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父の離婚の思いについて
私、30歳の既婚女性で大学で教えています。父と母のことで質問いたします。 父は57歳で、一昨年、企業を定年退職しました。その後は家で以前より続けてきて既に社会的評価も得ている執筆活動をしています。母は53歳で専業主婦です。 父は会社で一生懸命働き家族を支えてくれましたし、いつも穏やかで、時間を作っては家族と一緒に過ごし、特に私の情操や教養を培ってくれました。その教養とや優しさにあふれた真面目一筋の父を私は心から尊敬し、大好きです。 ところが、母は私が物心ついて以来、家事全てにわたり手抜きしていて子供の私が見てもひどい状況でした。私はそんな状況を父に見せたくなかったので、子どのもの時か母に代って家事をしてきました。それはそれで自分の成長に大いに役立ったと思います。 母は父の豊かな収入をいいことに友達と買い物、食事、観劇など遊び放題でしたし、父が何か仕事でも趣味でも勉強でもしてはと言う薦めも無視の生活でした。その上、男の影もちらつくことがしばしばありました。その女の雰囲気に嫌悪を感じてきました。 ところが、先日、父から母と離婚したいことを告げられました。父としては成人した娘の意見も聞いてから決めたいという思いのようでした。 その理由は、定年後、家に居てみると母の主婦としての役割の放棄、家計を破壊させるほどの浪費があり、2年間かけて改善を説得したが、一向に変えるつもりもなく、侮辱的な対応も多くて、残りの人生を一緒にしたくないと言うことでした。父はこの思いに長年耐えてきたと思いますが、老いを迎える日々の思索の時間を大切にしたいと言う父らしい静かな決意でした。 これまでに父と母が話している事を何度もみましたが、父はいつも夫婦は心を縒り合す関係であり、欠点を言い合ったり争ったりする関係ではないのでお互いに努力しようと言っていたのが心に残ります。しかし、母は父の相談にも応じず、友達のような関係が夫婦だと思い違いしているのはあきれるばかりでした。 母のしてきたこと、していることを思えば、父の思いはやむを得ないと思いますが、母親がそのような立場に置かれるのは心情とて辛いものはあります。 父は、離婚に際して、あまり愚かしい争いもしたくないし、離婚理由としては性格の不一致とか常軌を逸した浪費程度で納めたいこと、資産分与も公平にすること、年金分与についても最大限配慮すると言う父らしい思いやりでした。 結局、私は父の離婚を理解をすることを伝え、父も決意し、近々、母と話すそうです。 わずかな情報ですが、私の考え方について、皆様はいかがお感じでしょうか。 今、<夫が捨てられる>時代など持て囃されていますが、そろそろ、夫の稼ぎにたかり、夫婦の心を一緒に作ることを努力せず、夫を嘲うような妻に対して、独りで生活する習慣と身の丈に合った生き方の術を身につけある男たちの静かな決意が始まったのでしょうか。父の離婚の思いを聞いて強く感じました。皆様はいかがお考えでしょうか。
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- carry(@nonrion)
- ベストアンサー率25% (60/236)
おはようございます。 二度もコメントしてしまって、ごめんなさい。 でも、返事をいただいてその内容がとても身につまされる思いがしたからです。 私もどんな両親でも、感謝の心は忘れてはいけないと思いました。 今の自分がいるのは、父と母があってこそなのだと。 私の経験など書き上げてしまって申し訳なかったような気もしました。 それぞれ立場は違うわけですし、考え方も異なります。 でも、父とmanabu19さんのお母様と、自分の事しか考えてない点が重なってつい書き込んでしまいました。 一点だけ違うとすれば、浮気などはした事が無かった点です。 純粋で一途なところがあって、そういった事は毛嫌いするタイプなので。 多分、manabu19さんのお父様もそう言う感じの方かと感じます。 誠実で紳士な・・・ 他の方のコメントで、お父様にも問題がと書いてありましたが、私にはその点はまったく感じられませんでした。 