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剣道ではどうして肩を打っても無効?

 剣道ではどうして肩を打っても無効なのでしょうか。いわゆる「袈裟斬り」というのは、真剣ならばごく当たり前の刀法です。  肩に厚い防具をつければ危険性もないし、理解できません。  また、「胴突き」が無効なのも納得いきません。

みんなの回答

  • PEPSI
  • ベストアンサー率23% (441/1845)
回答No.2

「危険」だからです。 危険な技を容認していくとケガが増えますから。 K-1では金的は反則をとられますし、ボクシングでも上半身以外にパンチを当ててはいけません。 「肩に防具を」・・・なら剣道にこだわらずスポーツチャンバラでもいいんじゃないですか?

noname#3096
質問者

補足

 いえ、別に「剣道に肩打ちを取り入れろ」と主張しているわけではなく、歴史的になぜそうなったのか、が非常に疑問なのです。  肩打ちは危険でしょうか? 防具がなければ鎖骨を折りますから危険ですが、肩を厚いパットで被えば(アメフトのように)別に危険はないのでは?  喉への突きの方がはるかに危険ではないのでしょうか。(別に禁止しろという主張ではありません)

回答No.1

アメリカで武道を教えている者です。 剣道は武道ではないからです。 ルールに縛られた競技なのです。 競技にはその競技のルールがあります。 ルールに基づいて試合をするか、新しい競技を作るしかないのですね。 「袈裟斬り」は剣道で認められた技ではないと言う事です。 武道としての刀なの使い方で剣道と言う競技を較べる事はできないと言う事ですね。 「真剣」の事ですが、余談になりますが、相手を倒す、殺す為なら、相手のどこでも真剣出来ればいいのです。 戦場での戦いで、目を突いても良いし、腕を切り落としても良いし、腿を突いて、膝が落ちた時に首をはねる、と言う事なども、出来るわけです。 これでいいでしょうか。 分からない点がありましたら、補足質問してください。

noname#3096
質問者

補足

 ありがとうございました。 「スポーツだから」というのはわかるのですが、剣道は別に戦後に生まれたものではありませんよね。 肩を打たなくなったのは、「スポーツ」という考え方が浸透した戦後のことなのでしょうか?  面,胴,小手の防具や竹刀というのは、ずいぶん古くから、江戸時代の初期から存在するものと聞いています。また、それらの防具を積極的に使って稽古に取り入れたのは、幕末の北辰一刀流・千葉周作であるとも聞いています。  幕末,明治,大正,昭和初期と、日本は常に外国からの脅威におびえ、富国強兵策を推し進め、次々と戦争を行っていたはずです。もちろん西南戦争などの内戦もありました。  また、実戦で本当に役に立ったかどうかはともかく、陸軍兵士は皆、腰に軍刀を下げて戦場に赴いたはずです。軍隊でも剣道は盛んに訓練されていたはずです。  つまり、終戦以前の剣道家の頭には、常に「実戦」が想定されていたのではないでしょうか。だとすれば、例えば鉄のヘルメットを被った敵に面打ちなんて無意味であり、袈裟斬りの方が実戦的でしょう。突きも胴を突いた方が外れがないのでは…。  というわけで、実戦的刀法のイロハのイである「袈裟斬り」が消えたのはなんとも納得がいかないのです。

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