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小学校の英語教育
はじめまして。日本で私立・国公立を問わず小学校から日本語しか使えない生徒のみを対象に英語教育を実施して、成功している例はあるのでしょうか? ついぞテレビや新聞や週刊誌でそのような成功話に接したことがないのです。戦前にも私立の小学校で英語教育を実施していた例があると聞きましたが、成功したという話も失敗したという話も聞いたことがありません。効果あるならその成功例が報道されてもいいはずですがね。結局失敗して成功した例がないのでは. . . . と疑っています。
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おっしゃる意味の「成功」よりも「失敗」の方があまりにも多いので,話題にもならない常識になっているのです.大体の皆さんが現状を知っていて仕方ないと思っているのです. 原因は,日本人ネイティブが日本語で,日本独自の日本英文法を強制しながら英語を教えているからです.日本の英語教育は強大な文化を作っています. No.2 さんのおっしゃる「しゃべるばかりが「語学の成功」ではない」とする方々の方が,日本では圧倒的多数だからです.また,国内では翻訳者の労力もあり,歴史的にも「話す英語が要らない」社会になっていますからね. 小学校から正規のカリキュラムで英語を教えても,さらに幼稚園からに拡大したとしても,結果は同じでしょう.日本特有の英語教育をネイティブ日本人が担当する仕組みは変わりませんから. 「日本語しか使えない生徒」に日本語は話すけれど英語は話せない日本人英語教師が教える英語は,空想的な「第三の英語」であって,話すことは含まれていません.しかし,これは成功の扱いでしょうね.
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- taked4700
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今は、または、日本においては江戸時代中期ぐらいから、教育は大衆に対するものでした。そう言った教育では、生活に結びついた、生活の中で実践できるものしか、知識を身につけたり、技術を活用することは出来ないのです。 大人の内、何パーセントの人が、高校時代にやった微分方程式を、今、解けるでしょう。大人の内、何パーセントの人が、小学校でやったはずの都道府県の県庁所在地を全て言えるでしょう? 英語も同じで、日常生活で使う場面があれば、何も、学校教育でやら無くても、多くの人が使えるようになりますよ。 学校教育がうまく行っていない面は多々あると思います。でも、こういった形での英語教育批判は、的外れであると、以上の理由で思います。
お礼
回答ありがとうございます。 微分の方程式が溶ける人は少ないでしょうけど、県庁所在地は群馬県と 滋賀県と三重県と愛媛県が特に正解率が低いのではないでしょうか
- IXTYS
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私は1948年に小学校に入りました。 60年前になります。 中学は国立大学の付属中学。 小学校から持ち上がって来た友達は5年生から英語をやっていました。 それでも一年の終わりには追いついていました。 私たちは小4からローマ字を習いました。 しっかりと筆記体が書けるようになって、中学に入ったので、英語の勉強が楽でした。 私は先生が読む英語をすらすらと筆記体でメモが出来ました。 友達はみんなびっくりしていました。 それほどすらすら筆記体で書ける友達はいなかったのです。 英語を勉強する前にローマ字はしっかり覚えて欲しいと思っています。 特に筆記体は練習して欲しい。 英語の勉強にとても役に立ちます。 小学校で英語を勉強するなら、スペルは確実に覚えて欲しい。 私たちは授業の最初の5分は英語の単語書き取りのテストでした。 採点は自分でやるのであまり気を使わずに出来ました。 必ずスペルテストと決めておけば、生徒は準備するものです。 最初は《テスト》と聞くと嫌がる生徒は必ずいます。 それでも押し切ってやって欲しい。 必ず大きな成果に結びつくからです。
- ucok
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私も#1さんにまったくもって賛成で、また、小学校時代の教育がどう実るかは、その子が成人してみて、あるいは社会に出たり、老齢になって初めてわかるかわからないか、だと思うのです。 それを前提に申しますと、外国人宣教師が創設したような小学校では、古くから生徒が外国人や外国語に親しんでいました。なので、あえて事例を探すとしたら、伝統のあるミッション・スクールの学校の卒業生などを観察してみてはどうでしょう。 ただ、そういう学校の同じクラスで育っても、英語がペラペラになる生徒もいれば、うまくしゃべれないまま終わる生徒もいます。とはいえ、優秀な通訳や翻訳家に育った卒業生の回想などを見聞きするにつけ、学校時代の特殊な環境が功を奏していたのは、ある程度、事実のようですし、一方では、#1さんの繰り返しになりますが、しゃべるばかりが「語学の成功」ではありません。
お礼
回答ありがとうございます。
- hukuponlog
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何をもって「成功」とするか,という評価規準(目標)と評価基準(判断基準)が明確でないと,誰も答えを出せません。 例えば,「外国の文化に接する」とか「異文化体験をする」というのが評価規準であれば「成功」している学校はいくらでもあるでしょう。逆に「ネイティブ並に会話ができる」という評価規準であれば,大学だって「成功」している事例など外大くらいなものでしょう。 要は,今日の日本の状況や世界の状況を踏まえて,小学生を対象に外国語(実際には英語)を教える場合,どのような目標を立てるか,という議論をしないとダメだということです。 23年度実施の新学習指導要領では ・積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成 ・外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませる ・コミュニケーション能力の素地を養う というのが目標になっています。別に「英語を話せること」が目標ではありません。上記の目標なら「成功」する学校はいくらでも(と言っては言い過ぎかな?)あるのではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。