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心理学の質問です。
こんにちは。早速質問させていただきます。 例えば私は日ごろからAさんを嫌っていたとします。 で、クラスの中で盗難事件が発生しました。 私は根拠もほとんどないのに嫌っていたことから 何だかAさんを疑ってしまう、という事ってありますよね? そういうのって心理学的に名称とかありますか? もしあれば名称と、それについて詳しく知れる本なども ご存知でしたら是非教えていただきたいです。
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こんばんは、早速回答させていただきます。 フロイトの娘、アンナ・フロイトが見つけ出した心の仕組みに 『防衛機制』というものがあります。 防衛機制は、欲求不満などの状態で、適応が出来ないときの不安が 動機となって(行動・考えに)現れる、再適応のメカニズムです。 その再適応のメカニズムのひとつに、「合理化」があります。 「合理化は」この場合、「私はAさんが嫌いだ。」が、 理由をこじ付けられて歪められていることを言います。 「私がAさんを嫌いなのは、Aさんが正しい人ではないからだ…」この裏には、 「私は立派で正しい人間だから、そうでないAさんが嫌いなのだ。」と 言う合理化(こじ付け)が潜んでいます。 この合理化を元に、「Aさんは人のモノを盗むような人だ。」と考えます。 想像は、もっと進むと「Aさんが人のモノを盗んだに違いない」と 現実をねじ曲げて行きます。 防衛機制を最初に書いた本としては、アンナ・フロイトの 『自我と防衛機制』『ハムステッドにおける研究』岩崎学術出版社などがあります。
お礼
ご回答ありがとうございます! 早速紹介していただいた本を読んでみます。 本当にありがとうございました^^