○引退の時に,『自分はキャプテンをやれて本当に良かった。』と思えることが1番大切だと思います。
○汗をかくことなしに,何かを手に入れても充実感は味わえないんじゃないでしょうか。
○キャプテンという仕事は,監督のいうことを聞いて,ほかの選手に伝えるだけの雑用係でしかないみたいな考えでは,あまりにさびしすぎませんか?
○競技をやる以上,勝ち負けがあり,勝つための努力をしていく訳でしょう。その勝利をみんなで目指すのがチームスポーツですよね。そのチームの真ん中にいて,チームをリードし,心身の両面でチームを引っ張っていくのがキャプテンのつとめでしょう。
○『心は技術を越える』という言葉があるように,精神的な面からチームを作るのが先だと思います。勝ちにつながる精神的な面では,チームの和が一番大切ですから,チームに自分の考えをわかってくれる仲間の輪を広げていくことことからまず第1歩が始まります。
○1人ひとりとコミュニケーションをとり,考え方は自分とは全く違う人がいるかも知れないけれど,お互いがチームのため自分たちのために,協力してできることを模索していくことです。そのために自分と共感してくれる人の存在が不可欠です。
○勝ちを目指していても,勝てないことが常にあるわけですが,みんなで話し合い汗をかくことでチームの中に共感が生まれてくれば,それがなによりの宝物になってくると思います。
○時にはいがみ合い,言い争いになることがあっても,お互いの意見を言い合える状況ができてくれば,それは,みんながお互いを知るよい契機になりますし,「それは我が儘でしょう」とか,「それはいっしょにやろうよ」とか,いろんな意見を出し合うことで,お互いが成長できると思います。
○キャプテンとして,汗をかき,チームに連帯感が生まれたとき,チームの中に技術的な面でも共有がはじまります。「ショートクロスの打ち方だけど,自分はこうやっているんだけど,あなたはどう?」的な会話が広がっていくのです。
○そうすることで,友人のポイントが自分でもアドバイスできたり,逆にアドバイスをもらったり,して『個人のことが,チームのこと』として共有できるようになります。
○ラグビーでよくいわれる,『みんなは,ひとりのために。ひとりは,みんなのために。』というフォザチームの考え方がチームに根付いてくれば,大成功だと思います。
○段々と勝てるようになりますよ。すぐにそうなるわけではありませんが,始めないことには,何も起こりません。心から応援しています,頑張って下さいね。
お礼
回答ありがとうございます とても参考になりました 助かりました