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国債10年ものの利率
最新の国債10年物の利率などの情報はどこで手に入るのでしょうか? 証券会社のHPなどでは会社によって違う、など 統一されていなかったので公式な発表のような情報が 載せてあるサイトなどがあると嬉しいです。 今のところ必要なのは、2008年10月までで一番最新の利率がわかれば 何とか事足りるのですが・・・お願いします!
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- aokisika
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利率と利回りを混同しています。 100万円で買ったものが101万円で売れると1%の『もうけ』になります。 財務省から『利率』1%の国債が発行され、これを財務省から100万円で買ったとします。 『利率』が1%ですから、1年後には101万円になります。 ところが急に100万円必要になりました。 国債を売って100万円を作ることにしましょう。 でも、いくらで売ったらよいのでしょう? 100万円で買ったから100万円ですか? でも1%の利息がつきますよ。 では、101万円にしましょうか? それでは買う人がいないでしょう。 今日中に100万円を振り込まないと、会社が倒産してしまいます。仕方がないので100万2千円で売ることにしましょう。 0.2%の『もうけ』です。 さて、買った人から見ると、どうなんでしょう? 1年後には101万円になります。でも買った金額は100万2千円ですから、儲けは (101万円ー100万2千円)÷100万2千円×100(%)=0.79840(%) となりますから、約0.798%の『もうけ』です。これを『利回り』と呼びます。利回りは、 実際にいくらで買って、実質的にどのくらい儲かるか、 ですから、買った金額によって変ります。 さて、AさんがX証券会社を通して100万2千円で買えば、X証券会社の利回りは0.798%になります。 そして、BさんがY証券会社で100万3千円で買うと、Bさんの利回りは0.698%ですからY証券会社での利回りは0.698%になります。 ですから、証券会社によって利回りは異なるわけです。 ところで、経済学で需要と供給の関係を考える時には、需要が増えて品不足になれば価格は上昇し、需要が減って商品が余ると価格が下がる、と考えます。 このとき、価格は変化するわけですから、定価ではなく実勢価格を扱っていることになります。 経済学では、定価という概念はなく、実際にいくらで売られているのか、が研究の中心になります。 では利率はどうでしょう? 実勢価格が経済の研究の中心ですから、利率も、債券の券面に印刷してある『利率』ではなく実質的なもうけの割合である『利回り』が研究の中心となります。 ですから経済学では『利回り』のことを『利率』と呼びます。これが誤解の元凶です。 従って、新聞の経済ニュース等で『利率』と書いてあるのは実は『利回り』のことなのです。 証券会社によってはこれにならって債券の『利回り』を『利率』と記述したりします。 『利率』と書いてあっても実際は『利回り』なので証券会社によって数値は異なるわけです。 財務省で発行された時の価格ではなく、それをいくらで転売したか、が債券の価格であり、実質的にいくらもうかる事になるか、が『利率』(実は利回り)として記載されるので、統一された数値などはありません。 ちなみに、財務省のHPに記載されているのは、財務省で発行した時の、券面記載の価格と同じく券面記載の『利率』であって『利回り』ではありません。
- mat983
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https://www.mizuho-isec.co.jp/treasury/word/riritsu.html このサイトから財務省の利率がすぐに分かります。