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臭いがしみつく原理。
以前、死体清掃業か何かの本を読んだとき『死臭が体にしみつき 洗っても消えない』というような記述がありました。 私は臭いがしみつく原理は臭いを発生させる物質が 体や衣服につくことによって起こると思っていたのですが だとしたら洗えば普通消えるのではないのかと思いました。 それが消えないということはどういうことなんでしょうか? ただ単に落ちにくいだけなのか?私の考えが間違っていたのか? どなたかわかる方がいましたらお願いします。
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生物の身体は細胞で出来ていますが、細胞は脂質膜が構造を作っています。(ほかの酵素やDNAなどはそれに囲まれている) #3のお答えにあるカップ麺への侵入のように、脂質性の膜は同じ脂質性の物質をよく溶かし込みます。 ですから外部の臭い(多くが生体系の油状物質)は皮膚から浸入し、身体の奥底まで拡散して行ってしまいます。 通常人体の代謝、特に皮膚では構造組織である真皮の細胞分裂で表皮が作られていきますので、真皮の外側は次第に死んで剥がれ落ちます。 しかし、臭気物質は真皮も通り抜けますので、代謝されず身体内部に蓄積し、そこから逆に徐々にしみ出してきて異様な体臭をつくる事があります。
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>ただ単に落ちにくいだけなのか? それが答えでしょう。 何回も洗っているうちにやがて消えるでしょう。
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ご回答ありがとうございました。 お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。
- opechorse
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確かに、においの染み付きは におい物質が、肌や衣類につくことですが 物質も分子レベルで細かくなったところに 皮膚も皺の間や細胞の間 布も繊維の間など非常に細かい間に入り込むので 容易に取り除くことができないのです 以前、石油タンクの洗浄を行ったときに どれだけきれいにしても石油のにおいや染み出しがとれないことがありました 原因は、鉄板加工のときに発生した目に見えないレベルのひび割れ に入り込んだのだろうということになりました 尚、これを見るには電子顕微鏡レベルで無いと見えません 別の事例で、 日清のカップラーメン殺虫剤騒動でも、まだ確定してませんが ラーメン包装の分子レベルで殺虫剤が通過したことが考えられるようです このように非常に細かいところまでにおいが入り込むから取れないのです
- Scull
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簡単にいえば、人の「記憶」のシステムによるものです。 人の記憶は面白いもので、情報が単元ですとそれほど記憶出来ませんが、視覚や聴覚、嗅覚、味覚、触覚などと多元的に結びついているものは深く記憶されます。 つまり、強烈な印象を残す体験に、印象的な匂いを感じた時、その記憶は臭いと共にいつまでも覚えて忘れられないと言う事があります。この場合の「洗っても消えない臭い」と言うのは、強烈な体験とともに覚え、忘れられなくなった記憶、つまり「幻臭」の可能性が高い、と言う事です。
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ご回答ありがとうございました。 お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。 なるほど、そういう考え方もあるんですか。 参考になります。
- rukuku
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はじめまして >臭いがしみつく原理は臭いを発生させる物質が体や衣服につくことによって起こる というのはchicken_manさんと同意見です。 ただ、人間のにおいの感覚は単純に原因物質の濃度に比例するわけではありません。 においの感覚は、原因物質の濃度が低い場合には敏感に、高い場合には鈍感に働くようにできています。 そのために、原因物質が、洗っても「ほんのわずかに残っている」場合でも、においを感じてしまうことがあり得ます。 http://www.keea.or.jp/qkan/air/air62c.htm http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AD%E6%B0%97%E6%8C%87%E6%95%B0
お礼
ご回答ありがとうございました。 お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。 なるほど、そういうこともあるんですか。 人間の体って面白いですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。