多分、そういった事であれば、もっと家庭内が冷えたものになっていると思いますし、お子様であるmanabu19さんが感じない訳がないです。 子供は夫婦以上に敏感な生き物ですから。 お母様が浮気されるまでは、とても仲の良かったご夫婦だったとの事。 お母様の心にどんな変化があったのか・・・ 女性は情熱的でドラマチックな展開を心のどこかで望んでいたりする節があります。 優しくて穏やかで、そんな空気に物足りなさを感じたりして刺激を求めたがったりします。 それは本人自身にも止め様のない事だったります。 想像でしか言えてないので申し訳ないのですが、お母様の心の闇みたいなものもあるかもしれませんね。最初、仲が良かったなら何か原因があることと思います。 金銭的な面でお互い苦労する事、もめる事がないのであれば一度離れてみる事もいいと思います。 幸せとは当人しかわからないものですから。 私の勝手な考えを述べてしまって申し訳ありません。 manabu19さんも含め、穏やかで心安らぐ日々が来られる事を願います。
- 0430
- ベストアンサー率23% (217/923)
ご立派なお父さんですね。 貴女への対応や愛情は完璧な立派な父親だと思います。 が、夫婦としての夫としては、どうなのでしょう。 貴女が知らない、夫婦の歴史が多くあると思いますよ。 お父さんに愛人がいたかもしれないし、今も再婚したい相手がいるかもしれませんよ。お母さんに男がいたら、揉め事になったでしょう。 お父さんが気が付かなかったとは、お母さんへの関心が薄かったのでしょう。セックスレスだったのかもしれません。 大企業の役員をしていても、収入で妻が派手に散財するだけの収入は貰えません。資産が多く残っているなら、お母さんが不動産を取得したり貯蓄他をされたのでしょう。 ざっと、計算しても分かることです。 結婚されているからお分かりでしょうが、冠婚葬祭、中元・歳暮や両方の両親への諸々の出費等大変ですよ。 夫の稼ぎにたかりーー、にはムラッときましたね。 娘から、このように思われているとしたら堪りませんね。 離婚となり、お母さんが納得できねば、弁護士を立てて争うことになるかもしれません。 財産分与は、結婚後に出来た資産を折半です。退職金も含まれます。 年金の半分と言っても、15万にもならないでしょう。 それも、随分先のことですね。 お子さんが貴女一人なら、両親の老後の面倒を見ることになります。 妻と話さないで、何故貴女に離婚の話をするのでしょう。 貴女に、間に入って止めて欲しいとの気持ちが有ったとも考えられますよ。57歳で年金も無く、執筆で生活が出来るのですか。 財産分与で2億の財産があったとして、家を売却しないで、1億以上の現金をお母さんに出せるのでしょうか。 又は売却して、貴女夫婦と新居を購入して同居したいと考えていられるのでしょうか。 貴女が立派に育たれたのは、お母さんの力がなければ無理でしたよ。 でも、別れた方がお母さんは幸せかもしれませんね。 お友達も沢山いらっしゃるでしょう。 何人も真面目そうで正当なことを言う男性の、裏側を知っているので、お母さんの心の辛さも有ったろうと、お母さんの立場に立ちました。 最初から、愛情もなく打算で結婚されたご両親だったのではないですか。
- rose80fire
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こんにちは、わたくしはお父様と同じ年代の男性で、未だ現役で会社の経営をさせられていますが、いずれハッピーリタイアーを夢見ています。 貴女は良きお父様をお持ちになってお幸せです。そうして、なにはともあれ、お母様がご健勝でいらっしゃることはお幸せですね。 他の回答者の方々も書かれているように、娘として両親に対する敬愛は失わないでほしいですね。そうしないと、貴女はいつか、自分探しの路に迷い、帰るべき原点を失うと思いますので。 30歳はそうした心を持って良い頃ではないでしょうか。 今、<夫が捨てられる>時代など持て囃されていますが、そろそろ、夫の稼ぎにたかり、夫婦の心を一緒に作ることを努力せず、夫を嘲うような妻に対して、独りで生活する習慣と身の丈に合った生き方の術を身につけある男たちの静かな決意が始まったのでしょうか・・・・・・ 確かに、静かですが私の周りでも見聞きするようになりました。しかし、この点は男女どちらにとっても言えるのではないでしょうか。ましてこれからは女性が家計を支えることも多くなるでしょうから。 と言うよりはむしろ、そのような心を寄せあわない結婚こそ問題にすべきで、結婚しないで生活する形態なども考えるべきかもしれませんね。 そのような社会の先に何が待っているのかについて考える毎日です。 ポイントがずれましたが、ご両親をお大切に。その期間もそれほどは長くはありませんから。
