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餅が腹モチの良い訳
昔から餅は腹モチの良い食べ物とされていますが、何故なのでしょう? 軽くネット検索した範囲では、どうもあの粘り気が消化を妨げているらしきところまでは判ったのですが、それが正しいのか今ひとつ自信がないのと、できればもう少し突っ込んだところ(?)まで知りたいのです。 何かご存知の方いましたら教えてください。 宜しくお願い致します。
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- myeyesonly
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こんばんは。 >アミロペクチンと粘り気 ほとんどこれが原因というか、うるち米に入ってる2割程度のアミロースが、分解されやすいので、早く消化されて消化酵素の通り道を作るという事のようです。 粘りけはアミロペクチンのようです。 >裏を返すと消化器官には少々酷な食べ物? これはおっしゃる通りかと思います。 おもちを食べすぎた後の地獄はまさにそのもの??(爆)
- myeyesonly
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こんにちは。 お餅は、主にでんぷんで出来ていますが、このでんぷんには2種類あります。 一つはアミロースというもので、でんぷんを作っている元であるぶどう糖がまっすぐにつながっています。 もう一つはアミロペクチンというもので、ぶどう糖が木の枝のように沢山に枝分かれしているのです。 アミロースの方は消化酵素が回り中から働き、すぐ消化されるのに対し、アミロペクチンは、枝分かれが邪魔になって消化酵素が中まで入りにくいので、表面から順番に消化していかなくてはなりませんので消化に時間がかかります。 普通のお米はアミロースが2割、アミロペクチンが8割程度なんですが、お餅はほとんど全部アミロペクチンなんです。 つまり消化しにくいタイプのでんぷんがほとんどだからという答えでよいかと思います。
お礼
早速のご回答をありがとうございました。 餅はその殆どがアミロペクチンという消化され難いデンプンからできているので腹モチが良い(裏を返すと消化器官には少々酷な食べ物?^^;)、という訳ですね! ということは、餅の粘り気と消化し難いことと直接の因果関係はないのでしょうか? それともアミロペクチンそのものが粘り気の正体だったりする訳でしょうか?? ブドウ糖の形状のお話も感覚的に解り易かったです。 お陰様で勉強になりました。 また機会がありましたら宜しくお願いします。
補足
その後、餅の粘り気はアミロペクチンの特徴であるらしきことや、対極的な性質をもった(アミロースの比率が多い)お米としてインディカ米が挙げられることなどまで判りました。 これで質問の範囲は解決されたと思われますので、これにて締め切らさせて頂きます。
お礼
あれ、何で締め切れないんだろ?(どうせ私の不手際なのでしょうが...(^^;) それはさておき・・・ 【引用文】ほとんどこれが原因というか、うるち米に入ってる2割程度のアミロースが、分解されやすいので、早く消化されて消化酵素の通り道を作るという事のようです。 えーと、この内容は、普通のお米が餅米よりも消化されやすい理由についてご説明頂いた訳ですよね!?(頭悪くてすみません(^^;) なにはともあれ、度々のご回答を有難うございました。