での転職事項に関して齟齬(食い違い)があるので 一度確認したいと聞いてみてはどうでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 「書類選考で落とされたと聞いた」方法は紹介会社からのメールで、 採用企業からのメールをForwardしていただきました。 (採用企業の担当者名やメール・アドレスなどは削除されていました。) 会社を変わった理由はすべて正しく事実を短く記載しました。 なお「911による失職」については1社が「911を起こされるアメリカ国民である応募者が悪い。」と酷評していました。他の2社も「西海岸などへの配置換えをしてもらえないのは実力不足が理由なはず。」と酷評していました。ちなみに私は西海岸に支店のある会社には勤務経験はありません。
- MIYD
- ベストアンサー率44% (405/905)
また、まだ3社しか応募していないのですよね。 日本で転職しようとするのであれば、あなたの応募数は少ないですよ。 他の企業でも転職回数が考慮されるのかは分かりませんし、紹介会社もそれを踏まえて次からは紹介するでしょう。 転職回数は数値化、比較できるため、書類選考で落とす際の理由として使われる場合があります。 本当は別の部分に問題があって書類選考で落とされ、いいやすい理由として転職回数が言われたのかもしれません。 転職をネガティブな行為として考えるのは、以前の終身雇用制度の名残でしょう。 日本では、新卒で就職した会社で定年まで働くことが当然(または美徳)とされ、転職するのは何か問題がある人だと考えられていました。 当然転職には会社側の事情もありますので、 少ない回数の転職であれば、原因が会社と労働者のどちらにあるのかは判断が出来ませんが、 転職回数が多いということは、労働者側に問題があると判断されます。 日本では一度採用した人は、女性で結婚退職する場合などを除いて、長期に働くことを前提に人員計画を作成しています。 そのため短期間で辞められると、数年後にまた新しい人を採用し教育するという労力がかかりますので、会社にとってデメリットとなります。 >どう対応したらいいかも教えてください。 あなたの経歴がアメリカでは普通のものであれば、 アメリカ人の比率の高い、出来れば人事の高い役職にアメリカ人のいる会社を探して応募されてはいかがでしょうか。 おそらく紹介会社も次からは、転職回数をあまり気にしない会社を探したり、担当者に説明するなどで対応してくれるでしょう。 どこかにクレームを出しても、 あなたも感じているように、日本では転職回数が多いことが問題だと認識している人が多いです。 そのため、企業が転職回数を採用時に考慮することを、国などが制限するのは難しいでしょう。 >関連会社内出向も1回と数えるそうです これは、評価する人次第ですよ。 出向は社内異動と同じものとしてカウントしない場合も多いと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます、 改めて紹介会社の方には「アメリカ人の比率の高い」か「人事の高い役職にアメリカ人のいる会社」、アメリカ風の社風の会社を紹介していただくように依頼しました。
- boke-chan
- ベストアンサー率22% (137/604)
日本では、一生涯、同じ会社にいる事がステータスだからです。 「会社」は「社員」を、守り育て、「社員」は「会社」に尽くし貢献する。 これを理想としていました。 転職が多い人間は、浮気者です。信用できません。 というのが、昔の日本の「会社」でしたが、 今はそうでもありません。昔のなごりはあるでしょうけど。 アメリカ人の考えに合った社風の会社を選択した方が良いと思います。
お礼
お答えに感謝します。 改めて紹介会社に「アメリカ人の考えに合った社風の会社」としてお願いしました。
- newbranch
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日本の会社の対応は、貴方の言われるとおりでしょう。 「外国人」だから差別しているのではなく、「転職」「転社」 を多くしている人は、「問題があるから」との見方をします。 米国のようにキャリアーアップとは考えません。 これは、日本の労働市場の特性で、日本人の大半が、定年退社 まで、一つの会社に勤務することが日常になっているため、 度々職場を変わるのは、「問題があるから変わる」との見方 をすることが普通なのです。米国と日本の企業社会の意識の 違いが、貴方のようなケースを生むことになります。 違和感を覚えられていると思いますが、また、大変ですが、 すべての企業がそうともいえないと思いますので、何とか成る まで頑張ってください。
お礼
お答えに感謝します。 改めて紹介会社に「アメリカ人の考えに合った社風の会社」として紹介をお願いしました。
お礼
ご回答いただきましてありがとうございます。 山崎元氏については承知しております。 ただ、金融機関/Thinktankとエリートコースとしての一貫性があります。私の場合はIT-->外為-->ITとふらついているとみられているかも しれません。