- carry(@nonrion)
- ベストアンサー率25% (60/236)
こんにちは。 manabu19さん、お父様のお人柄の良さをとても強く感じられました。 人間として豊かで、教養だけではない賢さをお持ちでいらっしゃる様子・・子供として、娘として尊敬できる父親をお持ちのmanabu19さんはとても幸せな方ですね。 夫婦とは思いやりの上で成り立つ関係だと私は思っています。根本的に人間関係には必要不可欠なことでしょうけど。 喧嘩をしたとしても、お父様がおっしゃられていたように自分の事を棚に上げて相手の欠点ばかりを攻め立てていては解決にはならないと思います。そして、お互いを尊重し合い、尊敬し合える関係でないと・・・ 私ごとですが、両親は小さい頃に別居10数年経て離婚・・・ 母が出て行く形の別居から始まったのですが、そもそも一人っ子の長男の父は自己中心的な考えの持ち主。母がどんなに努力しようと、自分の好きなことばかりにかまけ、家事一切どころか祖母の面倒育児、近所との付き合いにいたるまで母任せでした。 何度も父に訴えたようですが、結局言うだけ無駄だった様です。 出産直後も、家の田畑の世話もさせられ癌ではないかとうわさされるほど痩せこけたそうです。 そして現在、お互いに再婚していますが、母は今度の相手にも苦労させられているように私には見えます。 父はと言うと、現在の奥さんの言いなりです。 私が大学へ行きたくてもお金がないと行かせてくれなかったのに対し、相手の子供には看護学校に行く費用を出す始末。これは最近になって知った事実で、それから必要以外は言葉を交わさないように努めています。 熟年離婚が増える昨今、お父様もよくよく考えての事と思います。 manabu19さんご自身の為にもなった人生経験と言う事で、 今後お父様を支えてあげたれたらいいと思います。 お母様はご自分がなさった事の後始末はご自分でされたらいいと思います。お父様のような男性だったからこそ、この2年が続いたのではないでしょうか? どんなに後悔しても、失った後に気付く大切なものは元には戻らないことに気付かれないとお母様は変わられないと思います。
お礼
nonrion様 ありがとうございます。ご自身のお辛い歩みを引き合いに出されてお教えいただきまして恐れります。とても心に浸みいるお言葉の数々でした。本当にうれしいです。考えますと、このような母ではありますが、総じて言えば、私は親には恵まれていたと改めて思っております。 母が居なければ私は世に存在しなかったこと、子供の時は育ててくれたのは母親には違いありません。 成長しない少女のような気持のために、両親に深く感謝することを忘れていました。 両親が選択するそれぞれの人生に対しては、誠意を持って付き合って参りたいと存じます。そうして、もっと大きく広い心の人間になるよう学んで参りたいと思います。 いろいろなことを気づかせていただきましたことを心からお礼申し上げます。機会がございましたら、また、交信させていただく機会があればと存じます。 ありがとうございました。
- mama4615
- ベストアンサー率18% (987/5267)
初めまして 二児の母です。 お子さん(貴方)が 既に世帯を構えている様子なので お父様も 自分の人生を生きたいと思い始めたのではないでしょうか? 女性が その様な考えを抱く事は 世間一般的ですけどね。 貴方のご両親の場合 男女逆の立場なんでしょう。 資産分与も年金も お父様がご自分で働いた資産です。 でも、お母様が居なければ 資産もさほど増えないですよ。 文面では お父様が。。。お父様が。。。と言う印象ですが 子供が学校に通えば 地区の役員、クラス役員等 交流の場が沢山あるはずです。 お母様が何もしなかった と言う事は言いきれないですから。 お父様が決断したのなら そのときそのときで善かれと思った決断なんでしょう。 嫁いだ以上 ご両親の意志に任せるしか無いと思います。
