アメリカで専業ではないですがアスレチックトレーニングを教えている者です。
チームワークのリーダーとは、リーダーがいてその人に共鳴して「ついて来る」タイプのリーダーとは全く違う物と考えなくてはなりません。
スポーツのチームの中のキャプテンは、共鳴するリーダーではないのですね。 独裁的にもなれるコーチとも違います。
まず、あなたの言う「ついて来る」と言う意味を考えてください。 「すきなって欲しい?」「ほかの人が言うことを聞く?」「あなたの考え方に共鳴してくれる?」「あなたの努力をかってくれる?」などですか?
チームのキャプテンは、実力はもちろん、後輩や同輩を思う気持ちを持ち、それが行動として現れているか、また、その行動が作り物じゃないか、本当に実力があるのか、また、実力をつけるために他の人が出来ないくらい努力しているか、見せつける為の物でなく素直な「頑張り」をしているか、こう言うことが、見ている人にははっきり見えてくるものです。
手抜きは見えないようで、彼らにははっきり見えているのです。
彼らを意識的に「引っ張る」のではなく、自分を引っ張ってみてください。 知らないうちに彼らが「ついてくる」ことになります。
最後に、「一生懸命やっています」とはなんなのか。 意味のない頑張り、意味のない「一生懸命」では、チームのためでも、彼のためでも、また、あなたの為にもなりません。
チームを引っ張ると言う事は引っ張るのではなく、あくまでも「一緒にチームとして満足感を得られる状況を作り上げる」と言う事を常に胸の中に入れてください。
アスレチックトレーニングは個人プレイのトレーニングと思う人たちがまだ、日本では多いですが、チームトレーニングにも言えることなんですね。
自分にはいつも厳しく、他には厳しくする時はするが平常は優しい」と自分に作り上げる事が、「ついていきたくなるキャプテン」を作り上げると言う事でもあると信じます。
頑張って下さいね。自分に失望することなく、その失望に勝てるような実力を作り、前向き自分を持っていくように、頑張って下さい。
これでいいでしょうか。 分からない点がありましたら、補足質問してください。