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抗酸化活性試験のNBT還元法について
- 抗酸化活性試験のNBT還元法には2つの種類があります。1つはキサンチン、キサンチンオキシターゼ、NBTを使用する方法です。もう1つはPMS、NADH、NBTを使用する方法です。
- NBT還元法は、スーパーオキシドの量を測定するための方法です。キサンチンを使った方法では、ホルマザンの吸光度測定を行います。一方、PMSとNADHを使った方法の具体的な原理はわかっていません。
- NBT還元法について詳しく知りたい方は、研究論文やインターネット上での情報を参考にすることをおすすめします。具体的な解説を求める場合は、専門家に相談してみることも良いでしょう。
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No1です。 提示した論文は手に入る環境にありますか?反応式は論文に書いてあります。ちなみに(1)の原理を本当に理解していたら(2)の反応式は自明です。スーパーオキシドは酸素にどんな反応が起きて出来るのか、まず理解してください。 >これらの方法では、酵素あり、と、酵素なし、の両方の方法でスーパーオキシドの発生を調べていますが・・・なぜ2種類の方法が必要なのか? もともとどの論文を読んでるのか分からないので、想像でお答えしますが、一つの論文でこの二つの方法がとられ、議論されているということでしょうか。 おそらくある化合物の抗酸化活性をスーパーオキシドの消去能で評価しているのだと思います。でもその化合物がキサンチンオキシダーゼの阻害剤だと化合物単独の抗酸化活性が無くてもこの系では阻害か抗酸化活性か評価できません。 じゃあ、(2)単独でいいような気もします。多分、もっと前提があるのでしょう。その論文の元になった論文や抗酸化活性試験について引用している論文を読めば分かるかもしれませんね。生物系、化学系、分析系のどちらよりの雑誌かによっても求められるものが違います。
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- dolphino
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No1です。 提示した論文とはこちらが提示した物のことです。 リンクを貼って頂いたものは論文紹介でしょうか?だとするとちょっと口を出しすぎたと反省しています。こんな所で聞いたら先生や先輩が気が付いて怒られますよ。 ご自身の研究に関連する物でしたら、英語だから、などと弱音を吐かずに英語ぐらいなら読んでください。 これで最後にしますが、もう少しだけお手伝いしますと、 この論文は抗酸化物質を単離することが目的ですね。DPPHアッセイはラジカル消去能のアッセイですが、あくまで一つの方法でしかないということです。もっと極端な話をすると、抗酸化物質を食べて体に良いか分かりません。少なくともビタミンCやDは抗酸化活性がビタミンとしての機能に重要なことが分かっています。なので、これらとの比較から抗酸化物質が体に良い「だろう」というだけの話です。 そして抗酸化活性と言ってもスーパーオキシドのラジカルを消去する物があればDPPHのようなラジカルの消去能が高い物もあります。疎水性、親水性も影響します。3つの方法で評価し、少なくとも3つの側面からここで単離した化合物が抗酸化活性が高いことが他のものとの比較で示せるわけですね。SODは酵素でDPPHアッセイでは活性は無いはずです。 スーパーオキシドは酸素分子O2が電子を1個受け取って出来ます。 NADHは酸素との反応は殆ど起きませんがPMSは還元します。還元されたPMSは酸素に電子を渡してスーパーオキシドを作ります。
お礼
dolphinoさん、何回も回答してくれて、ありがとうございました!!!。m(__)m また自分でも調べてみます! 本当にありがとうございました!!!
- dolphino
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Pubmedで調べられましたが、Websiteはないかもね。ネタ的に古いので。 Properties of 5-methylphenazinium methyl sulfate. Reaction of the oxidized form with NADH and of the reduced form with oxygen. J Biol Chem. 1982 Feb 10;257(3):1458-61. Studies on the reduction of nitroblue tetrazolium chloride mediated through the action of NADH and phenazine methosulphate. Chem Biol Interact. 1978 Dec;23(3):281-91. 抗酸化活性試験ということなので、書かれている原理はその一部ですがちょっと理解しているか不安になります。スーパーオキシドを出す系と検出する試薬が混ざっている状態に、スーパーオキシドのスカベンジャーがあるとスーパーオキシドの検出量が減る、ということですよね。なので、(2)はただの化学反応とそれが酸素と反応してスーパーオキシドが出来るだけです。
お礼
ありがとうございます!!恐縮ですが(>△<;さらに聞きたいことがあります。 >スーパーオキシドを出す系と検出する試薬が混ざっている状態に、スーパーオキシドのスカベンジャーがあるとスーパーオキシドの検出量が減る、ということですよね →その通りです。 >(2)はただの化学反応とそれが酸素と反応してスーパーオキシドが出来る。 →この2つの反応の反応式はわかりますか?(一つ目の質問)これも調べて出てきませんでした。 + これらの方法では、酵素あり、と、酵素なし、の両方の方法でスーパーオキシドの発生を調べていますが・・・なぜ2種類の方法が必要なのか?(二つ目の質問) これが疑問です。できたらもう一度回答お願いします!
お礼
回答ありがとうございますm(__)m 提示した論文は、あります。反応式は論文には載っていませんでした(><)http://www.jstage.jst.go.jp/search/bbb?pubs=&pube=&d1=ti&dp1=Dried+Prunes&dif2=and&d2=au&dp2=&dif3=and&d3=ab&dp3=&dif4=and&d4=ke&dp4=&dif5=and&d5=te&dp5=&dif6=and&d6=te&dp6=&alang=all&rev=all&pl=20&search=SearchこのURL画面の下に出ているものがそうです。(見られなかったらすみません) >なぜ2種類の方法が必要なのか? 一つの論文では、この二つの方法とDPPH活性試験の3つがとられています。論文の結果の文章では、あまり触れられていないのですが・・・ >論文の元になった論文や抗酸化活性試験について引用している論文を読めば分かるかもしれませんね。生物系、化学系、分析系のどちらよりの雑誌かによっても求められるものが違います。 →そうなんですか・・・引用している論文が英語でなかなか読めず苦労してます(><)