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Nd:YAG焼結体レーザー
Nd:YAGレーザーについて初歩的なことですが、教えてください。 焼結体のNd:YAGレーザーが開発されていると聞いたのですが、 (1)そもそもNdの役割は何でしょうか? (2)市販のNd:YAGレーザーは、YAG単結晶育成過程のYAG融体にNdをいれ固めたものと考えてよいのでしょうか? (3)その際、NdはYAGと固溶体を形成しているのでしょうか?それともYAG結晶とは別に存在して、傍らにいるだけなのでしょうか?焼結体の場合は、Ndはどのような状態で存在しているのでしょうか?Ndが固溶していないとすると、いくらでも混ぜれるということでしょうか?(もちろんYAGがあまり減ってしまうと元も子もないのでしょうけど。。) よろしくお願いいたします。
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- semikuma
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私も詳しいことは知りませんが、仕事上必要なので調べてみました。 (1)そもそもNdの役割は何でしょうか? YAGレーザにおける「発光中心」、つまり反転分布と誘導放出の核となる準位を作るようです。 http://www.ims.ac.jp/events/2006/060412.html http://www.optronics.co.jp/lex/detail.php?id=6454 (2)市販のNd:YAGレーザーは、YAG単結晶育成過程のYAG融体にNdをいれ固めたものと考えてよいのでしょうか? 違うようです。従来のYAGはチョクラルスキー法などで単結晶を育成していましたが、セラミックYAGは最初から固相で焼結しているようです。 (3)Ndはどのような状態で存在しているのでしょうか? Yの一部を置き換えているそうです。 http://www.jaist.ac.jp/ms/labs/mizutani/qa/qa5/laser.html