お礼
ありがとうございます。 お言葉の通り、母に対する考え方を顧みるべきだと気がつきました。 母が居なけれ私はここにいませんし、長い間、私を育ててくれました。 少女時代に他の男性と母の関係に強い不潔感があり、それを引きずってきたために母に対する思いが歪になったと思います。 これからは、もっと大きく広い心と感謝の念で接します。 父は共有の資産も年金も母に自分より大きな比重で分与する予定です。母には母なりに幸せになってほしいので、経済的な不安は与えたくないと言う気持ちです。自分は、これからも筆で糧を得るから構わないと言うのですが、いかにも父らしいです。 これからは、どのような結果になっても娘として心を開いて両親と付き合って参ります。 ありがとうございました。
- ひろ(@herosh)
- ベストアンサー率33% (38/114)
お父さんを尊敬する気持ちが伝わってくる文章です。お父さんは自立ができる人で、家族への配慮や思慮もあり、知的な方だと思います。夫婦は依存する関係でもありますが、個として自立できる必要はあると思います。その上でお互いを尊重することが大切なのだと思います。 私は普段生活をしていると妻を尊重しているかどうか疑問なことをしてしまいます。家族への配慮もおろそかなので恥ずかしい限りなのですが、欠点のある人間なので仕方ないことだと思っています。 組織の場合の話ですが、新人が入ったときに甘やかして育てれば指導係が叱られるのが普通です。私は少なくとも預かった新人は甘やかすようなことはしません。立派な社会人に育つように厳しすぎず甘すぎず育てることが社会にできる恩返しだと思っています。 お母さんの話に戻りますが、離婚という選択をされるのは不幸なことだと思いますが、人間ですからどちらかが100%悪いということはあまり無いと思います。今までの結婚生活の中で何が悪い影響を及ぼしていたかは明らかにはなりませんが、それを言っても仕方がありませんので、子供からの立場としてはどちらかに荷担しすぎず、お2人がそれぞれ幸せになれるように見守るしかないと思います。
お礼
ありがとうございます。 個人的な研究の世界の私にとってとても学ぶべきお話で勉強になりました。また、わたくしは若輩ですし、結婚生活も短いので夫婦のあり方のお言葉もかみしめています。 お言葉の通り、母に対する考え方を顧みるべきだと気がつきました。 母が居なけれ私はここにいませんし、長い間、私を育ててくれました。 少女時代に他の男性と母の関係に強い不潔感があり、それを引きずってきたために母に対する思いが歪になったと思います。 これからは、もっと大きく広い心と感謝の念で接します。 ありがとうございました。
お礼
ご丁寧なメイルをいただき、ありがとうございます。 両親の関係は、15年前に母が浮気をするまではとても仲の良い夫婦でした。父はその時も穏便にして母を責めず、何かと母を支えてきましたが、その後も母の男との付き合いは見え隠れしていました。父にとってはつらい年月だったと思います。 無論、母には親として感謝していますが、残念ながら幼児期からの成長 には昼間を除き、殆ど父に依っています。家事の多くもそうです。 父は会社の研究開発業務でいくつもの特許を取り、特許料の分配や特別賞与で大きな収入がありました。また、夫婦共有の貯金は、母の両親の難病治療費およびケアー付き老人施設の費用に大半が費やされました。 父には、親からの遺産があり、それを夫婦の老後の豊かな時間に充てるつもりだったようです。また、父の多彩な執筆収入はかなりなものです。 父は、母の背信行為にも拘らず、慰謝料は請求せず、退職金、共有資産を公平に分与し、年金分与比率も母に最大限にすることを決めています。これは父の母への長年のねぎらいだと思います。母の両親への父の配慮も含めれば、とても大きな心遣いだと思います。 最後に父の名誉のために申し上げますが、父は母以外の女性と関係したりすることは一切ありませんでした。それは、母が常々、父の誠意として言っておりましたから本当でしょう。 私の言葉足らずのため、誤解を生んでしまいましたことをお詫び申し上げます。